【乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X】テレビアニメ放送!あらすじ・登場人物・声優情報を紹介!

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山口悟さんによる人気ライトノベル作品『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』。乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」の悪役令嬢に転生してしまった主人公が、自身の破滅エンドを阻止するべく尽力する様が描かれます。そんな本作のテレビアニメ第2期『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』についてご紹介していきます!

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目次

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』とは?

「はめふら」の略称で知られる『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は、山口悟(やまぐち・さとる)さんによるライトノベル作品。2014年7月から2015年3月にかけて小説投稿サイト「小説家になろう」にて本編が連載され、その完結後に2015年から一迅社文庫アイリスから文庫版の刊行が開始されました。「小説家になろう」に連載された内容は文庫版第2巻までで、事実上の第1部はそこで完結。第3巻以降は主人公が破滅エンドから脱却した後の出来事が描かれた実質上の第2部で、新規書き下ろしの内容になっています。

2021年7月時点で、シリーズ累計発行部数は500万部を突破。いわゆる「悪役令嬢もの」と呼ばれるジャンルに含まれた作品で、そのジャンルの代表作の1つに数えられます。2017年10月号から一迅社発行の月刊漫画雑誌「コミックZERO-SUM」にて、文庫版のイラストを担当するひだかなみさんによるコミカライズ作品が連載開始。

2019年から2021年にかけては、Webコミック配信サイト「ゼロサムオンライン」にてスピンオフ漫画『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…絶体絶命!破滅寸前編』がnishiさんによって連載されました。スピンオフ作品の方は本編とは異なり、「破滅」まで残り1年を切ってしまった15歳の時点で記憶を取り戻した正に崖っぷち状態の主人公の奮闘が描かれています。

物語のあらすじ

物語の舞台は、剣と魔法の中世ヨーロッパ風の世界。クラエス公爵家に生まれた8歳の少女・カタリナ・クラエスは、高貴な家柄と父親による溺愛からわがままで高慢な性格に育ちつつありました。ある日、転倒して額を強打したことをきっかけに、前世の自分が交通事故で亡くなったオタク女子高校生であったことを思い出したカタリナは、ここは前世の自分がプレイしていた乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』の世界で、自分が転生したカタリナはそのゲームで主人公の敵役であった悪役令嬢であったことに気がつきます。

『FORTUNE・LOVER』でカタリナに用意されていた結末は、ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで死亡してしまうものでした。ゲームの舞台となるのは7年後の魔法学園であったものの、穏やかな老後を送りたいカタリナは自分に用意された「破滅エンド」を回避するべく、この時点から全力を注ぐことを決意します。そして、「破滅エンド」へと繋がる危険なフラグをへし折ることに注力するなかでカタリナは周りの者たちをコンプレックスや孤独から救い出し、本人自身はまったく無自覚なまま好意を寄せられていくことになるのです。

2021年7月より『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』テレビアニメ放送!

2020年4月から6月にかけてテレビアニメ第1期が放送されたあと、2021年7月より待望の第2期『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』が放送! アニメーション制作を担当するのは、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』や『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件』などで知られる「SILVER LINK.」。

第1期から続いて、『みだらな青ちゃんは勉強ができない』の監督や『すのはら荘の管理人さん』の助監督で知られる井上圭介(いのうえ・けいすけ)さんが監督を、『KING’s RAID 意志を継ぐものたち』や『Butlers 千年百年物語』のシリーズ構成で知られる清水恵(しみず・めぐみ)さんがシリーズ構成を担当します。

テレビアニメ第1期は主人公のカタリナ・クラエスが前世の記憶を思い出してから見事に破滅フラグを回避するまでのエピソードが描かれ、第2期ではそれ以降の登場人物たちのエピソードが描かれます。また、原作とは違ってテレビアニメ版はほぼカタリナの視点で物語が進むため、本編を補完する形で彼女以外のキャラクターの視点を描いたボイスドラマもYoutube上で公開されています。

OPテーマ曲「アンダンテに恋をして!」を担当するのはangela(アンジェラ)

テレビアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』のOPテーマ曲「アンダンテに恋をして!」を担当するのは、music wonder circusに所属する音楽ユニット「angela(アンジェラ)」。メンバーは、ボーカルのatsuko(アツコ)さんと、ギター・キーボードのKATSU(カツ)さん。元は岡山県で別々にバンド活動をしていましたが、個々に音楽を志して上京して意気投合し、「angela」を結成。2000年から路上ライブ活動を始めてファンを増やし、2003年に発売されたシングル「明日へのbrilliant road」でメジャーデビューを果たしました。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』の「アンダンテに恋をして!」以外にもさまざまなアニメ作品の主題歌を担当しており、これまでにテレビアニメ『蒼穹のファフナー』のOPテーマ曲「Shangri-La」やEDテーマ曲「Separation」、テレビアニメ『アスラクライン』のOPテーマ曲「Spiral」やEDテーマ曲「Link」、テレビアニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』のEDテーマ曲「僕じゃない」などを担当。「アンダンテに恋をして!」は作詞をatsukoさん、編曲をKATSUさん、作曲を両者共同で担当しています。

EDテーマ曲「give me ♡ me」を担当するのは蒼井翔太(あおい・しょうた)さん

テレビアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』のEDテーマ曲「give me ♡ me」を担当するのは、本作のメインキャラクターのジオルド・スティーアート役を担当する蒼井翔太さん。ヤマハ音楽振興会の「TEENS’ MUSIC FESTIVAL」に出場した際、その大会の県大会および東海北陸地区大会でグランプリを受賞し、全国大会に進出。倖田來未(こうだ・くみ)さんの「1000の言葉」を歌ったこの大会をきっかけに歌手を目指し、2006年に「SHOWTA.」名義でリリースしたシングル「願い星」でメジャーデビューを果たしました。

その後、2010年より「蒼井翔太」の名義で活動を開始し、2013年にデビューミニアルバム『ブルーバード』をリリース。テレビアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』のEDテーマ曲「give me ♡ me」以外にもさまざまなアニメ作品の主題歌を担当しており、これまでにテレビアニメ『この音とまれ!』第1クールOPテーマ曲「Tone」や第2クールOPテーマ曲の「Harmony」、テレビアニメ『初恋モンスター』のOPテーマ曲「イノセント」、テレビアニメ『フューチャーカード バディファイトDDD』のOPテーマ曲「DDD」などを担当。

テレビアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』のEDテーマ曲となった「give me ♡ me」に関しては、作詞をAAAの「Break Down」やKinKi Kids の「夢幻ノスタルジー」などで知られるleonn(レオン)さんが、Kis-My-Ft2の「Kis-My-Venus」やNEWSの「TEPPEN」などで知られる日比野裕史(ひびの・ひろふみ)さんが作曲を担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その1:主人公 カタリナ・クラエス

カタリナ・クラエスは、本作の主人公。茶色のロングヘアにややつり上がった水色の瞳を持った少女で、本人曰く「悪役顔」のきつめの顔立ちをしています。ソルシエ王国のクラエス公爵家に生まれた長女で、学力と魔力は並以下ですが、運動神経は良い様子。魔力は土。元はカタリナの前世の世界で発売された乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」の主人公のライバルキャラクターで、高慢ちきでわがままな性格の持ち主。「I」では主人公の邪魔や嫌がらせを繰り返し、どのルートでも、トゥルーエンドでは身分を剥奪されて国外追放となり、バッドエンドでは主人公を守るために殺害される運命にありました。

前世は日本の一般的な家庭で育った女子高校生で、木登りが得意で「野猿」というあだ名がつけられるほどの野生児でした。親友の佐々木敦子(ささき・あつこ)と出会ってから小説やゲームなどの趣味も持つようになり、ネタバレを避けながら彼女に攻略情報を教わりつつ『FORTUNE・LOVER』を進めていましたが、ジオルドルートを攻略した翌朝に交通事故に遭って死亡しました。

8歳の頃に石につまずいて頭をぶつけたことをきっかけに前世の記憶を思い出したカタリナは、自分が前世でプレイしていた『FORTUNE・LOVER』に登場する悪役令嬢カタリナ・クラエスに転生したこと、そして最終的に破滅エンドを迎えることに気がつきます。それを回避すべく、破滅フラグを未然に防いだり、あるいは破滅フラグにあたった場合の対策のために行動するようになります。特に重要事項に関しては、脳内の複数人のカタリナによる会議(通称「カタリナ脳内会議」)を開いて判断しています。

記憶を取り戻してからは前世の自分寄りの性格となり、優しく気さくで朗らかな人柄と貴族とは思えないような振る舞いで、無自覚に周囲の人々を惹きつけていき、本来であればゲームの主人公の攻略対象であるはずのキャラクターやライバルキャラクター、果てはゲームの主人公すらも次々とタラシこんでいくことことから周囲からは「天性の人タラシ」とも思われています。その一方で、破滅を回避することを目標としているために他者との恋愛を意識しておらず、全く恋愛に縁のなかった前世や悪役のカタリナが好かれるはずがないという思い込みもあって、他者からの好意に鈍感すぎて気づかないことが多くあります。

破滅エンドへの対策の一環として、土の魔法の訓練として農業を始めたり、ジオルド・スティアートの苦手なヘビのオモチャを持ち歩いたりするなど、傍目から見れば貴族の令嬢としては考えられないような奇行に走ることもあり、母のミリディアナから度々叱られています。後に魔力を鍛えることと畑作りは何も関係がないことが判明しましたが、もしも国外追放となってしまった場合に自給自足をしていくための手段およびやっているうちに楽しくなったのでただの趣味として続けています。

カタリナ・クラエスの声優は内田真礼(うちだ・まあや)さん

そんなカタリナ・クラエスの声を担当するのは、アイムエンタープライズに所属する声優・俳優・歌手の内田真礼さん。「まややん」や「まれいたそ」といった愛称で知られています。1989年12月27日生まれで、出身は東京都。身長155cmで、血液型はA型。趣味に食べ歩きを挙げています。幼い頃から憧れていたビデオゲームのキャラクターを演じてみたい、誰かに演技で希望を届けてみたいという想いから声優を志し、日本ナレーション演技研究所研修科在籍中の2009年にOVA『ぼく、オタリーマン』の結婚式司会役と後輩〈女〉役で声優デビューを果たしました。

2012年に放送されたテレビアニメ『さんかれあ』の散華礼弥役で初主演を飾り、同年から放送を開始したテレビアニメ『中二病でも恋がしたい!』のメインヒロイン・小鳥遊六花役で声優としてのブレイクを果たしました。その他にもこれまでに、『約束のネバーランド』のノーマン役、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の神崎蘭子役、「ご注文はうさぎですか?シリーズ」のシャロ役などを担当。実弟は、『呪術廻戦』の伏黒恵役や『フルーツバスケット』の草摩夾役などで知られる同事務所所属声優の内田雄馬(うちだ・ゆうま)さん。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その2:ソルシエ王国の第三王子 ジオルド・スティアート

ジオルド・スティアートは、ソルシエ王国スティアート王家の第三王子。金髪碧眼の美男子で、第一王子のジェフリーと第二王子のイアンの弟、第四王子のアランの双子の兄にあたります。魔力は火で、唯一の弱点はヘビ。カタリナの前世の世界で発売された乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」の「Ⅰ」と「Ⅱ」の攻略対象キャラクターの1人で、8歳の頃にカタリナ・クラエスと衝突して額に怪我を負わせてしまったことをきっかけに、その責任を取る形で彼女と婚約することになりました。

爽やかな笑みと人当たりの良さ、そして何でも卒なくこなせる完璧超人っぷりから「理想の王子様」扱いされていますが、実際は腹黒でドSな性格の持ち主。面倒な貴族社会で退屈な日々を送っていましたが、魔法学園で迷子になっていたゲームの主人公が自分の現在位置を確かめるために木に登っているところに通りかかり、興味を引かれて親密な関係を築いていくようになりました。

婚約者のカタリナのことは他の令嬢を追い払うための防波堤くらいにしか思っていませんでしたが、彼女の存在がゲームの主人公との恋愛の妨げとなります。ジオルドルートでハッピーエンドを迎えると、カタリナのこれまでの悪事を公にして国外追放にした上でゲームの主人公と結ばれますが、バッドエンドを迎えるとゲームの主人公を守るためにカタリナを斬殺し、その罪悪感からゲームの主人公と疎遠になってしまいます。

カタリナが前世の記憶を取り戻した本編では、カタリナに怪我を負わせたことをきっかけに婚約をする点は変わらないものの、その怪我をした出来事を境にそれまでわがままで高慢な令嬢とばかり思っていたカタリナがまるで人が変わってしまったような言動をし始めたことに興味を覚え、彼女と共に時を過ごすなかで予測不可能な言動ばかりをする彼女に好意を寄せていくようになります。将来は必ずカタリナを自分の妃にしたいと思っていますが、当のカタリナからは本気にされておらず、さらに他の者たちから邪魔をされるなど、色々と苦労している様子です。

ジオルド・スティアートの声優は蒼井翔太(あおい・しょうた)さん

そんなジオルド・スティアート役を担当するのは、株式会社Sに所属する声優・歌手・舞台俳優の蒼井翔太さん。「しょーたん」や「しょーたそ」といった愛称で知られています。1987年8月11日生まれで、出身は福井県。身長174cmで、血液型はB型。2011年に発売されたゲーム『Black Robinia』の鑑識役で声優デビューを果たし、同年に放送されたテレビアニメ『君と僕。』の松下隆之介役でアニメデビューを果たしました。

その他にもこれまでに、「KING OF PRISMシリーズ」の如月ルヰ役、「フューチャーカード バディファイトシリーズ」の黒渦ガイト役、『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』の美風藍役などを担当。中性的なハイトーンボイスと容姿が特徴的で、かつては自分の女性のように高い声にコンプレックスを抱いたこともありましたが、声優や歌手の仕事を通して自分の声に自信を持てるようになりました。

かつて『美少女戦士セーラームーン』に登場するフィッシュ・アイ役を男性声優の石田彰(いしだ・あきら)さんが女性のような声で演じていたことに衝撃を受けて声優という職業を意識するようになりましたが、そこから長い時が流れた2020年に公開された『劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal』では、蒼井翔太さんがそのフィッシュ・アイの声を担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その3:カタリナの義弟 キース・クラエス

キース・クラエスは、カタリナ・クラエスの義理の弟。亜麻色の髪と青い瞳を持った色気溢れる美青年で、カタリナと年齢は同じですが、誕生日が遅いことから弟とされています。魔力は土。カタリナの前世の世界で発売された乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」の「Ⅰ」と「Ⅱ」の攻略対象キャラクターの1人で、クラエス公爵家の分家であるコールマン子爵家の当主と娼婦(アニメ版では愛人)との間に生まれ、その出自からコールマン子爵家では実父や義母、異母兄弟から疎まれて育ちました。

カタリナとジオルドの婚約が決まったあと、魔力の高さを見込まれて次期当主としてクラエス家に養子として引き取られましたが、その容姿が当主のルイジの若い頃に似ていたことからルイジの不義の子ではないかと疑った義母のミリディアナに冷遇され、さらに突然できた義弟のことを嫌った義姉のカタリナからもいじめられるようになりました。その反動から愛されることを求めて様々な女性と浮名を流す遊び人に成長し、魔法学園ではもの珍しさを理由に平民出身のゲームの主人公にちょっかいを出したものの、次第に優しい彼女に好意を抱くようになりました。

彼のルートではジオルドルートと同じくカタリナがライバルキャラクターとして立ちはだかり、ハッピーエンドではカタリナの悪事を暴いて国外追放した上でクラエス公爵家を出てゲームの主人公と結ばれますが、バッドエンドではカタリナによる嫌がらせからゲームの主人公を守りきれなかった絶望から、魔法でカタリナを殺害した後に行方不明となります。

本来はカタリナの最も身近な破滅フラグになるはずでしたが、カタリナが前世の記憶を取り戻した本作では、キースの孤独が破滅の遠因になるのなら元から孤独にしなければよいという結論と、弟か妹ができたら可愛がりたかったという前世からの願いから、クラエス家に引き取られた後にカタリナから実の弟のように可愛がられるようになり、さらに義母のミリディアナの誤解も解けたことで、迂闊なところもある実子のカタリナ以上に息子として信頼を置かれるようになりました。

ゲームとは違って幸せな家庭に恵まれたことで真面目で誠実な好青年へと成長し、自分を孤独から助け出してくれた義姉のカタリナに対して恋愛感情を向けるようにもなりました。次期公爵ということで結婚候補は引く手数多ですが、カタリナへの想いが強いために特定の婚約者はできていません。婚約者であるジオルドにカタリナを渡すつもりはまったくなく、ジオルドがカタリナにアプローチをかけようとした際は危険を察知してすぐにかけつけますが、キース自体は奥手なために一線を越える勇気を出せず、さらに鈍感なカタリナからは大事な弟としか見られていないために頭を悩ませています。

キース・クラエスの声優は柿原徹也(かきはら・てつや)さん

そんなキース・クラエスの声を担当するのは、Zynchroに所属する声優の柿原徹也さん。2013年に設立された同社の代表も務めています。愛称は「カッキー」や「てとぅーや」。1982年12月24日生まれで、出身はドイツのデュッセルドルフ。身長169cmで、血液型はAB型。趣味・特技は、バイク・手品・社交ダンス・スノーボードなどです。日本が世界に誇るアニメ文化に関わる仕事をしたいという想いから声優を目指して来日し、2002年に発売されたOVA『戦闘妖精雪風』のエコー2役で声優デビューを果たしました。

2007年に放送されたテレビアニメ『天元突破グレンラガン』のシモン役を演じたことで広く人気を獲得し、その後も『鉄のラインバレル』の早瀬浩一役や『テイルズ オブ ハーツ』のシング・メテオライト役などの主要な役を演じたことで声優としての地位を確立しました。その他にもこれまでに、『FAIRY TAIL』のナツ・ドラグニル役、『マギ The kingdom of magic』の練紅覇役、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のケイン・フュリー役などを担当。語学が堪能なことから、「魔法少女リリカルなのはシリーズ」ではドイツ語デバイスの声を複数担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その4:ソルシエ王国の第四王子 アラン・スティアート

アラン・スティアートは、ソルシエ王国スティアート王家の第四王子。銀髪碧眼の野性的な魅力を持った美男子で、第一王子のジェフリーと第二王子のイアンの弟、第三王子のジオルドの双子の弟にあたります。魔力は水。カタリナの前世の世界で発売された乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」の「Ⅰ」と「Ⅱ」の攻略対象キャラクターの1人で、生まれつき病弱で母や乳母に溺愛されて育ったために双子の兄のジオルドとはほとんど関わることがなく、身体が丈夫になってからは全てにおいてジオルドが自分を上回ることに強いコンプレックスを抱いていました。

婚約者は、ハント侯爵家の令嬢であるメアリ・ハント。彼女の育てた中庭の花々の美しさを目にした際、メアリの手を植物を育てる特別な才能を持った「緑の手」と絶賛して自信を与えたことで、彼女から好意を抱かれるようになりました。魔法学園では、ジオルドと同じく自分よりも好成績を上げるゲームの主人公をライバル視しますが、次第にありのままの自分を受け入れてくれる彼女に好意を抱くようになります。アランルートではカタリナが関わることはなく、最終的にはゲームの主人公と結ばれるか、婚約者のメアリと結ばれるかの幸福な2択が待っています。

カタリナが前世の記憶を取り戻した本作では、アランと婚約する前のメアリとカタリナが出会った際、ゲームのアランの台詞だということを忘れてしまっていたカタリナがメアリの手をほぼそのまま「緑の手」と表現したことでメアリから好意を向けられてしまい、その結果、自分の婚約者になったにもかかわらずいつもカタリナの話ばかりしてくることに我慢できなくなったアランが、自らクラエス公爵家に押しかけてカタリナに対して文句を言いにくることになりました。

メアリがカタリナの話ばかりするのはアランの話がつまらないからだと、真っ向からそれに反論してきたカタリナに怒ったアランは、勝負を申し込みます。その結果、カタリナから提案された木登り勝負で惨敗続きになりましたが、いつしか自分のことを真っ直ぐに見つめ、いつも自分と本気の勝負をしてくれる彼女と一緒にいることが楽しくなり、当初の目的も双子の兄の婚約者であることすらも忘れて共に時を過ごすようになりました。

その後、カタリナとピアノの勝負をした後に人には向き不向きがあることを指摘され、さらに完璧超人だと思っていたジオルドにもヘビを前にすると飛びのいてしまうような弱点があるとわかったことをきっかけに、冷えていた兄弟仲も改善していくようになりました。この時のカタリナの言葉をきっかけに、もともと好きだった音楽の才能も開花させています。自分の恋愛感情に鈍感で、カタリナに対する感情も悪ガキ仲間という認識しかありませんでしたが、カタリナが危機的な状況に陥ったことをきっかけに自分の恋心を自覚するようになりました。

アラン・スティアートの声優は鈴木達央(すずき・たつひさ)さん

そんなアラン・スティアートの声を担当するのは、アイムエンタープライズに所属する声優・歌手の鈴木達央さん。「たっつん」や「たつ兄」といった愛称で知られています。1983年11月11日生まれで、出身は愛知県岡崎市。趣味に読書・ゲーム動画の鑑賞を、資格に毛筆(五段)・硬筆(四段)を挙げています。元から好きだった海外ドラマ『特攻野郎Aチーム』に吹き替えがあると知った際にマイクの前での仕事に対して興味を抱き、2003年に放送されたテレビアニメ『DEAR BOYS』の石井努役で声優デビューを果たしました。

その他にもこれまでに、『東京リベンジャーズ』の龍宮寺堅役、『魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』のアノス・ヴォルディゴード役、「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ」の黒崎蘭丸役などを担当。妻は、テレビアニメ『鬼滅の刃』のOPテーマ曲「紅蓮華」やテレビアニメ『Fate/Apocrypha』2ndクールOPテーマ曲「ASH」などで知られる歌手のLiSA(リサ)さん。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その5:アスカルト伯爵家の長男 ニコル・アスカルト

ニコル・アスカルトは、アスカルト伯爵家の長男。若くしてソルシエ王国の宰相に就任したダン・アスカルト伯爵とラディアとの間に生まれた男性で、ソフィア・アスカルトの兄にあたります。魔力は風。黒髪に人形のように整った容姿をした美少年で、両親から受け継いだ魔性のオーラで人々を魅了しています。無口であまり感情を見せることがありませんが、それ故に情愛を含んだ囁きの効果は抜群。妹のソフィアのことをとても大切に思っていて、幼い頃から他人と異なる容姿を持つゆえに悪口を言われがちなソフィアのことを守っていました。

カタリナ・クラエスの前世の世界で発売された乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」の「Ⅰ」と「Ⅱ」の攻略対象キャラクターの1人ですが、前世のカタリナは彼のルートを攻略したことがなかったため、カタリナ関連を除いてゲーム内容と本編との間にどのような差異が生じているのかについては、他のメンバーに比べて不明な点が多くあります。前世のカタリナの親友であった佐々木敦子によれば、ニコルルートを攻略するにはライバルキャラクターとして登場するソフィアが鍵になるとのこと。

ニコルは両親と妹は自分にとって自慢の家族で、自分自身も幸せな人間だと思っていましたが、ソフィアのことに関して周囲から悪意のない同情や哀れみの念を向けられたことで、自分の気持ちを理解されることを諦めていました。カタリナが前世の記憶を取り戻した本作では、ソフィアのことを肯定したカタリナから「ニコル様は本当に幸せ者ですわね」と初めて自分の気持ちを理解されたことをきっかけに、彼女に対して好意を抱くようになりました。

カタリナをはじめとした他の主要登場人物よりも1歳年上で、カタリナが魔法学園に入学した頃は生徒会の副会長を務めていました。王国の宰相を務めている父親の立場もあって王族の者たちとも親交があり、第三王子のジオルド・スティアート、第四王子のアラン・スティアートとは友人関係にあります。自身の家の立場やカタリナの婚約者であるジオルドとの友情を考えてカタリナに対する好意は胸にしまっており、いつかは諦める必要があると思いながらも、割り切れずにいます。

ニコル・アスカルトの声優は松岡禎丞(まつおか・よしつぐ)さん

そんなニコル・アスカルトの声を担当するのは、アイムエンタープライズに所属する声優の松岡禎丞さん。「つぐつぐ」の愛称で知られています。1986年9月17日生まれで、出身は北海道帯広市。身長166cmで、血液型はO型。趣味に散歩・スノーボード・ジョギング・創作料理・歌唱を挙げています。2009年に放送されたテレビアニメ『東のエデン』にAKX20000役で出演して声優デビューを果たし、2011年に放送されたテレビアニメ『神様のメモ帳』の藤島鳴海役で初主演を飾りました。

声優としての知名度を一躍上げることになったのは、2012年に放送を開始したテレビアニメ「ソードアート・オンラインシリーズ」の主人公・キリト/桐ヶ谷和人役。その他にもこれまでに、『鬼滅の刃』の嘴平伊之助役、『アイドルマスター SideM』の御手洗翔太役、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のベル・クラネル役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その6:ハント侯爵家の令嬢 メアリ・ハント

メアリ・ハントは、クラエス公爵家の親戚にあたるハント侯爵家に生まれた令嬢。赤褐色の髪と大きな瞳が特徴的な美少女で、抜群のスタイルの持ち主。魔力は水。ハント公爵家の4姉妹の中では唯一後妻との間に生まれた娘であるため、3人の異母姉とはあまり容姿が似ていません。両親から愛されていたものの、メアリが5歳の頃に母親が病気で亡くなった後に父親が仕事で留守にしがちだったこともあり、3人の異母姉から日々容姿や母親の身分の低さなどに関する悪口を言われていじめられ、幼少期は自信を持つことができず、誰に対してもオドオドとするような気弱な性格をしていました。

カタリナ・クラエスの前世の世界で発売された乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」では、「Ⅰ」のアランルートのライバルキャラクターとして登場。自分の育てた中庭の花々の美しさを目にした婚約者のアラン・スティアートから、自分の手を植物を育てる特別な才能を持った「緑の手」と褒められたことをきっかけに自信を取り戻し、それ以来アランのことを心から慕うようになりました。彼に相応しい女性になるために努力を重ねた結果、「令嬢の中の令嬢」「社交界の華」などと称えられ、さらに気弱だった子ども時代から強かでしっかりとした性格にも成長しましたが、アランから向けられる感情はあくまで家族愛の域を出ないものに過ぎませんでした。

主人公の邪魔ばかりしていたゲームのカタリナとは違って、マナーと教養を兼ね備えた王子の婚約者として正々堂々とゲームの主人公に対峙しますが、ハッピーエンドでは最終的にゲームの主人公のことを認めてアランとの婚約を解消し、自ら身を引くことになります。バッドエンドでは当初の予定通りアランと結婚することになり、ゲームのカタリナとは違ってハッピーエンド・バッドエンド共に破滅を迎えるようなことにはなりません。

カタリナが前世の記憶を取り戻した本作では、アランと婚約をする前にハント公爵家で開かれたお茶会でカタリナと出会い、植物を育てる腕を見込んだカタリナから農耕に関する指導を頼まれ、不作であったカタリナの畑状況を見事に改善してみせました。その際に、ゲームのアランの台詞だということを忘れていたカタリナからその手を「緑の手」だと褒められ、それ以来、自信を取り戻すきっかけをくれたカタリナに対して想いを寄せるようになりました。

カタリナに恥じない令嬢となるべく努力を重ねた結果、こちらでも「貴族令嬢の鑑」と称えられるまでに成長。そのなかでカタリナに対する独占欲も肥大化し、彼女のことを遠い地に連れ去ってどこまでも逃避行をしたいと画策するまでになりました。婚約者のアランに対する恋愛感情はなく、時にカタリナの婚約者のジオルドを抑えるために彼のことを利用することも。彼に対して雑な扱いをすることもありますが、異性の中では彼に対する好感や信頼はあるようで、お互いにさっぱりとした丁度いい距離感を保っています。

メアリ・ハントの声優は岡咲美保(おかさき・みほ)さん

そんなメアリ・ハントの声を担当するのは、アイムエンタープライズに所属する声優・歌手の岡咲美保さん。「みぽりん」や「おみほ」という愛称で知られています。1998年11月22日生まれで、出身は岡山県。趣味はカラオケと漫画を読むこと、特技は書道とピアノ。書写技能検定硬筆2級と毛筆3級の資格を所持しています。

声優を目指したきっかけは、高校時代に「NHKのど自慢」に出場した際、『NARUTO -ナルト-』の日向ヒナタ役や『戦姫絶唱シンフォギア』の風鳴翼役などで知られる声優・歌手の水樹奈々(みずき・なな)さんの目の前で水樹奈々さんの曲「DISCOTHEQUE」を歌唱してチャンピオンとなり、水樹奈々さんと一緒に来ていたキングレコード取締役の三嶋章夫(みしま・あきお)さんから声優になるアドバイスを受けたこと。

2017年先行配信のテレビアニメ『アイドリッシュセブン』で声優デビューし、2018年に放送を開始したテレビアニメ『転生したらスライムだった件』のリムル=テンペスト役で初主演を果たしました。その他にもこれまでに、『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』のイヴェット・L・レーマン役、『モンスター娘のお医者さん』のメメ・ルドン役、『ウマ娘 プリティーダービー』の桐生院葵役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その7:アスカルト家の令嬢 ソフィア・アスカルト

ソフィア・アスカルトは、アスカルト家の令嬢。ソルシエ王国の宰相を務める父親のダン・アスカルト伯爵と母親のラディア・アスカルトとの間に生まれた長女で、ニコル・アスカルトの妹にあたります。魔力は風。真っ白な髪と肌、紅玉のような瞳を持つ美少女で、両親や兄からはあたたかな愛情を注がれていましたが、その特異な外見から周囲に「呪われた子」と呼ばれて忌み嫌われ、家に閉じこもりがちな生活を送っていました。

カタリナ・クラエスの前世の世界で発売された乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」には、「Ⅰ」のニコルルートのライバルキャラクターとして登場。前世のカタリナはニコルルートを攻略する前に亡くなってしまったため、そのルートの詳細は不明ですが、親友の佐々木敦子の情報によれば、ニコルを攻略する前に妹であるソフィアの攻略が必須であった模様です。

カタリナが前世の記憶を取り戻した本作では、人前に出る練習として王子主催の茶会に参加した際、貴族の子どもたちに捕まって心ない言葉をぶつけられていたところを、偶然そこに通りかかったカタリナによって助けられ、ロマンス小説という共通の趣味を通じて友達になりました。周囲から冷たい視線を向けられる自分の容姿を全く気にしないどころか、素敵だと褒めてくれたカタリナと共に過ごすなかで愛らしい笑顔を取り戻し、カタリナのことを強く慕うようになりました。

他の男性陣やメアリ・ハントと違ってカタリナに対する感情は”LOVE”というより”LIKE”に近く、他の者たちがカタリナを自身のパートナーにしたいと思う一方で、ソフィアの場合はこれからも自分がカタリナの傍にいるために、兄のニコルとカタリナを結びつけて義妹の座に収まることを狙っています。そのため、カタリナに対して自慢の兄であるニコルの良さをアピールしたり、ひそかにカタリナに想いを寄せるニコルの背中を押したりなどしています。

ソフィア本人もカタリナも気づいていませんが、実は前世のカタリナの親友であった佐々木敦子が転生した姿。前世のカタリナから「あっちゃん」と呼ばれて慕われていた彼女は、前世のカタリナが突然亡くなったことに強いショックを受け、もしも生まれ変わるのことができるのなら、もう一度あの子と出会って友達になりたいと思っていました。前世の記憶を取り戻したカタリナとは違って、ソフィアには前世の記憶はなく、一種の憑依的な状況として敦子との二重人格状態にあります。目を覚ましたらもう覚えてはいませんが、親友を失ったときの悲しみの記憶を悪夢としてみている模様です。

ソフィア・アスカルトの声優は水瀬(みなせ)いのりさん

そんなソフィア・アスカルトの声を担当するのは、アクセルワンに所属する声優・歌手の水瀬いのりさん。「いのりちゃん」や「いのりん」という愛称で知られています。1995年12月2日生まれで、出身は東京都。身長154cmで、血液型はB型。趣味におさんぽ・ジョギングを挙げています。子どもの頃からアニメに親しむなかで、『美少女戦士セーラームーン』のセーラーヴィーナスや『名探偵コナン』の毛利蘭に憧れたことをきっかけに声優を目指しました。

2010年に開催されたソニー・ミュージックアーティスツ主催のオーディション第1回「アニストテレス」にてグランプリを獲得したあと、同年に放送されたテレビアニメ『世紀末オカルト学院』に岡本あかり役として出演し、声優デビューを果たしました。その後、2013年に放送されたテレビアニメ『恋愛ラボ』の棚橋鈴音役で初レギュラー出演すると共に注目を集め、「ご注文はうさぎですか?シリーズ」のチノ役や『心が叫びたがってるんだ。』の成瀬順役役などで高い評価を受けました。その他にもこれまでに、『五等分の花嫁』の中野五月役、『Re:ゼロから始める異世界生活』のレム役、『戦姫絶唱シンフォギアシリーズ」のキャロル・マールス・ディーンハイム役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その8:『FORTUNE・LOVER』の主人公 マリア・キャンベル

マリア・キャンベルは、カタリナ・クラエスの前世の世界で発売された乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」の本来の主人公。金髪碧眼の正統派美少女で、カタリナが前世の記憶を取り戻した本作でも準主人公兼ヒロイン的なポジションにあります。この世界で魔法の力を発現するのは貴族が圧倒的に多く、彼女は平民出身でありながら希少で強い光の魔力を発現させたことから、現在のソルシエ王国では「最も特別な女の子」と呼ばれています。

「FORTUNE・LOVERシリーズ」の「I」では、平民出身且つ光の魔力を使用できる希少な人物ということもあって魔法学園の中では目立つ存在となっています。優しく前向きな性格の努力家で、学業の成績も優秀。それぞれのルートに登場するライバルキャラクターと対峙することになりますが、特に悪役令嬢のカタリナ・クラエスからは犯罪まがいの酷い仕打ちを受けていました。

幼少期は両親と一緒に暮らしていましたが、光の魔力を発現させたことを理由に周囲から貴族との間に生まれた不義の子なのではないかとあらぬ誤解をされ、後ろ指をさされることを嫌った父親は家を出ていき、母親は笑顔をなくすようになりました。「いい子」でいれば幼少期の平穏な暮らしを取り戻せるのではないかと願って、勉強や家事などで努力を重ねてきましたが、何をしても「特別な子だから」としか思われず、同級生からも遠巻きにされていました。

魔法学園に入学してからは、身分差や優秀さゆえに彼女のことを快く思わない貴族たちから嫌がらせを受けていましたが、そこを本作の前世の記憶を取り戻したカタリナに助けられ、優秀なのはマリア自身が努力を続けてきたからだと気づいてくれた彼女に友達にならないかと誘われます。手作りのお菓子をいつも喜んでくれて、あれこれと構って孤独と心の傷を癒してくれた彼女と時を過ごすうちに、いつしか彼女のことを「ずっと傍にいたい人」として慕うようになりました。

他の者たちとは違って、カタリナの婚約者のジオルド・スティアートに対して正面切っての妨害こそしないものの、2人が結婚するとカタリナが自分の傍から離れてしまうという寂しさ自体はあるため、それとなく邪魔はしている様子。本来のゲームの主人公だけあってやはりヒロイン力は高く、やわらかくストレートな言葉選びで、とことん鈍いカタリナを赤面させることもあります。

マリア・キャンベルの声優は早見沙織(はやみ・さおり)さん

そんなマリア・キャンベルの声を担当するのは、アイムエンタープライズに所属する声優の早見沙織さん。「はやみん」や「みさお」という愛称で知られています。1991年5月29日生まれで、出身は東京都。身長164cmで、血液型はAB型。趣味に音楽鑑賞・映画鑑賞・ピアノ・料理を、特技に歌唱を挙げています。小学生の頃にオードリー・ヘプバーンさん出演の映画を吹き替えで鑑賞していた際、映像の動きと吹き替えの声が特に違和感がなくフィットしていたことに衝撃を受け、それをきっかけに声優を志すようになりました。

声優としての初仕事は、2007年に発売されたドラマCD『こはるびより マニアックス CD1』の御堂菫役。アニメデビューを果たしたのは、2007年に放送されたテレビアニメ『桃華月憚』の川壁桃花役でした。透明感のある柔らかな質感の声が特徴的で、その他にもこれまでに、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の高垣楓役、『魔法科高校の劣等生』の司波深雪役、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 (2020)』のレオナ役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その9:ディーク侯爵家の子息 シリウス・ディーク/ラファエル・ウォルト

シリウス・ディークは、ディーク侯爵家の子息。赤毛と灰色の瞳が特徴的な美少年で、子犬のように愛らしい雰囲気の持ち主。ディーク侯爵家はアスカルト伯爵家の遠縁のため、ニコル・アスカルトや彼の妹のソフィア・アスカルトとは親戚関係にあります。年齢は幼馴染でもあるニコルと同じで、カタリナ・クラエスよりも1つ年上。学問も魔力もトップの成績優秀者で、カタリナが魔法学園に入学した当時の生徒会長を務めていました。

物腰柔らかで人当たりが良く、生徒会長としての書類作業もお手の物。お茶を入れるのも得意で、彼が入れたお茶を口にしたカタリナからは「優しい味がする」と言われていました。愛好会の会員数がニコルに匹敵するほどに人気は高く、他の生徒会メンバーから慕われるカタリナに対して紳士的に振舞っていますが、時に彼女に対して不審な目を向けることもありました。

一見するとただのゲームのお助けキャラクターですが、実は乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」の「I」に登場する隠し攻略キャラクターで、カタリナが前世の記憶を取り戻した本作の第1部における実質的なラスボスにあたります。ゲームの彼のルートは、ハッピーエンドに繋がるように攻略しないと強制的に主人公および攻略対象、ライバルキャラクター全員が抹殺されてしまう最悪のバッドエンドに突入するというもの。前世のカタリナはその隠しルートを攻略する前に死亡したため、カタリナはシリウスが重要キャラクターだということに気づけませんでした。一方、前世のカタリナの親友であった佐々木敦子がこのルートをプレイ済みであったことが、後に重要な鍵となります。

彼の本名は「ラファエル・ウォルト」。ディーク侯爵と侯爵家のメイドとの間に生まれた子どもで、ディーク侯爵と侯爵夫人の子どもである本物のシリウス・ディークとは異母兄弟の関係にありました。シリウスは病弱で余命わずかな状態にあり、彼を生きながらえさせたいと思った侯爵夫人は、闇の魔法を利用して健康なラファエルの肉体にシリウスの魂を移し替えることを画策。父親と離れて暮らしていた9歳のラファエルは母親と共に拉致されたあと、母親は闇の魔法の儀式を行うための生贄として殺害され、ラファエルの肉体はシリウスの魂の器として利用されてしまうことになりました。

しかし、その結果は侯爵夫人の計画通りにはなりませんでした。本来であれば、ラファエルの意識と魂が消失した肉体にシリウスの意識と魂が移されるはずでしたが、ラファエルの肉体にラファエル自身の魂と意識は残ったままシリウスの記憶だけが移植され、シリウス自身は死亡してしまうことになりました。それ以降は、自分のことをシリウスだと思い込んでいる侯爵夫人の目を欺きながら、闇の魔法に取り憑かれて復讐の機会をうかがいながらシリウスを演じて生きてきたのでした。

予測不可能な行動ばかりするカタリナにその仮面を剥がされることを恐れて彼女の抹殺を企てましたが、ジオルド・スティアートたちの活躍とカタリナの説得を受け、復讐心と闇の魔法から解き放たれることになりました。その後は学園から去ることになりましたが、罪を償うための懲役を兼ねて魔法省に勤務することになりました。

ラファエル・ウォルトの声優は増田俊樹(ますだ・としき)さん

そんなラファエル・ウォルトの声を担当するのは、トイズファクトリーに所属する声優・俳優・歌手の増田俊樹さん。「ますとし」や「まっすー」などの愛称で知られています。1990年3月8日生まれで、出身は広島県呉市。身長176cmで、血液型はB型。趣味に料理や食べ歩き、ゲーム全般を、特技にゲームや水泳を挙げています。東京アナウンス学院放送声優科在籍中の2009年に「ミュージカル・テニスの王子様」の幸村精市役で俳優デビューを果たしました。

2011年に放送されたテレビアニメ『遊☆戯☆王ZEXAL』では神代凌牙役を担当し、声優デビューを果たすと共にテレビアニメ初レギュラーを獲得しました。テレビアニメ初主演を飾ったのは、2013年に放送されたテレビアニメ『サムライフラメンコ』の羽佐間正義役。その他にもこれまでに、『進撃の巨人』のポルコ・ガリアード役、『僕のヒーローアカデミア』の切島鋭児郎役、「イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印」の吉良ヒロト役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その10:クラエス公爵家のメイド アン・シェリー

アン・シェリーは、クラエス公爵家に仕えるメイド。ショートカットの茶髪を七三分けにした女性で、年齢はカタリナ・クラエスよりも8歳上。16歳の頃に当時8歳のカタリナ付きのメイドになりました。クラエス公爵家の遠縁にあたるシェリー男爵とそのメイドとの間に生まれ、かつては男爵家の離れにある小さな屋敷で生活をしていました。

けして反抗せずに父親である男爵に気に入られるように振る舞いなさいと、母親から言い聞かせられた通りに生きてきましたが、15歳の頃に発生した火事で母親を失うと共に自身も背中に大火傷を負ったことで、アンのことを政略結婚の道具としか見ていなかった父親から利用価値を失ったと判断され、シェリー男爵家を追い出されて当時メイドを募集していたクラエス家に行くことになりました。

カタリナ付きのメイドになった後も主人に逆らわず、主人に気に入られるように振る舞っていましたが、わがままで高慢な性格であったはずのカタリナは頭を打ったことをきっかけに前世の記憶を取り戻し、変貌。予測不可能な彼女の言動の1つ1つに振り回されるようになったアンは、カタリナに合わせるにはどうすればいいかがわからなくなり、いつしか本人すらも気づかないうちに封じ込められていた感情や意思がよみがえり、自分自身の考えで生み出した言葉でカタリナの破天荒な言動に物申すようになっていました。

その後、自分を見限ったはずの父親から、社交界で良い噂を聞いたことがなく、たくさんの愛人を囲っている親より年上の子爵との縁談を持ちかけられた際、政略結婚の道具として感情を封じた生活に逆戻りすることを恐怖しましたが、アンの事情を何も知らないままいかにアンが自分にとって必要な存在なのかを訴えたカタリナがそれを潰したことで、自分を人形から人間に戻してくれた人として、カタリナに深い感謝の念を抱くことになりました。普段はカタリナに対して表面上塩対応をすることもありますが、深い敬愛の念を持ってカタリナに仕えており、主人であるカタリナがどこへ行こうとついていき、支えていくつもりでいます。

カタリナの前世の世界で発売された乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」では、あくまでモブキャラで、ストーリー上の重要人物や攻略対象として言及されることはありません。ゲーム内でも縁談の話はありますが、こちらではアンのことを気に入ったカタリナがワガママを言ったことで縁談を潰しています。

アン・シェリーの声優は和氣あず未(わき・あずみ)さん

そんなアン・シェリーの声を担当するのは、東京俳優生活協同組合に所属する声優・歌手の和氣あず未さん。「あじゅみん」や「あじゅじゅ」という愛称で知られています。1994年9月8日生まれで、出身は東京都。趣味にゲーム・水泳・テニス・食べ歩きを、特技にイラストを挙げています。「あず未」という名前は本名で、長野県の安曇野に由来しています。

13歳の頃に好きなアニメに出演していた声優のアフレコ映像を見たことをきっかけに声優の仕事に興味を抱き、2015年に『アイドルマスター シンデレラガールズ』の片桐早苗役で声優デビューを果たしました。その他にもこれまでに、『ウマ娘 プリティーダービー』のスペシャルウィーク役、『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』のフラットルテ役、『100万の命の上に俺は立っている』の箱崎紅末役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その11:ソルシエ王国の第一王子 ジェフリー・スティアート

ジェフリー・スティアートは、ソルシエ王国スティアート王家の第一王子。第二王子のイアン、第三王子のジオルド、第四王子のアランの兄にあたります。銀髪碧眼の男性で、アランに似た容姿の持ち主。第1位王位継承者という高い身分にありながら、常に笑みを浮かべた軟派な印象があり、どこか抜けた緩い独特の雰囲気を身にまとっています。一番下の弟のアランに対しては特に慣れ慣れしくスキンシップをとりたがることから、アランからはやや鬱陶しがられており、腹黒で処世術に長けたジオルドからも腹の底を読むのが難しいことから、苦手意識を持たれています。

第1位王位継承者として他の貴族たちとそれなりに良好な関係を築いていますが、彼の取り巻きの貴族の中にはロクでもない噂が絶えない者も多く、時々表には見せられない怪しい活動をしているようにも思われます。そのため、周囲からは弟のイアンやジオルドとは対立していると思われています。ジェフリーの本性を知っている者はごくわずかで、婚約者であるスザンナ・ランドールはその中の1人。彼女からは「まごうことなき変態」だと思われています。

ジェフリー・スティアートの声優は子安武人(こやす・たけひと)さん

そんなジェフリー・スティアートの声を担当するのは、ティーズファクトリーに所属する声優の子安武人さん。1998年に創設された同社の代表取締役も務めています。1967年5月5日生まれで、出身は神奈川県横浜市。身長174cmで、血液型はA型。趣味に創作・ゲームを挙げています。息子は、『ヴァルキリーアナトミア -ジ・オリジン-』の白月のジークフリート役や『Re:ゼロから始める異世界生活』の二代目ロズワール役などで知られる同社所属の声優・子安光樹(こやす・こうき)さん。

中学生の頃に偶然視聴した『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』の1シーンに感銘を受けたことをきっかけに声優の仕事に興味を抱き、1988年に放送されたテレビアニメ『どんどんドメルとロン』に出演して、声優デビューを果たしました。初めてレギュラーキャラクターを獲得したのは、1989年放送されたテレビアニメ『天空戦記シュラト』の夜叉王ガイ役でした。その他にもこれまでに、『楽しいムーミン一家』のスナフキン役、『機動戦士ガンダムSEED』のムウ・ラ・フラガ役、『進撃の巨人』のジーク・イェーガー役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その12:ランドール侯爵家の次女 スザンナ・ランドール

スザンナ・ランドールは、ランドール侯爵家の次女。長い黒髪に青い瞳をした美女で、ソルシエ王国の第一王子ジェフリー・スティアートの婚約者でもあります。魔力は「風」。魔法の才能に秀で、ソルシエ王国一番の才女と称えられる有能な人物で、第二王子のイアン・スティアートの婚約者であるセリーナ・バーグからは「大天才の超才媛」と評されています。

第三王子ジオルド・スティアートの婚約者であるカタリナ・クラエスに対しては多大な興味を抱いている様子。婚約者のジェフリーのことを「まごうことなき変態」と評していますが、お互いのウマは合っており、良き相棒関係を築いています。

スザンナ・ランドールの声優は上坂(うえさか)すみれさん

そんなスザンナ・ランドールの声を担当するのは、ボイスキットに所属する声優・俳優・タレント・歌手の上坂すみれさん。「すみぺ」や「スミーニャ」といった愛称で知られています。1991年12月19日生まれで、出身は神奈川県。血液型はO型。興味のあるものは、ロシア・戦車・昭和歌謡・メタルロック、ロリータなど。

9歳の頃にスペースクラフトジュニアタレント部にスカウトされたことをきっかけに子役として活動し、その後は声優を目指して2011年にオンラインゲーム『トイ・ウォーズ』のハイド役でデビューを果たしました。その他にもこれまでに、『アイドルマスター シンデレラガールズ』のアナスタシア役、『スター☆トゥインクルプリキュア』のユニ/キュアコスモ役、『オーバーロード』のシャルティア・ブラッドフォールン役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その13:ソルシエ王国の第二王子 イアン・スティアート

イアン・スティアートは、ソルシエ王国スティアート王家の第二王子。第一王子のジェフリー・スティアートの弟で、第三王子のジオルド・スティアートと第四王子のアラン・スティアートの兄にあたります。金髪碧眼の男性で、ジオルドに比較的似た容姿の持ち主。

第一王子のジェフリーと並ぶ次代王位継承者の有力候補で、軟派な印象を与える兄のジェフリーを反面教師にしたのか、冷静沈着で生真面目な性格な性格をしています。その性格のためか、他人への感情表現を苦手としている様子。兄弟からも冷淡だと思われがちですが、本人には兄弟に対する親愛の情があります。

イアン・スティアートの声優は白井悠介(しらい・ゆうすけ)さん

そんなイアン・スティアートの声を担当するのは、EARLY WINGに所属する声優の白井悠介さん。「王子」や「ホワイティ」の愛称で知られています。1986年1月18日生まれで、出身は長野県佐久市。身長174cmで、血液型はA型。趣味・特技に、ダーツ・サッカー・ボウリングを挙げています。声優の道を歩み始めたきっかけは、幼い頃から一緒にアニメを観てきた兄が声優を目指して専門学校に入ったときに自分も専門学校に入ることを決心をしたこと。

初めてメインキャラクターを担当したのは2015年に放送されたテレビアニメ『美男高校地球防衛部LOVE!』の鳴子硫黄役で、初主演を飾ったのは2021年い放送されたテレビアニメ『戦闘員、派遣します!』の戦闘員六号役。その他にもこれまでに、『『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rhyme Anima』の飴村乱数役、『ガンバレー部NEXT!』の柳田将洋役、『アイドリッシュセブン』の二階堂大役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その14:バーグ公爵家の令嬢 セリーナ・バーグ

セリーナ・バーグは、バーグ公爵家の令嬢。茶色の髪と瞳を持った女性で、清楚な雰囲気と小動物ような愛らしさを併せ持っています。ソルシエ王国第二王子のイアン・スティアートの婚約者で、9歳の頃に初めて彼に出会ったときから、彼の真面目さや不器用な優しさに好意を抱いていました。

大人しく優しい人物ですが、繊細さゆえに個性が弱く影が薄いことをコンプレックスに感じており、他の王子の婚約者と自分を比較して自分はイアンにふさわしくはないのではないかと思い悩んでいる様子です。

セリーナ・バーグの声優は小倉唯(おぐら・ゆい)さん

そんなセリーナ・バーグの声を担当するのは、アトミックモンキーに所属する声優・俳優・歌手の小倉唯さん。芸名と本名は同じで、「唯ちゃん」や「ゆいたま」などの愛称で知られています。1995年8月15日生まれで、出身は群馬県みどり市。身長150cmで、血液型はO型。趣味・特技に、料理・お菓子づくり・お散歩・ダンス/振り付け・360°開脚・ショッピング・ヘアメイクを挙げています。

声優の仕事を始めたきっかけは、当時所属していた事務所から「変わった声を活かそう」と勧められたこと。2009年に放送されたテレビアニメ『夢色パティシエール』の小泉りんご役でアニメ初出演を果たし、2011年に放送されたテレビアニメ『神様のメモ帳』のアリス役で初めてメインヒロインを演じました。その他にもこれまでに、『HUGっと!プリキュア』の輝木ほまれ/キュアエトワール役、『ViVid Strike!』のリンネ・ベルリネッタ役、『りゅうおうのおしごと!』のシャルロット・イゾアール役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その15:バーグ公爵家に仕える使用人 ルーファス・ブロード

ルーファス・ブロードは、バーグ公爵家に仕える使用人で、同家の令嬢であるセリーナ・バーグつきの執事。空色の長い髪と瞳を持った青年で、メガネと執事服をまとったその姿は色気を感じさせます。物腰は柔らかで仕事もそつなくこなせるものの、元の育ちは悪かったらしく、その頃の素顔を見せることもあります。

ルーファス・ブロードの声優は鳥海浩輔(とりうみ・こうすけ)さん

そんなルーファス・ブロードの声を担当するのは、アーツビジョンに所属する声優の鳥海浩輔さん。「鳥さん」や「鳥ちゃん」という愛称で知られています。1973年5月16日生まれで、出身は神奈川県茅ヶ崎市。身長170cmで、血液型はO型。趣味・特技に、料理・洋服・音楽・歌を挙げています。声優の道に進んだきっかけは、大学受験に失敗して道に迷っていた際に、親に日本ナレーション演技研究所に入るように勧められたこと。

1996年に放送されたテレビアニメ『家なき子レミ』の第1話に登場するアンリ役でアニメデビューを果たし、「デ・ジ・キャラットシリーズ」に登場するリク・ハイゼンベルク役を担当したことで、本格的なブレイクを果たしました。その他にもこれまでに、『テイルズ オブ ヴェスペリア』のユーリ・ローウェル役、『Fate/EXTRA』のアーチャー役、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のグイード・ミスタ役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その16:カタリナの母親 ミリディアナ・クラエス

ミリディアナ・クラエスは、カタリナ・クラエスの母親で、キース・クラエスの義母。茶色のロングヘアに青い瞳をした女性で、カタリナの鋭い目つきと通称「悪役顔」は母親である彼女から遺伝した様子。旧名は「ミリディアナ・アデス」。嫁ぎ先のクラエス公爵家と対等な身分にあるアデス公爵家の次女として生まれました。

社交的な性格の兄や姉妹とは反対に人見知りが激しく顔立ちもきつかったため、三女の妹が結婚した後も結婚ができずにいました。令嬢たちの憧れの的であり、自身も一目惚れをしたクラエス公爵家のルイジとの結婚が決まった際は喜んだものの、ルイジが父親に恩があると知り、さらにその恩返しのためにミリディアナと結婚したという悪意に満ちた噂を信じ込んだことで、夫となったルイジとの間に壁ができるようになりました。

カタリナの前世で発売された乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」では、コールマン子爵家から養子として引き取られたキースをルイジの隠し子だと勘違いし、カタリナと一緒にキースに冷たく当たったことで彼を歪ませる一因をつくりました。しかし、カタリナが前世の記憶を取り戻した本作では、第三王子ジオルド・スティアートとの婚約が成立したカタリナのお転婆な素行や夫の隠し子だと思い込んだキースの件で精神的に追い詰められた際に、木から落ちたカタリナがキースを下敷きにしてしまう事件が起きたことで実家に帰る決心をし、ルイジにとうとう離縁を切り出しましたが、その直後のやりとりでようやく長年の誤解が解けて、大変良好な夫婦関係を築くことになりました。

ゲームの方では娘を叱ることのできない人物だったようですが、記憶を取り戻したカタリナの自由すぎる言動の数々に頭を痛めた末に教育ママと化し、カタリナが何かやらかす度に長時間の説教をして雷を落とし、カタリナから鬼のように恐れられる存在となりました。カタリナに対して厳しくなるのは、貴族としてまともな振る舞いができるようになってほしいという母親愛ゆえ。カタリナのことでよく頭を悩ませていますが、ルイジに言わせればカタリナは実は見た目だけなく中身もミリディアナに似ている様子。キースに対しては冷たく当たるどころか、むしろ予測外のことばかりやらかす娘のカタリナよりも信頼を寄せている様子です。

ミリディアナ・クラエスの声優は平松晶子(ひらまつ・あきこ)さん

そんなミリディアナ・クラエスの声を担当するのは、賢プロダクションに所属する声優の平松晶子さん。「ぴら」や「ピラりん」という愛称で知られています。1967年8月31日生まれで、出身は東京都。身長156cmで、血液型はO型。声優を目指すきっかけとなった作品は、『銀河鉄道999』や『魔法の天使クリィミーマミ』などです。これまでに、『SLAM DUNK』の赤木晴子役、『逮捕しちゃうぞ』の小早川美幸役、『テイルズ オブ デスティニー2』のハロルド・ベルセリオス役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その17:カタリナの父親 ルイジ・クラエス

ルイジ・クラエスは、クラエス公爵家の現当主。ミリディアナ・クラエスの夫で、カタリナ・クラエスの父親、キース・クラエスの義父にあたります。理知的かつ有能な人物で皆から一目置かれており、若い頃はキースのように色気溢れる美形で、明るく社交的な性格で学問や運動能力にも秀で、独身の令嬢たちから人気を集めていました。

ルイジとミリディアナの結婚は実際は両者共に望んだことでしたが、ルイジがミリディアナにろくに許可もとらないままそれを決めてしまったことが両者の気持ちのすれ違いの原因となりました。ミリディアナが自分に対して壁をつくっているのは、彼女が自分に対して心を許していないためだと勘違いしていた様子。基本的にあまり欠点のない人物ですが、カタリナの前世で発売された乙女ゲーム「FORTUNE・LOVERシリーズ」では、娘のカタリナを溺愛するあまり、傍若無人な振る舞いをする彼女のことを叱れなかったことが彼女を悪役令嬢にする一因になりました。

カタリナが前世の記憶を取り戻した本作では、カタリナのおかげで夫婦の間にあった溝が埋まり、養子として引き取られたキースも含めて家族円満な関係を築くことになりました。一方で、規格外の言動ばかりして貴族らしく振る舞えないカタリナのことに関して、強く叱らず甘やかしてしまったことを後悔することがしばしばあります。カタリナの結婚に関して急かすようなことはせず、もしも本人が望まないのであればソルシエ王国の第三王子ジオルド・スティアートとの婚約を解消することも視野に入れている様子。キースがカタリナに対して片思いをしていることについては気づいている節があります。

ルイジ・クラエスの声優は横山拓人(よこやま・たくと)さん

そんなルイジ・クラエスの声を担当するのは、アプトプロに所属する声優の横山拓人さん。12月11日生まれで、出身は奈良県。趣味・特技に、演劇鑑賞・サッカー・散歩・ラップ・関西弁を挙げています。これまでに、『ゆめいろファンタジー ラテール』の南群/ウィー役、『明治活劇 ハイカラ流星組 -成敗しませう、世直し稼業-』の丁稚役、『TERA』のリアン・クベル役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その18:生徒会メンバー ジンジャー・タッカー

ジンジャー・タッカーは、魔法学園の生徒会メンバーの1人。おさげにした長い茶色の髪と瞳を持つ少女で、カタリナ・クラエスたちの1学年下の後輩にあたります。タッカー男爵家の当主と使用人との間に生まれた子どもで、母親が亡くなった後にタッカー男爵家に引き取られましたが、家の中では特に気にかけられることもなく、離れで孤独に過ごしていたこともあって、小さい頃は成人を迎えたら働くことを考えていました。しかし、12歳の頃に風の魔力に目覚めたことでタッカー家初の魔力保持者となり、これまでと違って家での待遇が良くなりました。

魔法学園に入学した後は、低い身分ながらも最初のテストで学年主席を取るほどの好成績を収め、生徒会に入りました。風の魔力自体はかなり弱いものの、まさしく努力で学力を高めてきた秀才であり、ソルシエ王国の第三王子ジオルド・スティアートによれば、その優秀さはさまざまな組織が卒業後に迎え入れたい人材として注目するほど。しかし、その身分と優秀さゆえに嫉妬を受けやすく、さらに本人も物事をはっきりと口にする性格のために、敵をつくってしまうこともあります。

ジンジャー・タッカーの声優は高尾奏音(たかお・かのん)さん

そんなジンジャー・タッカーの声を担当するのは、リンク・プランに所属する声優の高尾奏音さん。「のんのん」の愛称で知られています。2002年9月10日生まれで、出身は東京都。身長152cmで、血液型はO型。趣味に歌・読書を、特技にピアノを挙げています。ピアノに関しては幼少の頃から親しみ、2013年に開催されたミラノ国際ジュニアピアノコンクールにおいて最高位ASSOLUTOを受賞するなどの輝かしい経歴を持っています。

2014年にアース・スター エンターテイメント主催の「国民的声優グランプリ」にてグランプリを受賞したあと、声優ユニット「アース・スター ドリーム」の最年少メンバーとしてデビュー。声優としてのデビュー作は、2015年に放送されたテレビアニメ『城下町のダンデライオン』の少女役でした。その他にもこれまでに、『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』のラティナ役、『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』の新多アユ役、『探偵はもう、死んでいる。』の斎川唯役などを担当しています。実兄は、作曲家・編曲家・演奏家として活躍する高尾奏之介(たかお・そうのすけ)さん。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その19:生徒会メンバー フレイ・ランドール

フレイ・ランドールは、魔法学園の生徒会メンバーの1人。ロングヘアの黒髪に青い瞳をした少女で、カタリナ・クラエスたちの1学年下の後輩にあたります。ランドール侯爵家出身で、高い魔力と何事もそつなくこなすことのできる能力の高さがあり、魔法学園では学年次席の成績を修めて生徒会に入りました。

生徒会の同期であるジンジャー・タッカーの友人で、はっきりとした物言いをするゆえに敵をつくってしまいやすい彼女が唯一気軽に話すことのできる相手でもあります。フレイ自身はジンジャーのことを「あんたといると退屈しないし、面白いのよ」と評しており、2人で行動を共にしながらよく彼女のフォローに回っています。貴族の令嬢らしく上品で凛とした振る舞いをすることもありますが、親しい相手に対しては年相応の砕けた態度で接することもあります。

フレイ・ランドールの声優は潘(はん)めぐみさん

そんなフレイ・ランドールの声を担当するのは、アトミックモンキーに所属する声優・俳優の潘めぐみさん。本名は読みの同じ「潘芽具実」で、「ハンメグ」や「グミたん」などの愛称で知られています。1989年6月3日生まれで、出身は東京都。身長155cmで、血液型はO型。趣味・特技に、スキューバダイビング・歌・ダンスを挙げています。2008年に公開された映画『櫻の園』の和田遙役で俳優デビューし、2011年に放送されたテレビアニメ『HUNTER×HUNTER』の主人公・ゴン=フリークス役に抜擢されて、声優デビューを果たしました。

その他にもこれまでに、『フルーツバスケット』の草摩紅葉役、『リトルウィッチアカデミア』のアッコ/アツコ・カガリ役、『ハピネスチャージプリキュア!』の白雪ひめ/キュアプリンセス役などを担当。母親は、『美少女戦士セーラームーン』のルナ役や『聖闘士星矢』の城戸沙織/アテナ役などで知られるジャスプロ所属声優・俳優・西洋占星術師の潘恵子(はん・けいこ)さん。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その20:コールマン子爵家の息子 トマス・コールマン

トマス・コールマンは、クラエス公爵家の末端の分家にあたるコールマン子爵家の息子。キース・クラエスの異母兄で、カタリナ・クラエスの親戚にあたります。ボサボサの髪にふくよかな髪をした男性で、傲慢な性格の持ち主。幼少期は他の兄弟たちと共に、コールマン子爵家当主と娼婦(テレビアニメ版では愛人)との間に生まれたキースに対して嫌がらせを繰り返し、キースの心に深い傷を与えました。

ある日、他の兄弟たちと共に鳥の巣に石を投げつけていた際に、それを止めようとしたキースが土の魔力を暴走させたことで骨折するほどの重傷を負いました。この出来事からキースはコールマン子爵家の中で完全に居場所を失うようになり、ソルシエ王国第三王子ジオルド・スティアートとカタリナの婚約をきっかけにクラエス公爵家に養子として引き取られることになりました。

キースがいなくなった後も傲慢な性格と素行の悪さは変わらず、何か上手くいかないことがあると周りに責任を押しつけて当たり散らし、実弟に追い抜かれても尚、自分の悪かったと認めなかったことから、父親と弟によって小さな家とわずかな金銭だけ与えられてコールマン子爵家から追い出されました。日ごとに貧相になっていく暮らしのなかで、偶然にもかつて見下していたはずのキースが幸せそうに暮らしている姿を見かけ、彼への憎しみを募らせていくことになりました。

トマス・コールマンの声優は宮下栄治(みやした・えいじ)さん

そんなトマス・コールマンの声を担当するのは、アプトプロに所属する声優の宮下栄治さん。芸名と本名は同じで、愛称は「栄治」。1978年9月26日生まれで、出身は兵庫県。身長176cmで、血液型はA型。趣味・特技に、音楽・柔道・格闘技・空手・関西弁を挙げています。幼い頃に視聴した『魔神英雄伝ワタル』で渡部クラマ役を担当した声優の山寺宏一(やまでら・こういち)さんに憧れを抱き、2003年に放送されたテレビアニメ『なるたる』の鶴丸丈夫役で声優デビューを果たしました。

声優として注目を浴びるようになったきっかけは、2007年に『結界師』の志々尾限役と、『爆丸バトルブローラーズ』のプレデター役と、『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』のラファエロ役という全く異なる性質を持った役を同時期に演じたこと。その他にもこれまでに、『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』の橿原杏平役、『暗殺教室』の菅谷創介役、『刀剣乱舞』の次郎太刀役や岩融役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』登場人物紹介その21:謎の少女 サラ

サラは、強い闇の魔力を持った謎の少女。無造作な長い黒髪をした少女で、外出する際は黒いフードを深く被っています。年齢はカタリナ・クラエスたちと同じくらいですが、無邪気な笑みを見た者には年端のいかない子どものような印象を抱かせます。とある目的を達成するために、カタリナへの接触を試みています。

サラの声優は悠木碧(ゆうき・あおい)さん

そんなサラの声を担当するのは、プロ・フィットに所属する声優・女優・歌手・タレントの悠木碧さん。本名および旧芸名は「八武崎碧(やぶさき・あおい)」で、「あおちゃん」や「こども先生」という愛称で知られています。1992年3月27日生まれで、出身は千葉県山武市。身長147cmで、血液型はA型。趣味に本や絵をかくことを、特技に早口言葉・音読を挙げています。

4歳の頃から子役としてテレビドラマや映画に出演。小学5年生の頃に、2003年に放送されたテレビアニメ『キノの旅 -the Beautiful World-』のさくら役で初めて声優の仕事を経験したことをきっかけに、この仕事を気にいるようになりました。初めて主人公役を演じたのは、2009年に放送されたテレビアニメ『あにゃまる探偵 キルミンずぅ』の御子神リコ役と、同時期に放送されたテレビアニメ『夢色パティシエール』の天野いちご役。その他にもこれまでに、「戦姫絶唱シンフォギアシリーズ」の立花響役、『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどか役、『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』のアズサ役などを担当しています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の今後の展開に期待!

ここまで、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』のあらすじ・登場人物・声優情報などに関してご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は、前世の記憶を取り戻したカタリナ・クラエスが自分でも気づかないうちに周りにいるたくさんの人の心を救い、皆から慕われているのが素敵ですよね。カタリナのことを意識している彼らの恋模様あるいは友情模様はいったいどうなるのか。これからのテレビアニメの展開はもちろんのこと、原作の方の新たな展開にも期待していきましょう!

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