弱虫ペダルの巻島裕介の東堂・坂道と出会ってからの変化が愛おしい

コミックスを久しぶりに読み返してみたら巻ちゃんのキャラクターがかなり変わっていて驚きました。その変化のきっかけや周囲の環境をまとめていきます

概要

週間少年チャンピオンで連載中「弱虫ペダル」のキャラクター

主人公・小野田坂道の尊敬する先輩クライマーであり、自らをイレギュラーと称するほど口下手

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人気投票1位をとるほどの屈指の人気キャラクター

まだ入部したての巻島(スペアバイク)

学校での様子

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自転車競技部があることを理由に総北高校に入学

誰かと走れることに喜び思わず笑ってしまうその様子は坂道に似ている

(笑顔は怖いが)

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しかし髪色の奇抜さや、授業態度の不真面目さ(本人はなんで注意されるのかわかっていないことから真面目にやっているつもり)で過ごしにくい学校生活を送っていた様子

先輩との関係

学校生活はうまくいかなかったが、自転車だけは自由だと意気揚々と部活に参加

しかし自分の得意のフォームを大笑いされた上にスピードが出せないと言われて先輩から矯正されてしまう

平坦を走っては「亀」と揶揄されて落ち込む巻島だが反抗もできない

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しかし唯一寒咲通司だけは巻島を気にかけて「自転車は好きか」と問い、巻島を救うきっかけになった

この一言がなければきっと巻島は退部していた…?

同級生との微妙な距離感

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金城のように速さを求めるわけでなく、田所のようにみんなと仲良くもできない巻島は

同級生の中でも浮く存在だったしかし金城に愛車を褒められて少しずつ距離を縮めるようになり、いつしか自分から二人に質問ができるまでになる

(それでも十分コミュ障を患っている方だが)

秘密特訓後の華々しいリザルト

金城・田所のアドバイスをもとに秘密特訓を開始

先輩に口出しされないように真夜中に、さらにその記録を部室の壁に油性ペンでするスリルを楽しんでいた

その結果、人知れず巻島はクライマーとしての実力を、自分の走り方で伸ばすことができた

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その記録を発見した寒咲は曲がった文字から巻島と察知

その練習量から峰ヶ山レースに先輩クライマーと出場させることに

巻島は優勝候補も先輩も抜き、自分のスタイルを貫き1位になった

ライバル・東堂との出会い

高校2年生の4月

すでに王者箱根学園で期待され、ファンも多くいた東堂は圧勝できると確信していたレースで、当時まだ無名の巻島に敗れる

東堂から見た巻島

レース前には巻島にぶつかり謝りもしないどころか、オーラのないやつと酷評

東堂にとってレースで勝利することは晴れがましいことであり、1位になってもぶっきらぼうで感情を見せない巻島はまさにイレギュラーだった

結果に納得できない上に、笑顔も気持ち悪い巻島に敵対心を燃やす

巻島から見た東堂の印象

巻島は東堂のうわさはそんなに知らなかったのか、「カチューシャかっこ悪い」などと失礼な態度

絡まれること自体面倒に思っていた

問題の笑顔

これは気持ち悪い

お互いを認め合う関係に

レースでの二人

その1週間後にレースで再会

特に感慨もないままに勝負するが大体のレースは二人の独壇場

実質二人の勝敗を決めるレースだった

「巻ちゃん」

出会ってしばらく経った2年生の5月頃、

東堂は巻島を認め「玉虫」から「巻ちゃん」と呼び名を改める

巻島は不服そうだったが特に否定もせずライバル関係が始まった

広峯山ヒルクライム(二人の約束)

3年の5月頃ですでに坂道ら新入生が入った頃

この頃には二人の関係はほぼコミックスの状態にまでなっていて東堂は週に2、3回巻島に電話をかけるようになっている

巻島も東堂から「自分も出るレースだからお前もでろ」と言われると口でははぐらかしながらも同じレースに出るほど、東堂をライバルとして認めている山梨の有名クライマーも出場するものの、完全に二人のレースになってしまう

しかし白熱したレースの最中で巻島をトラブルが発生

今まで再戦の約束をしなかった二人だったが、初めてIHで決着をつけることを約束するこのときの巻島の笑顔は不敵だったが、現在女性ファンから「美しい」と呼ばれるまで自然な笑みに

東堂との今までの勝負が巻島を変えていたとわかる

後輩・小野田坂道との出会い

まだ顔面がモブな頃

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新入生対抗ウェルカムレースを観戦

小野田の走りに沸く田所、マネージャーをスルーして小野田に全く期待していなかった

クールというより非道な先輩という印象

「ドリームッショ」

マネージャーが小野田を応援する中、そんな結果は「ドリーム」だと切り捨てる

小野田が山頂をとったときの顔

しかし小野田が山頂リザルトを獲るとこの喜びよう!

東堂とインターハイで勝負するためにも、新入生で有力なクライマーが必要だったが

新入生のリストからクライマーがいないことに失望し、勝負を諦めきっていた期待しては後で後悔するとわかっていたからこそ小野田へ冷たい言葉を浴びせていたようだが、小野田は抜群の登坂能力をもっていた

巻島が小野田に夢を見はじめるきっかけになるシーン

ツーマンセルの指導

期待の新人小野田とのファーストコンタクト

うまく話せず、小野田もオタク特有の人見知りを発揮

二人の相性は最悪のようだったが、小野田は巻島の走りを「かっこいい」と評価今までキモいと言われ続けていたその走りを褒められても「キモいでいいッショ」と動揺

とにかく二人の頼れる先輩・面倒の見甲斐がある後輩という関係ができる

最後のレース・インターハイ1日目

後続に落ちてしまった坂道へ酷評

緊張した結果最後尾にまで下がってしまった坂道

鳴子は坂道を待つように懇願するも、それはチーム全体の結果に響くと坂道の先輩であるはずの巻島が却下する

「いなくなっちまったもんは仕方ない」

と言い坂道の代わりにチーム総北を牽くことに専念

東堂への強がり

約束をしていた東堂が巻島に合流

最後のレースであり、二人の決着をつける大事なレースのはずだが巻島はチームを牽く使命があるために東堂に「腹が痛いからその勝負はできない」と発言納得のできない東堂だったが、巻島の真意を荒北から知り勝負を諦めて一人山頂に向かうこの判断だけでも1年の巻島からは想像できない

これは信頼できる仲間・金城、田所がいたからこその変化なはず

希望・坂道への感謝

坂道を切り捨てたように見えた巻島だが坂道を信じていた

3分以内に坂道が最後尾から先頭チームにまで戻ってくることができたら東堂を追うと決断しチームをひっぱることに専念

無謀だと言う箱学だったが、坂道は「任されたらきっちりやり遂げる」という巻島の期待に見事に答えて巻島が定めたジャスト3分にチームに合流

ラストクライムへ

坂道と入れ替わりに東堂を追い、巻島がいないことでテンションがいまいちあがらない東堂にも合流

その際東堂に「調子はどうか」とまで聞くスマートさを見せたこれには東堂じゃなくても絶好調にならざるを得ない今まで東堂と呼んでいたのに、このラストクライムで「尽八」と改めて心臓がパンクするギリギリまで争う

この熱さは今までの巻島ではない…結果僅差で東堂に敗北

「お前がいたから強くなれた」と言う東堂の言葉に「皮肉か」と軽口で答えるメンタルを見せつける

坂道総合1位

今までのコミュ障っぷりが行方不明

今泉に発射されて上位リザルトを目指すものの、東堂と福富に完全敗北

それでも笑顔でゴールし、総合優勝を決めた坂道に自転車からダイブして飛びついた

マンツーマン指導のあのぎこちなさは一体…

それほど優勝は巻島にとっての悲願であり、それをやり遂げた坂道は感謝すべき対象になったということ

素直に泣くまでに

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ラストクライムで東堂に敗れてもリアクションが小さかった巻島だが

チーム全員で表彰台に乗れたことに感涙

巻島の今までを知っている読者的にも感動のシーン

渡英が決まって(劇場版)

坂道を初めて誘う

あの巻島が「笑顔で去ろう」と決意するほど大事なチーム総北

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最後に峰ヶ山を走ろうとする巻島は坂道を一緒に走るように誘う

一度は断る坂道だが、その巻島の状態に何かを察して、練習後にもかかわらず同行した

「俺たちの総北を頼むぜ」

今まで「小野田」と呼んでいた巻島がこの時に「坂道」と語りかけるように

感情が高ぶると下の名前で呼ぶらしい

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話しかけるだけではなく坂道の頭を撫でるというスキンシップまでとると

「俺たちの総北を頼む」とこれからのチームを託した

イギリスにたつ…と思いきや

総北、箱学が出場する熊本の試合1日目にイギリスに出発

しかし1日目のレースを終えた金城の元に巻島が熊本に来ると連絡が入る

不調の中で一人特訓する坂道と偶然遭遇して、坂道の回復に関わった

(そもそも不調の原因も巻島)

(どんだけ仲がいいのか)

やまなみレース2日目

東堂との決着をつけるため最後尾スタート

坂道と同じ調子の出ない山神東堂

巻島が東堂に影響されているように東堂も巻島に影響されているらしくスタートラインに倒れ込んでしまうしかし巻島の気配を察知すると一変、坂道に詰め寄り巻島を発見すると「山で待っている」と宣言

総北も巻島をゴール争いに参加させるべく巻島を待ちながら走った

巻島は二日目からの参加のために、リザルトは出ないのだが

巻島が守ったチームだからこそこの決断

脱完全いっぴき狼

ポジション的に厳しい総北

しかし田所と坂道の提案で「恋のヒメヒメ⭐︎ぺったんこ」を歌いながら追い上げることにアニメのCパートでは、みんなが歌えるようになっていたが巻島は困惑しっぱなしだった曲だが

この劇場版で巻島も「ショ」と曲に合わせて掛け声を出せるほどになる

総北というチームが恥を超えて一つになった瞬間

笑えるシーンですが巻島のメンタルの成長を考えると感動できる

堂々の決着

ついにゴールのある山頂で東堂と合流

とにかくセリフが少なく緊迫したシーンで、最後尾スタートの巻島の苦しさが伝わる巻島にリベンジ魂があったかはわからないがラストクライム以上に必死で、その結果最後尾からの総合優勝を決めた

(正式な結果でないためリザルト上では東堂が優勝になるが)その時のゴールはラストクライムの真反対の姿勢で

巻島がはじめて東堂に勝利した際とは喜びようがまるで違っている

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東堂はというと、その結果を誇らしく思っている様子で表彰台に総合優勝として立つ姿は不満げであった

その後、花束を巻島に渡すことで満足した様子

巻島は渋々といった顔だがちゃんと花束を受け取り、集合写真では真ん中をポジションどりしていた

(ペダステでもラストクライム後東堂は巻島に花束を渡そうとしていて、巻島は拒んでいる)

(結果押し付けられていたが)

笑顔の旅立ち

今後のアニメでどう修正されるかは不明だが、劇場版は小野田が買ったと思われる「くも太郎」の大きなぬいぐるみを持って渡英しており

坂道のストレスは原作よりは緩和されているように見える

IH後に坂道にくも太郎のストラップをもらった時は困っていたのに対して、この時はそんな様子はなかったことから

この熊本のレースを通じてまた距離が縮まったように見える

その後

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坂道は巻島に手紙を送り近況報告をしていたが巻島は一度も返事を返していない

それでもイギリスからインターハイの応援に駆けつけた

出典:http://cdn.animepeace.jp

東堂は現在何をしているのか不明ではあるが、巻島と連絡を取っていることが原作者・渡辺航先生のサイン会で説明されている

(箱学ファンライド時点では巻島がいないことを悲しんで、ライバルといつでも会える真波を羨んでいる)

(考察・雑感)

巻ちゃんは東堂と会ってからスタイルを貫くことだけじゃなくて、勝つことに固執するようにも笑顔を作れるようにもなった

坂道からは現実だけじゃなくて理想的なゴールとか信じることを教わったって感じでしょうか

もちろん田所や金城の影響もあるんだろうけど

この二人がいたから巻島もかっこいい先輩になれたんじゃないでしょうか

クライマーズの人間関係ってすごく少年誌らしくて好きです