「殺してもいいのか」、その一瞬の躊躇が自分を殺してしまうことになるのかもしれません。「覚悟」とは何か、それを伝えてくれているように思います。
殺る時はできるだけ素早く静かにな

カイトらしさを感じる、そんな殺し方だと思います。美しさすらも感じるそのあっけなく、静かな、そんな殺し。無駄を省いたその動きは強さの象徴ではないでしょうか。 |
その上一度出した武器はちゃんと使わない限り代えられないし消せない 全くもってうっとしい

気狂いピエロの能力はなかなかに魅力的だと思うんですけどね…(笑)しかし、カイトっぽくないなと初めて見た時は感じていました。うっとうしいならどうして使い続けるんでしょう…(笑) |
だが何故だ 嫌な予感がする 何かを見落としている… そんな薄く粘っこい不安

「薄く粘っこい」という言葉が頭に残りつづけました。この、どうももどかしいという、そんな感情をここまでシンプルにわかりやすく伝えてくれる言葉があるでしょうか。 |
嬉しい誤算だ兵隊長クラスを苦にしない やはり杞憂か・・・オレの不安は
誤算は、兵隊長クラスの強さでしょうか。それともゴンとキルアの強さでしょうか。順調なはず、なのにこの台詞。死亡フラグしか見えてきません…。
2か はずれだ
2の数字と共に出てきた巨大な鎌。その存在感は、キルアに「かなりやばいぜ」と言わせてしまうほど。チートキャラっぷりがじわじわと出てきました!
ゴン キルア 3秒後に上へ飛べ
忌まわしい存在感。3秒後に見えた光景は兵隊長クラスがこぞって首を刈られるシーンでした。まさに圧倒的。これぞ絶対的強者というのにも納得!
この大鎌で使えるのはこれだけだ
「これだけ」の威力が凄まじいものなんですが…!強すぎる力は、相手に死しかもたらすことが出来ないのではというほどに。
なんだかんだクレイジースロットを使い続けるのは、この強さに信頼を置いているからでしょうか。
大丈夫か?こんな修羅場がずっと続くんだ。敵のことを考え出したら精神的に乗り切れんぞ。
相手のことを考えすぎてしまうのは、ゴンの良いところでもあり、弱点ともなりうるのかもしれませんね。時には非情に。なりきれるのでしょうか。
それが危険なんだ 仲間思いの奴がいたらどうするんだ…?
情を持つ者には情を。そんな心構えでいたら、いつか足元を掬われてしまうかもしれません。割り切りの仕方というのも、まだ、少し難しいようです。
敵を知り、己を知ることこそ、ハント成功への道
覚悟のぶつかり合いこそが、「狩り」。カイトの語る「ハント」。何に対してどう対処できるか、それを知っていれば、自己を最大限に生かすことが出来ます。
お前からそいつを返しておいてくれないか
カイトが渡した、ジンとゴンを結びつけるもの。それがこのハンターライセンスな気がしてならないのです。ジンからカイトへ、そしてゴンへ。
またジンの元に返ってくることを願って。
いい判断だキルア そのままゴンを連れて逃げろ
「連れて行く条件」が頭に浮かんできました。カイトの強さを今まで見てきたのに、それでも嫌な予感しか残らなかったこのシーン。
逃げないで、そう思ってしまったのは仕方のないことでしょう?
カイトとの再会
奪還したカイトは、まるで操り人形のようでした。あんなに知的で、強かったカイトが。こんな姿になってしまうだなんて。まるで機械のようで。
心にガツンと、何か衝撃のようなものをくらったような気がしました。
あたちの名前はカイトです!!
カイトは死んだ、そう思っていました。しかし、ある赤毛の女の子が叫んだのがこの台詞。-カイトは、カイトの魂は生きていました。
嬉しいような、悲しいような、驚きのような。カイトちゃん、おかえりなさい!
お前はあたちと来い これからずっとだ
お前が撃ったあたちのそばで これからずっと「これしかない」って生き方をするんだ
これはお前の義務だ 選択の余地なんか無い
自ら死んでリセットなんて誰が許すか
毎日あたちに謝りながら生きろ
二度と「このままでいいのか」なんてヒマでクソな考えがもたげない位こき使ってやる
あたちに謝りながらあたちの言う通り働いて あたちのために生きるんだ
もし お前がちょっとでも今の覚悟を忘れて堕落したらあたちが殺してやる
安心して生きろ
こんなに残酷で、優しい、素敵な生かし方。やっぱり、カイトの自我は、優しさは、そのまま残っていたのだと思います。
特に、「安心して生きろ」の台詞は怖いほどに、優しいと思うんです。
それでもオレの倒せなかった敵を倒したのは事実だ 「オレの目に狂いは無かった」と負け惜しみを言っとくか
ネフェルピトーに勝利したゴンに向かって。この負け惜しみが、どうしてもこうも愛おしく感じられるんでしょう。やっぱり、カイトは、強い。そう思います。
お互い修行が足りなかったな
いつもいつも、カイトはゴンに対しても、キルアに対しても、平等でいたように思います。「何かを教えるつもりはない。」と言うように、師であるつもりはないのでしょう。
こんな風に会話できる日が訪れて、本当に良かった。
助けが要るときは必ずお前に連絡する キルアにもよろしくな 俺たちはもう仲間だ だから今はジンさんのところに帰れ
「仲間」。こんな素敵な仲間を作る二人は、やはりいいハンターに違いありません。不安を取り除いて、ジンの元へと返してくれるカイトは大人です。
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