パンティ&ストッキングwithガーターベルトの魅力とは?続編が待たれる放送ギリギリのコメディ!

カテゴリーまとめはこちら:アニメ

アニメ「パンティ&ストッキングwithガーターベルト(通称:パンスト)」は2010年の放送当時に多くの視聴者の心を掴み、放送後も名作として話題に挙がることがあるオリジナルアニメ作品です。そんなパンストの魅力や続編が期待される理由など様々な点をまとめて紹介します。

記事にコメントするにはこちら

アニメ「パンスト」とは?

アニメ「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」は2010年に放送されたアニメで、原作及びアニメーション制作をGAINAXが担当したオリジナル作品です。

今石洋之監督を始めとする「天元突破グレンラガン」のスタッフが多く集まっており、基本はアメリカのカートゥーン調のキャラクターですが、逆作画崩壊や実写映像など様々な演出を交えた作風になっています。

パンストのあらすじ

神と悪魔の狭間の町「ダテンシティ」には人間の心の闇や怨念を元にして生まれる「ゴースト」が平和を脅かしていました。

そんな町に降り立ったのはパンティとストッキングという二人の天使でした。

しかし、このパンスト姉妹は天界における落ちこぼれの堕天使で、ゴーストを倒すと出てくる「ヘブンコイン」を集めないと天界に帰れない状態でした。

それでも自堕落な生活が辞めらないパンスト姉妹は自分の欲望へ忠実に動きながらも一応ゴーストたちを倒す日々を送っていきます。

一方、町に巣食う悪魔勢力はゴーストを利用してとある計画を進めようとしていました。

パンストの世間での人気

パンストの魅力は本家のカートゥーンと同じように可愛らしい絵柄とは真逆のブラックジョークやエロティックな表現・下ネタ、日本の漫画・アニメや海外映画のパロディといったコメディ部分です。

特に下ネタについては地上波放送ギリギリな表現を毎話挟んでおり、一部単語には規制音を入れる必要があるなど、絵柄とのギャップを感じさせるものです。

また、後半の戦闘パートにおいては実写による爆破シーンを入れるなど、アニメの表現に留まらない色々な演出が入っています。

このような作風や演出と共に魅力的なキャラが混ざることで独特な面白さになっており、多くのファンを増やしていきました。

パンストのレギュラーキャラと担当声優

パンストのキャラは中心となるパンスト姉妹を含めて個性が濃すぎる面々が揃っています。

そんなキャラの概要と声優陣を紹介します。

アナーキー・パンティ/小笠原亜里沙

パンスト姉妹の姉で、金髪のロングヘアーとスレンダーな体型の堕天使。

イイ男を見つけては家へ連れ帰る超ビッチであり、セレブのように自由奔放な振る舞いをして、ゴーストの退治は二の次になっています。

サバサバとした口調で話す男勝りな性格で、甘い物が苦手な辛党。

自身が履いているパンティーを元にする銃の天界兵器「バックレース」を用いて戦い、複数のパンツがあれば二丁拳銃できる他、合体させることでショットガンやスナイパーライフルといった様々な銃が使えます。

そんなパンティを演じるのは小笠原亜里沙さんで、ディズニーのアニメ「キム・ポッシブル」では主人公のキム・ポッシブルを担当していますが、そこでは聞けないような過激な台詞や演技が楽しめます。

アナーキー・ストッキング/伊瀬茉莉也

パンスト姉妹の妹で、外側が青、内側がピンクの髪の毛とゴスファッション、「ホネコネコ」という猫のぬいぐるみを持っているのが特徴の堕天使。

見た目は内気そうな性格に見えますがとんでもない毒舌家で、激昂した時はパンティでも引いてしまうほど凶暴になります。

朝からスイーツを食べるほど甘党であることを始め、パンティとは正反対の好みで姉妹喧嘩を度々しますが、戦闘時は抜群のコンビネーションを見せます。

自身が履いているストッキングを元にした二本の剣の天界兵器「ストライプI&II」でテクニカルな戦いが得意。

そんなストッキングを演じるのは伊瀬茉莉也さんで、幅広い役柄を演じている中で可愛らしい声色として演じいますが、中々ない直接的な下ネタ台詞も多数言っています。

ガーターベルト/石井康嗣

セメタリーヒルズ教会の神父かつパンティ姉妹の上司にあたるゲイの男性で、黒い肌と巨大なアフロヘアーが特徴。

基本的には神父らしい常識ある発言をしますが、パンティ姉妹の自堕落ぶりに激怒すると激しい口調を見せることがあります。

一方、極度の緊縛フェチであることや仕事以外では怪しい行動をしていることなど単に真面目な神父というわけではない人物です。

そんなガーターを演じるのは低音ボイスで真面目なキャラからコメディまでこなす石井康嗣さんです。

チャック/中村たかし

緑色の体にその名の通りチャックが付いている犬のような生き物。

教会に住み着いており、天界からの指令によって来る雷を受けると口からゴーストに関するヒントが描かれた紙を吐き出します。

その雷に打たれて黒焦げになったり、パンティ姉妹やガーターにぞんざいに扱われて戦闘や騒動に巻き込まれたりしますが、それで死んだように見えても次に出るは時に復活しています。

そんなチャックを演じるのはナレーションを中心に活躍する中村たかしさんです。

ブリーフ /吉野裕行

ダテンシティの学園に通う目隠れ赤髪の内気な少年で、オカルトやSFに詳しいことから自らゴースト探知機を作っており、パンティからは「ギークボーイ」と呼ばれています。

学園に来たパンティに一目惚れしており、それ以来はパンティから酷い扱いを受けても喜んだり、ストーカー的な行動をしたりと変態じみたものになっています。

ただ、それ以外は比較的真面目で常識人ですが、パンスト姉妹から便利な奴として雑にこき使われることで毎回大変な目に遭う人物です。

そんなブリーフを演じるのは気弱だけど芯はあるキャラを演じることも多い吉野裕行さんです。

スキャンティ/小松由佳

デイモン姉妹の姉で、赤い肌と二本の角、ライトグリーンのロングヘアーが特徴の悪魔。

普段は丁寧かつ上品な口調で話しますが、作戦成功時にはしゃいだり、プライドを傷つけられると汚い言葉遣いになったりして、それが原因で失敗してしまうようなうっかり屋な一面があります。

自身が履いているスキャンティーを2丁拳銃の「ダブル・ゴールド・レーシータンガ」に変えて戦い、この銃はセミ・オートの切り替えや合体させることもできます。

そんなストッキングを演じるのは妖艶なキャラや強気な女性などスキャンティと似たキャラも多く演じている小松由佳さんです。

ニーソックス/藤村歩

デイモン姉妹の妹で、赤い肌と一本の角、ライトブルーのポニーテールとメガネが特徴の悪魔。

スキャンティのことはお姉様と呼び、基本は姉の言う事に従いますが、その姉のミスやパンスト姉妹によって被害を受けることが多い苦労人のポジションです。

デイモン姉妹はレズの関係でもあり、姉妹二人きりの時はニーソックスの方が大胆になりますが、自分で赤面症なことを自覚しています。

自身が履履いているニーソックスを2本の鎌「ダブル・ゴールド・スパンデックス」に変えられ、これをゴーストに刺すことで強化も可能です。

そんなニーソックスを演じるのは2019年4月から無期限休業になっている藤村歩さんです。

ファスナー/槙口みき

悪魔たちに付いている赤い体に鋭い目とファスナーが付いた謎の生き物です。

チャックとは学生時代から因縁のある相手で、顔を合わせる度にマスコットとは思えないような喧嘩をしています。

そんなファスナーを演じるのは槙口みきさんです。

コルセット/千葉繁

ダテンシティの市長であり、ゴーストを利用した計画を進めて表でも裏でも町の支配を企むラスボス。

表向きはデイモン姉妹の父親にもなっていますが、彼女たちの失敗に対しては厳しいお仕置きをするパワハラ上司です。

ガーターと同じく緊縛フェチですが、方向性の違いから対立しています。

そんなコルセットを演じるのは特徴的な声で多種多様な役柄を演じる千葉繫さんです。

その他のキャラと声優

パンストでは各話で登場するゴーストにも豪華な声優陣が起用されています。

第1話:ジャイアント・ブラウン/柴田秀勝

第2話:クレイジー・クレイジー・キャビー/岩田光央

第3話:クイーン・ビー/遠藤綾

第5話:ブラッディ・フード & ガル・グール/三宅健太

第7話:ヘル・パウンド/勝生真沙子

第8話:シークレット・スピードスター/大塚芳忠

第9話:アグリー・スノット/杉田智和

第12話:地球外生命体型ゴースト オスティマス・サプライズ /玄田哲章(オスティマス)、加藤精三(メストロン)

第15話:ワイフ・ペッター/生天目仁美

第17話:パトリック・ファグリィ/谷山紀章

これらのゴーストたちもブラックジョークや下ネタ、パロディを交えた台詞が楽しめます。

パンストのサブタイトルには元ネタあり?

パンストは本編でのパロディ要素以外に各話のサブタイトルも別作品のタイトルをパロディしたものになっており、元ネタをしていると非常に楽しめるものです。

アニメのサブタイトルの元ネタ

アニメは基本的に一回の放送の中で2話構成となっており、そのサブタイトル全てに元ネタが存在しています。

第1話:仁義なき排泄/仁義なき戦い(1973年公開後シリーズ化された日本のヤクザ映画)

第2話:デスレース2010/デスレース2000年(1975年公開のアメリカのカルト映画)

第3話:ミツバチのざわめき/ミツバチのささやき(1973年公開のスペイン映画)

第4話:セックス・アンド・ザ・ダテンシティ/セックス・アンド・ザ・シティ(1998年放送後シリーズ化されたアメリカの連続テレビドラマ及び映画)

第5話:キャットファイト・クラブ/ファイト・クラブ(1999年公開のアメリカ映画)

第6話:パルプ・アディクション/パルプ・フィクション(1994年公開のアメリカ映画)

第7話:ダイエット・シンドローム/チャイナ・シンドローム(1979年公開のアメリカ映画)

第8話:ハイスクール・ヌーディカル/ハイスクール・ミュージカル(2006年公開のアメリカのミュージカル映画)

第9話:ハナムプトラ/ハムナプトラ(1999年公開後シリーズ化されたアメリカのアクション・ファンタジー映画)

第10話:ヴォミッティング・ポイント/バニシング・ポイント(1971年公開のアメリカのロードムービー・カーアクション映画)

第11話:悪魔のような女たち/悪魔のような女(1955年公開のスペイン映画)

第12話:トランスホーム/トランスフォーマー(タカラトミーとハズプロの業務提携によるロボット玩具及びそれを元にしたアニメ・コミック・実写映画)

第13話:現金に裸体を張れ/現金に体を張れ(1956年公開のアメリカ映画)

第14話:…オブ・ザ・デッド/ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年公開のアメリカのホラー映画)

第15話:一匹の怒れるゴースト/十二人の怒れる男(1954年放送のアメリカのテレビドラマ及び1957年公開のリメイク映画)

第16話:天使が水着にきがえたら/彼女が水着にきがえたら(1989年公開の日本映画)

第17話:ゴースト~ダテンシティの幻~/ゴースト・ニューヨークの幻(1990年公開のアメリカの恋愛映画)

第18話:インナーブリーフ/インナースペース(1987年公開のアメリカのSF映画)

第19話~第21話:チャック・トゥ・ザ・フューチャー・PART2・PART3/バック・トゥ・ザ・フューチャー・PART2・PART3(1985年・1989年・1990年に三部作で公開されたアメリカのSF映画)

第22話:HELP!二人はエンジェル/ヘルプ!4人はアイドル(1965年公開のアメリカの冒険コメディ映画)

第23話:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ガーターベルト/ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年公開のアメリカ・イギリス合作のギャング映画)

第24話:ナッシング・トゥ・ルーム/ナッシング・トゥ・ルーズ(1997年公開のアメリカのコメディ映画)

第25話:D.C.コンフィデンシャル /L.A.コンフィデンシャル(1990年に刊行されたジェイムズ・エルロイの小説及びそれを元にして1997年公開されたアメリカ映画)

第26話:パンティ+ブリーフ/ロミオ+ジュリエット(1996年公開のアメリカ映画)

第27話:ビッチガールズ/バッドボーイズ(1995年公開のアメリカ映画のアクションコメディ映画)

第28話:ビッチガールズ 2ビッチ/バッドボーイズ2バッド(2003年に公開された「バッドボーイズ」の続編)

全体的にアメリカ映画のタイトルを元ネタとしているものが多くなっており、その作品自体をパロディしたストーリーになっている回もあります。

映像特典の元ネタ

アニメのDVD&Blu-ray第5巻には「Panty & Stocking in Sanitarybox」として新作短編が8話収録されており、こちらのサブタイトルにも元ネタが存在します。

1:ヒロインインタビュー/ヒーローインタビュー(1994年公開の日本映画)

2:ギーク・オブ・ザ・デッド/ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年公開のアメリカのホラー映画)

3:マップ・オブ・ザ・ダテンシティ/マップ・オブ・ザ・ワールド(1999年公開のアメリカ映画)

4:チャック・トゥ・ザ・フューチャー PART4/バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年から三部作で公開されたアメリカのSF映画。なお、元ネタにPART4はない)

5:ブラザーズ・オブ・ザ・ラウンドヘッド/ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド(2005年公開のイギリスのモキュメンタリー映画)

6:第B地区/第9地区(2009年公開のアメリカ・ニュージーランド・南アフリカ合作のSF映画)

7:髪結いの悪妻/髪結いの亭主(1990年公開のフランス映画)

8:ビッチフラッシュ/フラッシュダンス(1983年公開のアメリカ映画)

本編と同じ元ネタを使用しているものもありますが、また幅広い年代の映画をパロディしています。

パンストの続編希望が多い理由は?

キャラクターやパロディなど様々な魅力があるパンストですが、ファンの間では続編を希望する声が多く見られます。

これは単に作品が面白かったからという理由もありますが、それに加えて作中の描写についてファンが期待してしまう要素があるからです。

パンストの最終回における描写

パンストの最終回となる第13回の28話では一連の決着が付く流れになっていますが、それが終わったCパートでは衝撃の結末が描かれています。

そして、最後には「To be continued in nextseason」という続編をにおわせるような文字を出して本編が終わっているのです。

このことからパンストの続編があるのではないかと期待されていますが、実はこのCパートの一連のシーンも海外ドラマのパロディではないかという意見もあります。

海外ドラマはシーズン化する可能性もあることから最終話で続きがあるような引きで終わることがあり、結局は続編を作らないというパターンもあるのです。

そんなところまで含めてパロディしている可能性がありますが、ファンとしてはその文字列が本当であると信じたくなってしまいます。

度々話題に挙がるパンスト

パンストはTwitterのトレンドにも時折挙がることがありますが、これは制作したGAINAX関連イベント等が行われると、パンストのキャラ達も描かれていることが理由です。

そこで当時を思い出すファンがいたり、上記の続編を期待する声が挙げられたりすることで、トレンドに食い込んでいます。

放送されたのが2010年であり、2021年現在から見れば10年以上の間が空いていますが、近年の過去作品の再アニメ化や続編制作の流れを見ると、全く期待を持てないわけではないものです。

パンストはブラックでエロティックな魅力を持つアニメ

アニメ「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」はカートゥーン調のキャラが前面に出ていますが、その中身はブラックジョークや下ネタ、漫画・アニメ・映画のパロディなど様々な要素が詰まった作品です。

それらの要素がGAINAXの映像表現によって描かれることで多数のファンを持つ人気作品となっています。

続編は期待されるところですが、まだ見たことがない人はぜひアニメ本編を視聴してみましょう。

記事にコメントするにはこちら