ギャグマンガ日和の麻雀回が面白い!収録巻数や話の流れを解説!

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『ギャグマンガ日和』の中でも人気エピソードの一つである麻雀回ですが、数あるエピソードの中でどうしてそこまで支持を集めているのでしょうか?この記事ではそんなギャグマンガ日和の麻雀回について、あらすじや本編の流れ、関連する項目などを紹介していきます。

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ギャグマンガ日和の麻雀回は神回?

他のギャグ漫画にはない独特の世界観とシュールなネタの数々が人気の『ギャグマンガ日和』の中で、麻雀回が神回だという声がネット上で多数見られます。

ギャグマンガ日和とは

2000年から『月刊少年ジャンプ』にて『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』として連載し、本誌休刊後の2007年からは『ジャンプスクエア』にて連載している作品です。

『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』としては2015年に全15巻で一旦区切りとなっており、2016年以降は『ギャグマンガ日和GB』にタイトルが変わっています。

基本的には一話完結のエピソードになっており、歴史上の偉人やおとぎ話を題材にしたり、どこか卑屈な性格の人物が主人公になったりと独自の世界観によるギャグを展開しています。

2005年から2010年にかけて4回のアニメ化、2015年には舞台化など様々なメディア展開をしながら根強い人気のあるギャグ漫画作品です。

麻雀回は何巻の何話に収録されている?

そんなギャグマンガ日和の麻雀回は『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』の10巻の第177幕のエピソードであり、タイトルはズバリ「麻雀」です。

単行本の表示には麻雀牌(麻雀に使用する道具)が所々に描かれていることや背表紙の説明にも書かれていることから出版社的にもこの巻を象徴するエピソードの一つになっています。

アニメの麻雀回は何話?担当声優は?

麻雀回は人気があることから声が付くことでより楽しめるものとしてアニメ化を期待されていましたが、残念ながら過去4回のアニメで麻雀回は取り上げられていません。

アニメの3期と4期では同じ10巻に収録されたエピソードの一部がアニメ化されていますが、麻雀回はピックアップされなかったようです。

それでもアニメ化して欲しいという望みからか一部のファンは自分でアフレコして動画を挙げている人もいるため、麻雀回のアニメを探しているとそれらの動画が引っかかることがあります。

ギャグマンガ日和の麻雀回のあらすじと登場人物

ギャグマンガ日和のエピソードは松尾芭蕉や聖徳太子のようにシリーズ化しているものもあれば、完全に単発エピソードになっているものもあり、麻雀回は後者にあたります。

そんな麻雀回のあらすじとこの話にしか登場しないキャラを紹介していきます。

麻雀回のあらすじ

ある夜に麻雀卓を囲む自信ありげな4人の姿が描かれ、緊迫した空気の中、麻雀を始めます。

しかし、始まってすぐに4人全員が麻雀をどうやるのか知らないことが判明し、4人はなんとなく麻雀を進め始めます。

他人の動きを真似たり、自分の解釈で進められる対局はどうなっていくのか……?

麻雀回の登場人物は4人

麻雀回に登場するのは裏の世界で売り出し中の「切原(きりはら)」、狡猾でハゲタカのようなギャンブラー「藤堂(とうどう)」、裏の世界で鬼と言われる年長者の「大門(だいもん)」、裏の世界では知る人ぞ知る男で別名は死神または前髪の「龍宮(たつみや)」の4人です。

この4人は金銭をかけて対局するいわゆる賭け麻雀をしており、それぞれが裏の世界で活動する人物のようですが、いずれも麻雀を知らないという状況でした。

それでも舐められるわけにはいかないからか、4人は麻雀をわかっている風にして、高度な駆け引きをしているように見える空気感で競い合っていきます。

ギャグマンガ日和の麻雀回の流れ(ネタバレ)

ここからはギャグマンガ日和の麻雀回の流れについてネタバレと実際の麻雀と違う点を指摘しながら解説していきます。

実際に読む時と解説では面白さは違ってくるかもしれませんが、断片的にしか覚えていない人はここでもう一度確認してみてください。

麻雀回の起

その夜、裏の世界で名をはせる四匹の獣が集まって麻雀卓を囲んでおり、その中で切原がサイコロを振り、出た目の数で判断して目の前にある牌の山からドラ(各対局の開始前に表示する牌)をめくりました。

この時、他の3人はそれぞれ切原の行動に対する評価をしていますが、この時点で4人全員が麻雀を知らないことが判明します(実際の麻雀ではドラをめくる位置は決まっており、サイコロは別の部分で使います)。

そして、のせると恐いタイプと判断した藤堂が次の行動も切原がやるように促し、切原は自分の前に10枚の牌を並べて(実際の麻雀では最初の牌は12枚必要です)、他の3人もそれを見て牌を並べ終えます。

麻雀回の承

4人の中だと年長者である大門が対局をスタートさせるよう切原に言われ、大門は少しだけある知識を元に目の前にある牌の山から1枚を引いて、1枚を捨てます(牌の山から取る場所と順番も決められています)。

しかし、大門は何も書いてない牌(白(ハク)というちゃんとした牌です)を引いてしまい、続く龍宮は西(シャー)を引いたことで持ち牌に東西南北が揃ったことで、それぞれ困惑しました。

そして、龍宮は変な漢字の牌(撥(ハツ)というちゃんとした牌です)を捨てると、藤堂はその捨てた牌を貰うと言い、他3人はその行動に驚きます。

これによって他人の捨てた牌を貰えるというルールをわかった藤堂は持ち牌を22枚にして、それと張り合って余計な牌を拾った大門の持ち牌は15枚に達しました(実際の麻雀では持ち牌に加えるものではなく、他人の牌なら何でも取れるわけではありません)。

一方、龍宮は他人の捨てた牌を取らずに目の前の牌を引き続けるだけでした。

麻雀回の転

5巡目に入り、切原は最初にめくったドラのせいで次の牌が弾けなくなり、対処法がわからないまま、パスを繰り返してしまいます(実際の麻雀にパスはありません)。

そして、8巡目には切原を除く3人がアガリを見据え始めており、大門はリャンソウかスーソウによる数字の連続、藤堂は麻雀卓内に牌がいっぱいになることを狙っていました。

しかし、大門がいらない中(チュン)を捨てると、今まで他人の牌に興味を示さなかった龍宮はそれを貰うと言います。

麻雀回の結

龍宮は東西南北の中心に中を置くことで方向を全て揃えたものとしてアガリを宣言をします(実際の麻雀でもこれらを含む役はありますが、これら5枚だけでは本来あがれません)。

その状態も他の3人も驚きながら納得してしまい、藤堂は思わずこのアガリ方を知っていたのかと龍宮へ聞きます。

すると、龍宮は知らなかったが一か八かの賭けでやったことであり、あらゆる可能性を考えてチャンスを待つことが自分の麻雀であると言い放ちました。

3人に口座へ2千万円ずつ振り込むように言う龍宮は後に裏の世界を牛耳ることになると、説明されて物語は終わります(賭け麻雀は違法行為です)。

ギャグマンガ日和の麻雀回はなぜシュール?

ギャグマンガ日和の麻雀回は麻雀のルールを知っている人でも知らない人でも面白く感じることから好きな回として挙げる人が多いですが、そのシュールさはどこか来ているのでしょうか?

そんな麻雀回に関わるその他の項目を見ていきましょう。

麻雀回には元ネタがある?

麻雀回がシュールに感じる要因の一つに本来ならシリアスでかっこいい駆け引きをする麻雀の対局がよくわからない4人のそれっぽいやり取りで進んでいくところがあります。

この回の元ネタではないかと予想されているのは福本伸行の漫画『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』です。

お金だけではなく命も賭けるような賭け麻雀をしていく『アカギ』では上述したような駆け引きをしており、裏の世界の賭け麻雀をテーマにしたギャグマンガ日和の麻雀回は似ています。

『アカギ』はアニメ・ドラマ化もされていることから見ている人も多く、それらの作品でのシーンが麻雀回と比較してシュールに感じているのかもしれません。

麻雀回は微妙に共感できる?

他の要因としてあるのは麻雀を知らない人にとって微妙に共感できる部分があることです。

先の『アカギ』を始めとする麻雀を題材にした作品を見ていても麻雀のルールまでは知らない人もおり、その人にとっては麻雀回における4人の言動の一部は自分もそう思ってしまう要素になっているのです。

作中では索子の一にあたるイーソウが何の数字がわからなかったり、東西南北を揃えた方が良いと思ったりと麻雀を知らない初心者あるある的な部分もギャグの一つに含まれています。

名言「クソッ 何も書いてねぇ…ハズレだ!」

麻雀回の台詞の中でよく取り上げられるのは大門が白を引いた際に言った「クソッ 何も書いてねぇ…ハズレだ!」です。

麻雀の白は他の牌と違って何も書かれていない真っ白な牌であることから麻雀を知らない人から見ると、予備の牌や意味のない牌に見えると、現実的にもネタ的にもよく言われています。

そんな白に対するリアクションは勘違いの面白さと共感できる台詞として印象に残っている人が多いようです。

公式が開催した「ベストオブギャグ総選挙!!」の結果は?

様々な点からネット上で神回と言われる麻雀回ですが、2019年にギャグマンガ日和の公式が開催した「ベストオブギャグ総選挙!!」では明確な結果が出ています。

この総選挙は連載20周年を記念してギャグマンガ日和のお気に入りエピソードを決めるというもので、約1ヶ月半の期間で1日1票ずつ投票できるようになっており、最終的にはトップ10が発表されました。

その中で麻雀回は第4位となっており、惜しくもトップ3にはなれませんでしたが、200近い話数がある中で単発エピソードの麻雀回が上位に食い込むことはそれだけ人気のエピソードであることが窺えます。

ちなみにトップ3は1位から順番に1巻第1幕の「なめられペリー」、2巻第26幕の「国の死闘-母をたずねて-」、4巻第49幕の「聖徳太子の楽しい木造建築」と最初の巻のエピソードが多くなっています。

ギャグマンガ日和の麻雀回は微妙な共感とシュールさがある神回

ギャグマンガ日和の麻雀回は闇の世界の4人が賭け麻雀をするという物騒なテーマながらもその4人が麻雀のルールを一切知らないというシュールな内容になっており、元ネタと思われる作品との比較や麻雀初心者が微妙に共感できる部分もあって人気のエピソードになっています。

そんな麻雀回は単行本10巻の第177幕の「麻雀回」として収録されていますが、アニメ化はされていないため、公式で声優が演じる麻雀回は見られない状態です。

今後の5回目のアニメ化を期待しつつ、麻雀回を見直したい方は単行本10巻や公式アプリの『ジャンプ+』で読んでみてください。

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