ハガレンは、人生の真理をついた深イイセリフと、コミカルなシーンの振り幅も魅力です。キャラ別に名シーン、名セリフを集めてみました。
目次
熱い意志で運命を切り拓く「鋼の錬金術師」~エドワード・エルリック
アメストリス国史上最年少で、国家錬金術師となった少年。「鋼」の二つ名を持つ。通称、エド。
病死した母を、禁忌である人体錬成により蘇らせようとするが失敗。
リバウンドにより左足を失いながらも、真理の扉に連れ去られた弟を自らの右腕を代償として取り戻した。
弟の身体と自らの手足を取り戻す手段(賢者の石)を捜し求め、鎧姿の弟・アルフォンスと共に旅をする。
「立って歩け 前へ進め あんたには立派な足がついてるじゃないか」
第1巻 第2話「命の代価」
恋人を亡くした悲しみにつけこまれそうになったロゼにかけた一言です。
ロゼと同じ過ちを犯し、それを乗り越えていこうとしているエドだからこそ、
説得力あるセリフです。
「降りて来いよ ド三流 格の違いってやつをみせてやる」
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第1巻 第1話「二人の錬金術師」
最初のバトルシーンでの決めゼリフ!エドの原点とも言えるセリフだと思います。
最終章のホムンクルスとの闘いで、このセリフが登場した時にはトリハダものでした。
「誰が豆つぶドちびかーッ!!!」
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第1巻 第1話「二人の錬金術師」
「ちっこいの」と言われた際に発した一言。
史上最年少で国家錬金術師となり、天才の名を欲しいままにする
エドの悩みのタネは背が低いこと。お約束の「チビ」「マメ」ネタです!
「等価交換だ 俺の人生半分やるからおまえの人生半分くれ!」
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第27巻 第108話「旅路の果て」
新たな旅立ちを前にして、ウィンリィへのプロポーズ!
人生の等価交換になってしまうところが、いかにも錬金術一筋のエドらしくて素敵です。
ウィンリィには脱力されてしまいましたが、こんなプロポーズされたらイチコロでしょう!
ちなみに、ウィンリィの返事はこちら!
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すべてを灼きつくす「焔の錬金術師」~ロイ・マスタング
アメストリス国軍大佐。「焔」の二つ名を持つ国家錬金術師。
民を守るため軍に入るが、イシュヴァール殲滅戦を経験し、国を変えるために
大総統の地位を得る心を抱く。
エドワード・エルリックを国家錬金術師にスカウトした。
「うろたえるな!思考を止めるな!生きることを諦めるな!」
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第10巻 第40話「西の賢者」
ラスト戦後の病室でホークアイ中尉に。
敵(ラスト)にマスタングが死んだと思いこまされ、
戦闘中に自失状態になって、戦いを放棄したことを叱咤します。
厳しい言葉の中に、自分が死んでも彼女には生きのびて欲しい、
という願いを感じます。
「死ぬな!以上だ!」
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第21巻 第87話「地下道の誓い」
「約束の日」を迎えて、地下道に集まった部下たちへの至上命令。
部下たちを命がけの闘いに引きこむけれど、勝利のために命を捨てろとは絶対に言わない。
それが、ロイ・マスタングという男の真価なんです。
「おまえ、ボイン好きだろ」
第10巻 第39話「西の賢者」
ハボックの恋人の正体がホムンクルスであったことが発覚したシーン。
どのような緊急事態でも、外せないチェックポイントが存在するのでしょう。
ちなみに、大総統との間では、こんな会話もあったようですw
美しく、クールな狙撃手「鷹の眼」~リザ・ホークアイ
マスタングの副官である中尉。「鷹の眼」の異名をとる狙撃手。
市井の錬金術師だったホークアイの父にマスタングが師事し、旧知の仲だった。
父が遺した焔の錬金術をマスタングに委ねた。イシュヴァールで再会を契機に副官となる。
「そして、この道を行くって決めたのも自分だから」
第6巻 第24話「鋼の錬金術師」
「銃を持つことが重くないか」という、エドの問いかけに対する返答。
軍人として果たしてきた任務が、人としては罪であることを自覚したうえで
大切な人を守るために、自らの手を血に染めている覚悟を感じます。
「私はね、命令で死ねないことになっているのよ」
第25巻 第101話 「5人目の人柱」
マスタングに「真理の扉」を開かせる目的で、重傷を負わされる。
メイやダリウスら味方が近づいていることを知り、時間を稼ぐために反論し、
マスタングが自分を救うために「真理の扉」を開かないように諌めます。
ホークアイの気丈さとマスタングとの絆が伺えます。
「雨の日は無能なんですから、下がっててください!」
第2巻 第7話 「雨の後」
傷の男の襲撃を受け、雨のために炎が出せないマスタングを気遣い(?)、蹴り飛ばす
いつでも、誰よりもマスタングの身を案じているはずのに、
上官にもっとも厳しいのもホークアイ中尉ですね!
天然のツンデレ体質なのか、はたまた愛情の裏返しでしょうか。
北壁を守る「氷の女王」~オリヴィエ・ミラ・アームストロング
アメストリス国軍少将。ドラクマ国境に接するブリッグズ要塞司令官。
「ブリッグズの北壁」「氷の女王」という異名を持つ。アームストロング少佐の姉。
攻撃的かつ苛烈な性格でありながら、情を深い一面をあわせ持つ。
「これからこの世を背負って行く若者に 今この世を背負っている大人の・・
我らの生き様を見せんでなんとする!」
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第27巻 第96話「二人の女傑」
スロウス戦で受けたダメージを回復させるために休む勧めたイズミに。
単に厳しいだけでなく、自分への厳しさを表す言葉。
次世代に対する思いやりと大人の覚悟がカッコいいです。
「どうだブラッドレイ 私の部下は強かったろう…?」
自らの命と引き換えに、ブラッドレイに致命傷を与えた
バッカニア大尉に想いを馳せた一言。
「ぶった斬ってしまいたい」
第27巻 第68話「家族の肖像」
ホムンクルス側の情報をとるために、レイブンにとりいるシーン。
しおらしい態度をとってみせると、ずうずうしいオヤジが少将の手をとってきます。
普段ならば、瞬殺にしているのでしょうが、情報収集のために耐えています。
ものすごく、腹立ってるんだろうなあ。。。。
自らの異端を貫き通す「紅蓮の錬金術師」~ゾルフ・J・キンブリー
国家錬金術師。「紅蓮」の二つ名を持ち、爆発の錬金術を操る。
イシュヴァール殲滅戦では進んで、その能力を発揮した。
平時は白のスーツを着用し、物腰も穏やかな紳士だが、破壊と殺戮を好むサイコパス。
「貴方、美しくない!」
第26巻 第106話「傲慢の深淵」
人間を見下す言動を続けながら、劣勢になって、エドの体を乗っ取ろうとするプライドに。
プライドは、自身が飲み込んだキンブリーの自我が残っていたことに驚愕します。
自分が異端であることを常に自覚し、命と引き換えにしても美意識の赴くままに
行動してきたキンブリーにとっては、同化したプライドの悪あがきが許しがたいのでしょう。
「誰?」
第16巻 第64話「ブリッグズの北壁」
マルコー医師と思い追跡していたのが、実はヨキだった。
緊迫感あふれるシーンで、この一コマはツボでした!