「修羅の門」といえば強さランキング!誰が最強なのかを検証する。

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「修羅の門」は千年の歴史と不敗伝説を持つ陸奥圓明流(むつえんめいりゅう)の継承者陸奥九十九(むつつくも)を主人公とするリアル系格闘漫画です。平安時代から続き奥州の守護者として存在した陸奥の一族は、ただひたすらに業を研鑽して強さを極めようとします。この陸奥千年の歴史の中でも最強の修羅である九十九に数々の武道家や格闘家が挑み、誰が最初に彼を倒すかを競い合う物語が「修羅の門」です。

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修羅の門で強さを考察するポイントは?

主人公が最初から最強の異色格闘漫画。

この物語の前提となるのは、陸奥圓明流が最強である事を証明するために戦う九十九が作中最強という事実です。そのためある意味主人公がラスボスで、これに相対するのは空手にキック、プロレスにボクシング、柔術など現存する格闘技の第一人者達で、九十九と文字通り死闘を演じます。

強さの基準は何処になる?

この作品での強さ議論となると、各部の猛者達を振り返る必要があります。他の格闘漫画と違い九十九は最強の存在として君臨するので、初登場時から九十九の強さは変わりません。彼をどこまで本気にさせたか、彼の中の修羅をいつ呼び覚ましたかが基準となります。
そこで今回は、
・陸奥圓明流の技をどこまで引き出したか(技度)
・戦いの中で九十九をどこまで追い詰めたか(修羅度)。
の2点を基準として考察します。

各部の強者をピックアップ!

全ての始まりはここから!第一部神武館編

毅波秀明(しばひであき)に始まり海堂晃(かいどうあきら)で終わる実戦空手の神武館の4強である「四鬼竜」との戦いを描いたこの第一部は最強の敵は海堂です。恵まれた肉体からのパワーと華麗なテクニックを合わせ持つ天才空手家は陸奥と正面切って渡り合う力を持っています。実際に蹴り足が降りる前にもう一方の足で蹴りをいれる双竜脚という足技や、虎砲という陸奥の技で零距離から高威力の打撃を繰り出す必殺の技をかわす身体能力を持ち、空手の本質「立っての打撃」で陸奥を追い詰めます。
最終的には奥義「無空波」(むくうは)に破れますが、その後もリベンジのため修行を続け第弐門で再戦するほどの力を持っていました。
彼のこの時点の力を評価すると、まず陸奥圓明流の奥義を九十九に使わせており「強い」との評価となります。無空波は全身の筋肉を使い相手に衝撃波を叩き込むため、使用者の肉体も酷使します。つまり九十九は海堂が強く、奥義を放たざるを得ないと判断したとなります。
またどこまで追い詰めたかでは、九十九の中の修羅を呼び覚ました点でも評価できます。

海堂晃の評価は技度が4/5点、修羅度は3/5点で合計7/10点。

最強を決める場に集う猛者たち!第二部全日本異種格闘技選手権編

自身の道場の看板選手を倒された神武館館長の龍造寺徹心(りゅうぞうじてっしん)は、日本の格闘技界全てに喧嘩を売る九十九のため、また打倒陸奥圓明流ために「全日本異種格闘技選手権」を開催します。
この大会には日本の格闘技界を代表する選手が登場しました。
龍造寺徹心をはじめ、キックボクサーの竹海直人(たけみなおと)、シュートボクシングの羽山悟(はやまさとる)、プロレスラー飛田高明(ひだたかあき)、空手家の片山右京(かたやまうきょう)、そして陸奥の分家不破圓明流の継承者不破北斗(ふわほくと)です。
どこまで技を引き出したかでは、四門(しもん)を出させた北斗が断トツの評価となります。人非ざる力で繰り出される四門からの四神は確実に相手に死門をくぐらせ、事実「朱雀」(すざく)を受けた北斗は死亡しました。
ただどこまで追い詰めたかについては、北斗は不破圓明流の奥義神威(かむい)を使ってようやく九十九の修羅を目覚めさせた点で少し評価が下がります。

不破北斗の評価は技度が5/5点、修羅度は4/5点で合計9/10点。

世界最強はヘビー級ボクサー!?第三部ボクシング編

ヘビー級ボクサーのアリオス・キルレインと戦うためにプロボクサーとなった九十九が、ヘヴィ級王座統一トーナメントに参加してアリオスに勝利するまでの物語です。
ここで九十九が認めた「怖い」ボクサーはアリオスの他にジャージィ・ローマンとアナクレト・ムガビで、実際に戦ったローマンは神託による鉄壁の防御を誇る元世界チャンピオンです。10年のブランクを経て復帰後は神の声を聞きながら20戦20勝20KOの戦績を得ていました。最終的に彼は虎砲で沈みますが、九十九が正面から戦い倒したいと思わせる強者でありました。
このローマンを倒した九十九が決勝で戦ったのは、ムガビを殺した事でそれにふさわしい気を纏ったアリオスです。彼は一瞬でパンチを繰り出すコンビネーション・ブローで九十九を追い詰めて修羅を目覚めさせました。最終的には無空波に破れますが、ボクシングにおいては陸奥と互角以上に戦える最強のボクサーであることは間違いありません。

アリオス・キルレインの評価は技度が4/5、修羅度は3/5で合計7/10点。

何でもありを追及した究極の戦い!第四部ヴァーリ・トゥード編

ブラジルを舞台にグレーシー柔術をモチーフにしたグラシエーロ柔術を操る一族や武神館ブラジル支部の猛者、更には世界の格闘家たちが集まったヴァーリ・トゥード(なんでもあり)での死闘を描いています。第四部では第三部の「ルールを限定した場合の陸奥圓明流と九十九の強さ」とは真逆の「なんでもありにした時の強さ」をこれでもかと表現してます。
九十九は舞うように戦う足技に長けたカポエラ使いや体重差ゆうに三倍の巨漢元相撲取り、格闘技大会に武器を隠し持つ傭兵などと対戦しました。彼らの「土俵」で戦いながら九十九は相手を上回り、「なんでもできる陸奥圓明流の強さ」を知らしめトーナメントを勝ち抜きます。同時に強者達は陸奥圓明流に勝つには一つを極め、上回る事だとの結論に至ります。

打撃の雄、神武館のイグナシオ・ダ・シルバ。パワーの雄、プロレスラーのジョニー・ハリス。寝技の雄、レオン・グラシエーロ。この三人のうち二人と九十九が激突します。
まずは準決勝でイグナシオと九十九が戦います。重戦車と呼ばれるパワーでイグナシオは早々に九十九の修羅を呼び覚まします。当然力と力の激突と思いきや、イグナシオは隠していた軽快な足運びとスピードで九十九を翻弄して追い詰めます。最後には陸奥の底力である「人とは思えない」強さに破れますが、最後まで打撃では陸奥に譲らず、空手家としての誇りを保ち続けました。

イグナシオ・ダ・シルバの評価は技度が3/5点、修羅度は4/5点で合計7/10点。

決勝ではレオンと九十九が死闘を繰り広げます。陸奥に対して読み合いを制して組技や寝技で圧倒するレオン。マウントを取られても打撃ではグラシエーロに勝る九十九。互いに修羅と悪魔を目覚めさせてからは人の枠を超えて戦い、レオンは無空波すら耐えて九十九の両腕を封じて追い詰めます。そして発動される四門。「玄武」(げんぶ)は確実にレオンに致命傷を与えますがそれでも立ち上がる彼を、九十九は容赦ない蹴りで仕留めて二人の戦いは決着をみます。

レオン・グラシエーロの評価は技度は5/5点 修羅度も5/5で合計10/10の満点。

第四部までの最強は誰?結果発表!

これまでの分析結果から点数は海堂、アリオス、イグナシオが7点、北斗が9点、レオンが10点となり第一部から第四部までで最強はレオン・グラシエーロとなります。やはり四門を出させたレオンと北斗の点は、無空波までの3人よりも点が高いです。また同じ四門を使わせても、修羅の九十九を死の寸前まで追い詰めたレオンが少し上だと評価します。

なお九十九はこの後、陸奥と因縁のある前田光代(まえだみつよ)の業の継承者ケンシン・マエダと戦うためにコロンビアに向かい消息を立ちました。この時点では対戦結果は不明のため検証は第弐門へ持ち越しとなります。

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