【Fate/Grand order】シドゥリの白旗がトラウマとはどういう意味?ゲームとアニメの違いも紹介

カテゴリーまとめはこちら:アニメ / Fateシリーズ

Fate/Grand orderのシドゥリはゲームやアニメにおいて人気のあるキャラクターであると同時にみんなのトラウマを思い出させるキャラクターでもあります。そんなシドゥリに関する単語について、トラウマと関わる白旗の意味などを紹介していきます。

記事にコメントするにはこちら

Fate/Grand orderのシドゥリとは?

スマートフォン向けゲーム「Fate/Grand order(FGO)」では個性豊かななキャラクター登場していますが、その中でシドゥリは特殊な立ち位置にいます。

第七特異点『絶対魔獣戦線 バビロニア』に登場

シドゥリはFGOのメインシナリオ第1部の一つである第七特異点『絶対魔獣戦線 バビロニア』で登場する女性で、主人公が訪れる紀元前2655年古代メソポタミアのウルクにおいて、専用グラフィックがあるNPCになります。

ウルクの王であるギルガメッシュの補佐官かつウルクの祭祀長を務めており、普段は淑女然とした聡明な立ち振る舞いをしていますが、意見や注意する際は王に対しても進んで発言する芯の強さを持っています。

また、都神であるイシュタルに対して信仰心を持って接する部分は祭祀長の模範とも言える姿です。

これらのことからギルガメッシュを始めとする王の周辺人物や市民、都市神であるイシュタルからも信頼を置かれる人物です。

『ギルガメシュ叙事詩』におけるシドゥリ

シドゥリという名前はギルガメッシュの出典である『ギルガメシュ叙事詩』に登場する女神のものと一致しています。

出典におけるシドゥリは酒場の女主人であり、唯一無二の親友であるエンキドゥを失った後のギルガメッシュが死の恐怖に怯え始めて永遠の命を求める旅に出る中、ウルクへ戻るように忠告しています。

FGOにおいては女神ではなく人間で役職は全く異なるものですが、ギルガメッシュへ意見を言える立場であることは重なっており、酒場の要素も主人公と関わる部分で回収されるものです。

シドゥリと主人公たちの関わりとは?

シドゥリが単なるNPCではないと感じる人が多いのは主人公やマシュを始めとする主要人物と大きく関わっていく立場であり、ウルクにおいて長い時間を共有する人物であることが一つの理由です。

シドゥリとの出会い

シドゥリは第七特異点でギルガメッシュ王と共に主人公たちは出会い、その時点では主人公たちを信用していなかった王から処遇を任されることになります。

しかし、シドゥリの態度はギルガメッシュとは異なるもので、主人公たちに元々は酒場だった建物を宿舎として提供し、ウルクの様々な問題事を解決する何でも屋として働けるように手配しました。

ウルクで過ごす日々

主人公たちは何でも屋として働くうちにウルクの市民たちとも馴染んでいきますが、シドゥリはこの間も何かと主人公たちを気にかけていました。

第七特異点の状況としては予断を許されないものでしたが、それでもウルクで過ごす日々は主人公やシドゥリたちにとった束の間の平和だったと言えます。

突然の別れ

しかし、ゴルゴーンを撃破した後に、ティアマトがウルク市内へラフムを放ったことでシドゥリを取り巻く運命は大きく動いていきます。

攻め込んできたラフムから市民を守ったシドゥリはそのままラフムに連れ去られて行方不明になりました。

シドゥリとラフムの関係性

シドゥリも含めたウルクでの平和な日々はラフムによって壊されていきますが、シドゥリとラフムの関係はそれだけに終わらず、プレイヤーの心を抉るような展開になっていきます。

ラフムとは?

七つの人類悪の一体であるビーストⅡの「ティアマト」が新しい人類とした生み出した生物ですが、その見た目は黒紫色の体に鉤爪のような触覚が生え、白い歯だけを見せて不気味な笑い声を出し続ける異形の存在。

高い戦闘力で相手に襲い掛かり、その上で相手をなぶり殺すような戦い方をするなど破壊衝動に従った残虐な行為を楽しむように思考を持っています。

ウルク市内へ攻め込んで来た個体の多くはティアマトから生まれたものでしたが、その後、ラフムの一部はウルクの市民を素材に遺伝子を組み替えて作られたことが判明します。

プレイヤーのトラウマとなったシーン

邪悪な存在と言えるラフムですが、ゲーム中の戦闘において全く攻撃をせずに、両手を挙げてくるばかりの無抵抗なラフムが登場します。

このラフムについて、ゲーム中のとある選択肢を思い出したプレイヤーはラフムの正体を察してしまうものです。

それはウルクに来た初めの方でシドゥリが白旗を振るという行為を知らなかったことから主人公にその意味を問いかけ、主人公はそれが「降参」を表す行為だと説明します。

そして、無抵抗なラフムが両手を挙げる姿はまるで白旗を振っているかのようにも見えるものでした。

戦闘後に主人公やマシュも無抵抗なラフムに違和感を覚えており、明確な答えは出されていませんが、そのラフムが連れ去られた後に遺伝子を組み替えられたシドゥリであった可能性が高いと推察できるのです。

ゲームの構造上、いくら降参の意を示しても攻撃して倒す必要がある場面だったため、その時点で察した人も後から真実に気付いた人もシドゥリを攻撃してしまったというトラウマを負わされてしまいます。

アニメ「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」のシドゥリ

第7特異点のシナリオはアニメのFGOの題材にもなっており、2019年の10月からテレビシリーズとして放送されました。

アニメはゲームとはやや違う演出や展開が挟まれていますが、シドゥリの人物像とその後の展開はどのように描かれたのでしょうか?

アニメにおけるシドゥリ

アニメでは内山夕実さんが声を担当しており、この時点ではNPCであったことからゲーム内のボイスがなかったシドゥリに初めて声が付いたことになります。

ストーリーにおいてはゲームと同じ流れであり、王の補佐官としての聡明なところや日常を過ごす際の少しコミカルな部分などは大きな変更がなく描かれました。

藤丸立香とラフムの対面

シドゥリに関係する部分で大きく変わったのは主人公の藤丸立香と無抵抗なラフムが対面する場面です。

アニメでは白旗の意味を教えた人物がイシュタルに変わっていますが、その話を藤丸も見ていたことから無抵抗なラフムがシドゥリと察せられるようにはなっていました。

そして、実際に無抵抗なラフムと対面した時、腕を上げて何もしてこないことや攻撃されてもその動作を繰り返すことにイシュタルが違和感を覚え、藤丸やマシュを止めて、その直後に藤丸はあることに気付きます。

その後にシドゥリの回想が挟まれたことで、無抵抗なラフムがシドゥリであると視聴者にもわかるような描かれ方をされたのです。

ゲームではほぼ確定的でありながらもあくまでプレイヤーの判断に任されたシーンでしたが、アニメでは気付いてしまう描かれ方になったことでゲームとは違った意味でトラウマシーンになりました。

シドゥリに関するその他情報

トラウマになる別れとなったシドゥリですが、彼女の献身的な姿や共に過ごした日々から一つのシナリオに登場したNPCにもかかわらず、良い意味でも多くの人の印象に残りました。

そんなかいもあってかシドゥリに関するその後の展開が出てきたのです。

ゲームのFGOにおけるその後のシドゥリ

ゲームのFGOでは第7特異点に関わるサーヴァントの一体であった茨木童子の幕間(サブストーリー)において、ティアマトを倒したことでウルクや市民は元の姿に戻ったことが明かされており、その中でシドゥリらしきシルエットが描かれています。

また、2019年9月に開催された「バトル・イン・ニューヨーク 2019」ではアイテムの交換所に登場するキャラクターとして新規イラストのシドゥリが抜擢され、アニメと同じく内山夕実さんのボイスが聞けるというものでした。

ゲームのFGOでは専用立ち絵のNPCは複数登場していますが、他のイベントでの再登場かつ新規イラストとボイスの実装は破格の待遇であり、シドゥリの人気が窺えます。

前者に関しては該当キャラクターを所持していないと見られませんでしたが、後者は比較的緩い条件で参加できるイベントだったので、シドゥリとの思わぬ再会に喜ぶプレイヤーが多くいました。

この他にも2017年12月に開催されたイベント「冥界のメリークリスマス」ではドゥムジの姉であるゲシュティンアンナ役としてシドゥリの姿が使われたり、エイプリルフールにも参加したりなど様々な形でシドゥリの姿が出ています。

他媒体におけるシドゥリ

シドゥリと思われる人物については『Fate/stay night』のスピンオフ小説『Fate/strange Fake』におけるギルガメッシュが発言していますが、こちらは酒場の娘となっているので出典の方のシドゥリであり、FGOのシドゥリとは異なると考えられます。

一方、『コンプティーク』に連載されている4コマ漫画『TYPE-MOON学園 ちびちゅき!』では高等部に所属するギルガメッシュのクラスメイトとして登場しており、こちらはFGOのシドゥリが元になっています。

また、舞台版のFGOでは2019年に公演された『Fate/Grand Order THE STAGE-絶対魔獣戦線バビロニア-』では門山葉子さんがシドゥリ役で登壇しました。

FGOのシドゥリはトラウマだけどみんなの心に残る女性

シドゥリはFGOのゲームやアニメにおいて好感触なキャラクターとして描かれましたが、その結末はプレイヤーや視聴者にトラウマを負わせるような残酷なものになりました。

しかし、それを踏まえて人気となったシドゥリはその後が描かれたり、新たな出番が作られたりとアフターフォローも充実したことは結果的にファンにとって良いもだったと言えます。

悪い意味で残った印象から良い印象も増えたシドゥリはこれからの出番も期待できるかもしれません。

記事にコメントするにはこちら