【HUNTER×HUNTER】カイトはどうやって転生したのか?念能力やコアラとの関係を調査

カテゴリーまとめはこちら:アニメ / 声優 / HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)

「HUNTER×HUNTER」のカイトはキメラアント編においてゴンの心身に大きく関わる人物ですが、その結末は少女に生まれ変わるというものでした。しかし、この転生がどういう仕組みだったのかは一回で理解するのが難しいものです。この記事ではそんなカイトの少女への転生についてまとめていきます。

記事にコメントするにはこちら

ハンターハンターのカイトは女王の赤ちゃんとして転生?

衝撃的な展開の多かった「HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)」のキメラアント編ですが、その中でも大きく話題となったのはカイトが少女の姿として生まれ変わったことです。

そして、その生まれ変わりには様々な謎や疑問が残っています。

ハンターハンターのカイトとは

カイトは主人公のゴン=フリークスの父親・ジンの弟子であり、契約ハンターとして生物調査を行っています。

幼少期のゴンと出会っており、彼がジンの息子であることやハンターの素質があることに気付き、父親やハンターに関することをゴンに教えました。

そして、キメラアント編においてキルアと共にいたゴンと久しぶりに再会して行動を共にしますが、その時点では三人とも敵わなかったネフェルピトーの強襲から二人を逃すために一人残って戦い、殺されてしまいます。

その後はキメラアント達の戦闘相手として利用するためにネフェルピトーの念能力「玩具修理者(ドクターブライス)」によって肉体だけが修復されますが、そこにはカイトの魂は存在していませんでした。

カイトが生まれ変わりのレイナ(カイトちゃん)とは

レイナは出産を待たずして王(メルエム)によって腹を破られ死亡したキメラアントの女王の胎内に残っていた子で、生まれたタイミングから考えると王の双子の妹にあたる存在です。

この子を救い上げたコルトによって人間時代の妹と同じ名前のレイナと名付けられますが、少し成長すると自分の名前がカイトであると言い出し、数ヶ月後には更に急成長して少女の姿になります。

それからゴンと出会った時には普段の一人称の「あたち」ではなく、カイトの一人称の「オレ」を使っており、話す内容も前世を踏まえたものであったことから少女はカイトの生まれ変わりであると確定しました。

アニメのキャスト欄ではキメラアントとして転生した本当のレイナがいるため、「カイトちゃん」と表記されています。

カイトはなぜ少女に生まれ変わったのか?

人間の記憶を持つキメラアントはいずれも女王に捕食されて生み出されるものですが、先の通りカイトの死体はネフェルピトーの念能力によってそのまま残っており、作中の描写を見る限りだと捕食された形跡はありません。

それではカイトどうやって少女として生まれ変わったのでしょうか?

念能力「クレイジースロット」の当たり?

カイトはピエロ型のルーレットで1から9の数字を決め、出た目によって武器が出てくる「気狂いピエロ(クレイジースロット)」という念能力を持っています。

作中では2が鎌、3がロッド、4が猟銃になることが判明していますが、カイト本人からすれば狙った武器が出せないことから使いづらい能力だと言っていました。

この念能力について、会長選挙・アルカ編のゴンとジンが会話するシーンでカイトへ念能力教えたのジンであり、「ゼッテー死んでたまるか」と本気で思わないと出ない番号が存在するとゴンへ説明しています。

そして、ジンはカイトが生きていた理由もその能力によるものであると推測しています。

念能力には死後強まる念というものが存在しており、形は違いますがヒソカもこの仕組みを使って自分自身を念能力で蘇生させたことから、似たような理屈でカイトの気狂いピエロの当たりが出たというのが考えられる可能性の一つです。

その他の可能性

気狂いピエロの当たり以外で考えても奇跡という言葉で片づけないのであれば、作中において様々な効果を持つ念が関係している可能性が高いと言えます。

ただ、修復されたカイトの肉体が過不足なくあるとは限らないので、体の一部が女王に捕食されていたという可能性も否定できません。

カイトが転生するまでの流れ

カイトの転生の疑問としてもう一つあるのは元の生き物をベースにして生まれるキメラアントであるのに、カイトは男性ではなく少女の姿であることです。

カイトが転生するまでの流れを追いながら何が起こったのか見ていきます。

コアラによる少女の射殺

キメラアントのコアラは少女として生まれ変わった後のカイトと会話中で、過去に元となった少女を銃で撃ったことを明かしています。

回想の少女は現在のカイトの姿と似ており、その後は明確に言及されていませんが、女王が王を生むための準備に入っていた頃であるため、他の人間と同様に食糧となったことが推測できます。

このシーンから女王から生まれた王の双子の妹は少女のものがベースになっていることがわかったのです。

ネフェルピトーによる惨殺

コアラが少女を射殺し、その死体が女王に捕食された頃、生物調査をする中で巨大キメラアントの情報を掴んだカイトはゴンやキルアと共に制圧された国へ入りますが、そこでネフェルピトーと戦闘後、死亡します。

この時点でカイトは首を取られており、人間としては完全に死亡していましたが、先に紹介した気狂いピエロの当たりもしくはその他の念の効力によって魂だけが助かっていたのです。

レイナ(カイトちゃん)の誕生

そして、その魂がキメラアントの女王が身籠っていた王の双子の妹へ移り、王を早産したことから女王は先に死亡してしまいますが、コルトによって発見された妹も無事に誕生します。

時系列を追っていくと、元となった少女の死亡や食糧になった時間からカイトの死亡までは3日間ほど時間が空いていると考えられますが、魂が移ったのだとすれば既に肉体が出来上がっていた妹に入ってもおかしくはありません。

ハンターハンターのコアラとカイトの関係

カイトの魂が少女の肉体に入ったことについて、元となった少女の魂はどうなったかについてはコアラとレイナの会話から窺えるものです。

そんなコアラとカイトの関係や元となった少女の行く末を見ていきます。

ハンターハンターのコアラの正体は?

キメラアントのコアラは前世では殺し屋をしており、他のキメラアントよりも早い段階からその人間の時の記憶を持っているように描写されていました。

そして、コアラは女王の食糧のために人間を殺しますが、キメラアントになっても同じように人間を殺すことを繰り返していることに気付き、そのことから人はいくら生まれ変わっても同じサイクルから抜け出せないのではないかと思い始めます。

そんなことを考える中、少女を殺さなければならなくなったコアラはその少女をサイクルから逃がしてやりたいと祈りながら銃を撃ちました。

コアラの考えで言えば少女は今と同じように突然誰かに幸せを奪われるサイクルを繰り返す者になります。

その少女をコアラが撃ったことで負のサイクルから抜け出す手助けができたと思えば、どこまでも人間を殺しを続ける自分を正当化できると考えたのです。

コアラとカイトの会話

コアラは自分が撃った少女と瓜二つのカイトに対して、上記の前世での話や何を考えて人間を殺しをしてきたのかを懺悔するように話し出しました。

その過程で現在の少女がベースになった肉体にカイトの魂が入っているということは、少女は負のサイクルから抜け出せたのだとコアラは解釈しています。

あくまでコアラの解釈から読み取れる範囲ですが、元となった少女の魂は自分の意志で肉体を抜け出し、それによって空いた肉体を拠り所を求めていたカイトが貰ったということであり、少女の魂が上書きされたり、追い出されたわけではないと考えれます。

カイトの転生後の話が手抜きで話題?

コアラの正体と元となった少女について描かれた話はハンターハンターの中でも特殊な回になっていますが、それとは別の部分でも話題になってしまいました。

なんjで取り上げられるカイトの転生

なんjを始めとするネットのスレでもハンターハンターは人気ですが、その中でカイトとコアラの会話が繰り広げられた「No.337 懺悔」が良くも悪くも話題となりました。

ハンターハンターは『週刊少年ジャンプ』の連載時にネームや下書きのような作画がそのまま載せられることがあり、その描き方に賛否両論はあるのですが、多くの場合は単行本化される時に修正されていました。

337話もジャンプ連載時に簡素な描写があり、そこで一度話題となるのですが、この話が収録された単行本32巻では修正なしで掲載されており、今までにない例だったことから再度話題として上がってきます。

コアラの懺悔と哲学的な話が中心に進められることから敢えてそのように描いている可能性もありますが、わざわざ単行本を購入していると考えるともう少し丁寧に書いて欲しいという意見も出ていたのです。

カイトの再登場は如何に

そして、この単行本32巻の337話以降にはカイトは登場していません。

ゴンがカイトへ謝罪し、キメラアント編での心残りも解消されたことからカイト関連のストーリーは一区切りついてしまったようにも見えます。

ハンターハンターは唐突に過去のキャラが再登場することもありますが、それほど期待しない方が良いかもしれません。

カイトの転生は念能力によるものである可能性が高い

ハンターハンターのカイトは王(メルエム)の双子の妹であるレイナとして生まれ変わりましたが、カイトの念能力「気狂いピエロ(クレイジースロット)」によって魂が助かったというのが真相として最も説得力がある考え方です。

そして、その肉体はコアラが射殺した少女のものであり、少女の魂が肉体から抜け出したことでカイトの魂が入ったものだと推測できます。

そんなカイトの数奇な運命はキメラアント編や会長選挙・アルカ編の終盤において確認できるので、単行本の18巻から30巻及びコアラとの会話がある32巻を読んでみてください。

記事にコメントするにはこちら