地獄の宿泊研修スタート! 食戟のソーマ3巻のあらすじ&見どころ6選

食戟のソーマ3巻のあらすじと見どころをまとめてみました。新たなライバル アルディーニ兄弟の登場や、次々と出される難関な課題、そして田所恵に迫る最大の危機など、休む暇もない怒涛な展開を見せます。

友情とふれあいの宿泊研修スタート

あらすじ

いくつもの超高級旅館・ホテルが立ち並ぶ「遠月リゾート」を舞台に、5泊6日の研修が遂に開始された。無上の篩い落しと恐れられるその研修内容とは、

『連日講師から様々な課題が出され、生徒たちはそれをこなしていく。ただし、課題の評価が低い者は即退学』

と言う、強者のみが生き残れる過酷なものであった。

みどころ ~遠月学園卒業生たち~

生徒たちの退学がかかった課題。

その課題を出し、評価を決める講師は何と、かつての遠月学園卒業生達たちでした。

卒業率一桁を勝ち抜いた一流たちの見せる料理に対する信念は、この課題に「甘さ」や「情け」がない事を生徒たちに伝えてきます。開会式で四宮シェフが放ったこの一言が特に強烈です。

「整髪料の匂いがダメ」たったこれだけの理由で退学?

そうです。一流シェフにとっては、たったこれだけの事が命取りと等しいのです。

課題 『日本料理でメインとなる一品を二人一組で作れ』

あらすじ

森や川に囲まれた自然豊かな調理室に集められた創真と恵は、講師である乾日向子から 『日本料理でメインとなる一品を二人一組で作る』 を課せられる。

しかしこの課題には 『料理の材料を現地調達しなければならない』 と言うルールがあった。

未知の状況下において、いかに思考を鈍らせることなく料理が出来るかが問われるこの課題へ、創真と恵のペアは挑む事となる。

みどころ ~アルディーニ兄弟登場~

後に良きライバルとなるアルディーニ兄弟が、この課題より初登場します。

半ば強引に挑まれた勝負でしたが、この勝負が創真、タクミ両方の料理人としての心を焚き付ける重要な一戦となりましたね。アルディーニ兄弟がただの料理人ではないと分かるシーンです。

高級料理店ではなく、創真と同じく大衆料理店で働いていたと言うのが良い設定ですね。

同じ境遇だからこそ、絶対に負けられない!

そんな気持ちにさせてくれます。彼らのトレードマークでもある、メッザルーナ。

彼らにとって調理以上に重要な意味を持つこの器具も、ここが初登場です。誰もが川魚に目を付ける中、合鴨に目を付けた観察力。

自分たちの持ち味である「イタリア料理」を、見事和風で再現した応用力。

彼ら兄弟の、料理人としての実力が現れた一品です。タクミにとって、創真への意識を高める結果となった今回の出会いは

「再戦」この思いをタクミの胸に抱かせもしました。

創真の閃き

あらすじ

アルディーニ兄弟が課題を合格する中、どんな料理を作れば良いのか悩む創真。

自然豊かな環境、現地調達、日本料理。

何が出来るか。自分が出せる最高の一品とは何か。先入観にとらわれずに何が作れるか。

考え、考え、考え――。

そして創真はある事を閃く。

みどころ ~食材は柿の種!?~

材料は現地調達 つまり 乾日向子がお茶請けとして持参していた 「柿の種」 も材料にしてOK

いやはや、一休さんみたいな閃きですね(笑)まさかそこに目を付けるとは。

しかし目を付けたとは言え、柿の種を材料にした日本料理だ何て、全く想像がつきません。

一体どんな料理を作るんだろう? 創真の料理は、作る前からそんなワクワクが楽しめます。今回料理に使う材料。

柿の種が重要な役目を果たします。ゆきひら流「岩魚のお柿揚げ」完成。

柿の種を衣として利用して、揚げ物を作る。

この状況でこんな閃きをするのは、創真一人しかいないでしょう。

ですが、この状況でこんな閃きができるのも、きっと創真一人しかいないでしょう。

未知の状況下に置かれようとも、思考を鈍らせる事なく料理が出来た創真の閃きが、この一品には現れています。

課題 『牛肉ステーキ御膳を60分以内に50食分作れ』

あらすじ

無事課題を合格し、帰宅する創真と極星寮のメンバーたち。何とか1日目を生き延びれたと喜び合う面々であったが、実はまだ1日目の課題は終わっていなかった。

帰宅先で講師から教えられる次なる課題の内容は 『牛肉ステーキ御膳を60分以内に50食分作る』 と言う物。勿論時間制限があると言う事は、それを超えると即退学を意味していた。

こうして極星寮の面々は、課題を終えた疲労が溜まる状態でこの課題に挑む事となる。

みどころ ~薙切えりな~

この課題での見どころは、作り終えた後にあります。

定食屋で鍛えられた創真よりも先に50品を作り終えたと言う薙切えりな。

編入試験で創真の料理に屈伏(?)した事から、どこか「本当に凄い人なのか?」と言うイメージがあったえりなですが、課題の結果や堂島先輩の発言から、だんだんと恐ろしい存在だと認識させられていきます。

課題 『野菜のテリーヌをルセット(レシピ)に従い一人で作れ』

あらすじ

研修二日目。

創真、恵が次に課せられるたのは、四宮シェフが講師を務める 『野菜のテリーヌをルセットに従い一人で作る』 と言う内容の課題。

講師の中でも特に評価が厳しい四宮シェフを相手にして、情報交換も助言も禁止された手助けが一切許されない状況で調理しなければならないこの難題に、創真と恵は挑んでいく。

みどころ ~恵の頑張り~

創真に助けられがちな恵ですが、この課題では一人で調理をしなければなりません。

ですが、恵が手にしたカリフラワーは何と痛みかけでした。

このまま料理をすれば間違いなく味がダメになる。しかし、カリフラワーはもう残っていない。

創真に助けを求めたくなるこの問題を、恵が一人で乗り越えようと頑張る姿は、見ていて勇気がもらえます。ワインピネガーを使い、痛みかけのカリフラワーをフォローする方法を思いついた恵。

落ち着いて状況を見極めた彼女の、最良の一品になったはずでしたが・・・。

創真の怒り

あらすじ

恵に退学が言い渡される。

味も良く、見た目も良い恵の品であったが、機転を利かせて投入したワインピネガーがルセットに含まれない物であったため 『ルセットに従い』 に反した料理として扱われてしまったのだ。

「材料に痛みがあったそちら側にも落ち度がある」と恵の退学について異議を唱える創真に対し

「合格者を絞るためわざと痛んだ物を入れた」と取り合わない四宮シェフ。

段々と張りつめた雰囲気に包まれていく中恵は、これ以上創真に迷惑をかけないために退学を承認する。しかし 「私の事はもういいから」 そう囁く恵の顔には、精一杯の強がりが見えていた。

みどころ ~恵を救うために~

「恵を救う」

そんな思いを胸に宿した瞬間です。

「私の事はもういい」恵の顔を見て、誰がどうでもいいとほっとけるでしょうか。

恵は限られた状況下で最良の手を打った。それがどうして認められないのか。ここまで感情を高ぶらせた創真の顔は、めったに見られません。食戟のソーマ 屈指の名シーンです。

相手が一流シェフだろうと関係ない。絶対に恵を救って見せる。

そんな思いが、静かな怒りが、創真から伝わってきます。

相手が強大だから黙って屈する。創真には、そんな考えはありません。

挑むこと。守り抜くこと。創真には、それしかありません。

創真は果たして恵を救えるのでしょうか。四宮シェフとの食戟は4巻へ続きます。