海南を率いる神奈川No.1!技術も頭脳も誰にも負けないその強さとは!今回そのスラムダンクにおける牧紳一(まきしんいち)の魅力について迫ります。
牧紳一の概要
プロフィール
海南大附属高校3年
身長:184cm 体重:79kg CV:江川央生
背番号12→8→4 ポジション:ガード バッシュ:リーボック
海南大附属高校バスケ部主将。
1年の頃から怪物と称され、「神奈川No.1プレイヤー」や「帝王」 と呼ばれるほどの実力の持ち主。現状に満足はせず、日々常勝のために鍛錬を重ねる、ハングリー精神の持ち主である。エリート面しないが故に維持されている強さともいえる。
コート内ではかなりの熱さを持つが、性格は極めて紳士的である。冷静沈着であり、後輩の清田が無礼を働いたときも相手に詫びるなど、先輩らしさも。
出典:http://blog-imgs-79.fc2.com
ちなみに老け顔については、本人もかなり気にしているようで、触れてはいけない部分である。赤木よりはマシだと思っているらしい。
作品中の活躍
「牧自らインサイドにガンガン切り込んで来るのが海南の攻撃の型」や「8割方、彼を起点に始まる」という声が上がるほど、牧は海南の中心として期待されているといえる。
彼自身がスロースターターであることと、リョータの活躍により、湘北戦においては前半は脅威とまでは言い難かった。しかし、後半にて彼のゴールへの執念は発揮された。
後半。牧を抑えに行ったのは、赤木、三井、宮城、流川の4人だった。それほどまで牧のぺネトレイトは脅威だった。あの安西先生が「それだけの価値がある…」と言うほど。
それでも負けじとゴールに喰らいつき、結果、海南に勝利をもたらした。神奈川No.1と言われるのにも納得である。
陵南戦においても、あの天才仙道を封じ込めた。仙道がファールを見越して打ったシュートについても、彼の作戦を見抜き、あえてファールを避けて延長戦に持ち込んだ。
技能だけでなく、頭脳でも勝負出来る選手とわかります。
牧紳一の魅力① 神奈川No.1プレイヤーの実力!
何といっても牧のプレーには見ごたえがあります。司令塔として立ちながらも、自身でも切り込みにかかって、シュートを決めてしまうところは流石と言わざるを得ません。
ダブルチームで挑んでも、たやすくゴールを決めてしまう牧はまさにバケモノ。圧倒的な身体能力と恵まれた体格はバスケをするために生まれてきたのでは、というほど。
4人で囲ってようやく封じ込めることが出来た牧ですが、その後3人に減った時に彼が発したのは「中が三人になって少し楽になったぜ!!」です。そんなわけ。
花道がフリースローが得意でないことから判断したファールや、仙道が誘発したファールへの気づきなど、経験の豊富さや洞察力も鋭さも誰よりも光ります。
「あの文字がみえねえか? 海南のプレイヤーなら甘ったれたことを言うな」、常勝を掲げる強さはここにありました。
牧紳一の魅力② 厳しくも優しい先輩の姿
「できる!! よな? でなきゃ 外す」厳しいようでこんなにも優しい発言があるでしょうか。
湘北戦前半で悔しい結果を残すことになってしまった清田は、後半は流川のディフェンスに専念したいと監督に告げます。しかし、返ってきたのは「できるのか」という言葉。
否定的な意も込められたその言葉に反応する清田を支えたのはこの牧の台詞でしょう。失敗しても、もう一度チャンスを。きっと清田の成長のために出した答えでは。
こんな上司が欲しいと思ってしまいました。自分のためにも、そしてそんな言葉をくれる人のためにも、全力で頑張れちゃうと思うからです。勝手についてきた清田も所持金500円の花道も、「全国を知る」ためと、名古屋についてくることを許してくれるところはとっても優しいと思う。
しかし、花道の旅費はいったい誰が…?
牧紳一の魅力③ 人間味あふれる一面も
冷静沈着な牧。その姿はもはや高校生に見えないくらいに(顔面的な意味でなく)。そんな彼もなんとなく人間臭さがあるところが好きです。
特に好きなのは自身の老け顔を気にしているところ。花道に「高校生?」と聞かれてしまうほどの彼ですが、作中で何度も老け顔を指摘されています。
時にはOBに、監督に、サラリーマンに。花道からはジイ呼ばわりされ、田岡監督には飲み仲間扱いをされる牧。こんな理不尽な扱いがあってもいいのでしょうか。
赤木よりは老け顔でないと信じる牧。頑張れ牧。負けるな牧。豊玉相手に喧嘩を売られた時にはこの対応。本当にわからなかったのだと思います。天然なのかわざとなのかは若干謎なところがあります。
王者の風格を出しながらも、人間味に溢れる牧の姿に惹かれてしまうのは必然といえましょう。
おわりに
作中でもトップクラスの実力を持つ牧。No.1たる所以は掴めましたか?掴めたあなたはきっと牧のことが大好きになるでしょう。