史上最高に泣けるアニメ!あの花のストーリーと魅力を徹底解剖!

アニメ『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』と言えば言わずと知れた超名作アニメですよね。筆者も『あの花』を視聴して涙を流したその他大勢の1人です。劇場版も大成功し、今やアニメ好きの中でこの作品を知らない人に会う方が珍しいのではないかとさえ思ってしまうこの作品。今回は多くの人に感動と涙を与えたこの作品の魅力を改めて徹底解剖していきます!

登場人物まとめ

超平和バスターズの仲間を簡単に紹介します。

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 宿海 仁太 CV.入野自由
〇あだ名『じんたん』
〇超平和バスターズのリーダー。メンバーであるめんまの死をずっと引きずっており彼女の死後は塞ぎ込みがちになり受験にも失敗、めんまと再会するまではやっと合格した地元でも底辺の高校にも行かずすっと引きこもっていた。

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 本間 芽衣子 CV.茅野愛衣
〇あだ名『めんま』
〇超平和バスターズのメンバー。ロシア人とのクォーターであり、子供の頃に事故で亡くなっている。作中ではめんまの死が超平和バスターズのメンバーにそれぞれ強い影響を与えており、この作品のキーキャラクターとなっている。

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 安城 鳴子 CV.戸松遥
〇あだ名『あなる』
〇超平和バスターズのメンバー。凄まじいあだ名を付けられているが単に名前を省略してつけられているものである。幼いころからじんたんに好意を寄せているが、じんたんの気持ちを察して伝えられないままでいる。

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 松雪 集 CV.櫻井孝宏
〇あだ名『ゆきあつ』
〇超平和バスターズのNo.2的な存在。幼い頃からめんまのことが好きだったが故にめんまの死後、彼も心に深い傷を負っている。

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 鶴見 知利子 CV.早見沙織
〇あだ名『つるこ』
〇超平和バスターズのメンバー。おとなしい性格で幼い頃はいつも後ろからみんなの後をついて歩いていた。ゆきあつのことが好きだったが、その思いは伝えられずにいる。

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 久川 鉄道 CV.近藤孝行
〇あだ名『ぽっぽ』
〇超平和バスターズのメンバー。幼い頃は体も小さくクラスでもみそっかすだったらしいが、メンバーが高校生になる頃には一番大きく成長している。小さい頃から素直な性格でそれは大きくなってからも変わらず、リーダーであるじんたんを尊敬している。

ストーリー概要

夏の終わり、そいつは現れた。。。

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夏の終わり、引きこもりだった主人公宿海仁太(じんたん)の前に幼い頃に死んだはずの少女めんまが突然現れる。彼女の死をずっと引きずっていた仁太は目の前の彼女を思い詰めた自分の幻想(夏のケモノ)だと思い込みやり過ごそうとする。

幼い頃に死んだめんまが自分と同様に成長した姿で現れ、それがどうやら自分にしか見えていないらしいことを理解する。

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どうして今更になって自分の前に現れたんだと問う仁太にめんまは『お願いを叶えて欲しいんだと思う。』と答える。

願いの内容は分からないが、“みんな”じゃないと叶えられない願いだというめんま。“みんな”というのがかつて一緒だった『超平和バスターズ』のみんなであることを察した仁太はあの頃とは全て変わってしまったんだとめんまのお願いを拒否する。

しかし彼女の強い想いと、幼い頃に消えた彼女の姿とが重なり、彼女を納得させる為にもしぶしぶ了承し外へと踏み出す。

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お前、まだそんなこと言ってんのか?

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しかし、久しぶりの外出で彼を迎えたのは決していいものではなかった。めんまと2人で街を歩き、そこでかつて超平和バスターズのメンバーだったゆきあつとつるこに出会う。自分が着るはずだった高校の制服を着ている2人を見て仁太は現在の自分と過去の自分の立場の差、そして幼馴染との差に劣等感を抱き足早にその場を去ろうとする。

『行くぞっ!めんま‼』

思わず口走ってから仁太はハッと我に返る。。。

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ゆきあつとつるこの2人は仁太が出した少女の名前にハッとする。

『お前、まだそんなこと言ってるのか?』

めんまのことが見えていない2人には長い引きこもり生活をしていた仁太の頭がおかしくなったと思われ、ゆきあつは冷たい言葉を仁太に浴びせる。たまらなくなった仁太はその場を離れ、めんまのお願いを叶えるには全てが変わった今では不可能なことをめんまに告げ、1人で帰宅する。

『お前といるとやなこととか、やなこととか思い出してイライラすんだよ。』

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帰宅してから仁太はめんまがいたあの頃の夏を思い返していた。。。そして今になって現れためんまをどうしても放っておけず探しに外へと飛び出す。

めんまが行きそうな所、仁太が真っ先に目指したのはあの頃皆で遊んだ秘密基地だった。しかしそこで仁太は思いがけない再会を果たす。秘密基地で仁太が再開したのはめんま、ではなく超平和バスターズのメンバーの最後の一人、ぽっぽだった。

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再開したぽっぽは姿こそあの頃とは大きく変わっていたが、中身は明るく素直でお調子者のぽっぽのままだった。そんなぽっぽを見て安心したのか、仁太はめんまのことをふとぽっぽに告げる。これまでのことを考えどうせ信じてはもらえないと思っていた仁太だったが、驚くほど単純にぽっぽはそれを信じて驚愕していた。

そして2人でめんまの『お願い』について考え、ぽっぽがあの頃みんなで遊んだゲーム『ノケモン』に出てくるレアノケモンを入手したいのではないか、という案を出す。レアノケモンは入手方法が難しく、子供の頃は皆で頑張ったが入手できなかったからそれをゲットすればいいのではないか、という考えに落ち着く。

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一方仁太と別れためんまは夜の街をふらふらと歩いていた。すると道端で口論をしているあなるとつるこを発見する。自分が見えていない2人が自分の名前を出して喧嘩をし、傷ついている姿を見て、めんまは自分のことを思い出すと皆は悲しくなってしまうのだろうかと1人考えていた。

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レアノケモンをゲットする、という案を出したはいいがはるか昔に遊んでいたゲームなのでまずゲームを買い直すことから始めた仁太。立ち寄ったゲームショップでバイト中のあなるに遭遇する。そこでなんとかゲームを買えた仁太は早速自宅に帰って数年ぶりにノケモンをプレイする。。。

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ゲームをしながら寝落ちしてしまっていた仁太。そこにめんまが帰ってくる。あなるとつるこのこともあり、不安げな顔をして帰ってきためんまだったが仁太がプレイしてたゲームの画面にあるものを発見し、落ち込んでいた気分が一気に晴れる。

仁太がプレイしていたゲームの主人公の名前、そこには『ゆうしゃめんま』と書かれていた。。。

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翌日、仁太の家にぽっぽが訪れレアノケモンを入手する為にはノケモンソフトをもう一つ使用し、交換する必要があることを告げる。

『お願い』を叶える為にはノケモンソフトがもう一つ必要。そこで仁太とぽっぽはあなるの家に向かう。一緒についてきためんまだったが自分がいるとあなるが傷つくと、遠慮がちに3人の輪に入ろうとしない。最も、仁太以外には見えてすらいないのだがそれでも仁太はめんまを部屋まで引っ張り入れる。

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1人漫画を読むのに夢中になったぽっぽをよそに、仁太とあなるはノケモンをプレイする。そこでめんまはあなるのゲーム機にあの頃自分が張ったシールがまだ張ってあるのを見つけ、あなるはやっぱりあの頃と変わってない、と嬉しそうに仁太に告げる。

一日費やしてあなると仁太の2人はなんとかレアノケモンを入手することに成功する。やっと手に入れたレアノケモンに仁太とあなるの2人はすっかり童心に帰って無邪気に喜んでいた。いつの間にか寝ていたぽっぽも起きて加わり、今度は3人で大喜びしその姿を見ていためんまは満足そうに微笑んでいた。

『良かったね、じんたん。』

自分のいない今でも仲良しな超平和バスターズを見て、そしてその輪の中で笑うじんたんの姿を見てめんまは心からそう思った。

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翌朝、レアノケモン入手に協力した見返りにちゃんと学校に来るようあなるに言われた仁太だったが、その日も学校をサボろうとしていた。しかしその様子を見ていためんまがあなるとの約束だから今日は絶対に学校に行くよう仁太にせまる。

その勢いに負け、仁太はしぶしぶ学校へと向かう。

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しかし、久しぶりに登校した仁太はあなるの友達のギャル2人に茶化され、気分を悪くし学校に入る前に引き返してしまう。このまま家に帰っても学校に行ってないことを知るとめんまはまた怒るだろうと考えた仁太は秘密基地へと向かう。

そして、そこで不思議な踊りをしていたぽっぽから『俺にもめんまが見えた!』と言われ目を丸くする。めんまのことをまだ幻想だと思っている仁太はぽっぽの話を素直に信じられず、気まずそうにその場を後にする。

帰宅した仁太は学校が早く終わったとめんまに伝え、行ってないとは言えなかった。。。しかし一息つく間もなく、家で暇を持て余していためんまが『家庭科してみたっ!』と台所を使って蒸しパンを作っているのを見つけてしまい、ふと懐かしい思い出が蘇る。。。

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仁太のお母さんが小さい頃よく作ってくれた蒸しパン。その味には程遠かったものの、めんまが作ったそれを2人で食べながら仁太はめんまに『ぽっぽの所にも行ったのか?』と気になっていたことを聞いてみる。めんまはすぐに行ってないとはっきり答えたが、ではぽっぽの見たというめんまは一体何なのか。仁太は1人で考えていた。

翌日、仁太の家にまたしてもぽっぽが訪ねてくる。そして一枚の紙を手渡した。『夏の終わりにめんまを探そうの会』そこにはこう書かれていた。状況が呑み込めない仁太に必ず来ることだけ伝え足早に去って行った。

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同じ紙を他のメンバーにも配っていたぽっぽ。仁太が秘密基地に到着してしばらくする頃にはゆきあつ以外のメンバーが揃っていた。ゆきあつは絶対に来ないだろうと踏んでいた仁太だったが、予想を裏切りゆきあつは遅れて秘密基地にやって来る。

そしてゆきあつの言動に誰もが驚愕する。

『めんまなら居たぞ、さっき。お前だけじゃなかったようだな、めんま見えるの。。。』

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ゆきあつの発言に、つるこを除いてみんなゆきあつがめんまを見たという沢の方に駆け出していた。めんまをぽっぽと、仁太はあなると夜の山でめんまを探していた。

そして、仁太と2人でめんまを探していたあなるだったがその途中足を滑らせ崖から落ちそうになってしまう。間一髪仁太に救われたが、不注意なあなるに仁太は怒っていた。あなるが落ちそうになった崖は“あの日”めんまが足を滑らせ、みんなの前から姿を消したあの場所だった。。。

『ふざけろよお前。。。こんなんでお前まで。。。』

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結局、ゆきあつの見たというめんまを見つけることは出来ず探しに出た4にんは秘密基地へと戻る。すると戻ってきた4人にゆきあつが静かに告げる。

『これ以上騒ぎ立てないでほしいってめんまが言ってる。俺には聞こえる。』

ゆきあつの言葉に探しに出た4人は押し黙る。『違うよ!』と声を荒げて叫ぶめんまだが当然その声は仁太にしか聞こえず。。。目に涙を浮かべるめんまを見て仁太は居ても立ってもいられなくなり、

『みんな、ちょっといいか。これ、めんまが作ったんだ。。。』

持ってきた蒸しパンを前にそう言った。誰一人として信じてくれる者は当然いなかったが、それでもめんまの気持ちが目の前で捻じ曲げられるのだけは我慢が出来なかった。

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当然仁太の発言を信じてくれる者はなく、これまで積極的に協力していたぽっぽでさえも仁太の発言に戸惑っていた。収まりがつかない状況になり、ゆきあつを始め仁太も早々に家に帰った。ベットに横になり、仁太はゆきあつの発言を思い返していた。そして、自分の発言も、、、

冷静になって考えてみるとめんまは仁太にしか見えていないわけで、めんまのことを信じていない他の4人からしてみれば『めんまが蒸しパンを作った。』という仁太の発言はとうとう仁太の頭がおかしくなったと思われても仕方のない発言だった。

『ゆきあつの見ためんまってどんなめんまだろうね!?』

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翌日、仁太の家につるこが訪れる。急で意外な来客に戸惑う仁太につるこは告げる。

『手伝って欲しいことがあるの、偽りの平和をバスターしに行くのよ。』

つるこに言われるまま仁太はゆきあつのランニングコースでゆきあつが来るのを待っていた。しばらくしてゆきあつが現れ、仁太は歩み寄るが無視して素通りされてしまう。『あのさ、ゆきあつ。お前が見ためんまってどんなだった?』 無視して走り去ろうとするゆきあつに仁太は叫んだ。

『俺のめんまがさ!』

仁太の発言に我慢の限界を迎えたゆきあつが歩み寄り静かに告げる。『何調子乗ってんだ。気安く話しかけんな、負け犬。』 冷たい言葉を吐き捨てられ、呆然とする仁太だったがその様子を見ていたつるこは満足そうに呟いた。『ナイスガッツ、宿海くん。』

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その夜、ゆきあつを除いたメンバーは全員秘密基地に集まっていた。その夜、4人は信じられないものを目撃することになる。『昨日松雪くんが言っていたアレ、全部自分のことよ。』 なんのことか分からない仁太達だったが、そんな中途中トイレに抜けたぽっぽとめんまが慌てて帰ってきた。

『『いたんだよ!めんまだよ‼』 だよぅ!』

ぽっぽ達2人がめんまを見たという所まで案内された仁太達だったが、めんまはなかなか見つからない。。。そんな中鋭い声でつるこが叫んだ。

『あ~ぁ、そんなデカいガタイしていくらすね毛沿っても!そーとー無理があるわよ!松雪集‼』

つるこの声に驚いたのか茂みから走り去る人影。追いかける4人とめんまだったが、途中人影が足を滑らせ転がり落ちる。うずくまる人影に光を当てると、そこにいたのはめんまのような白いワンピースを着たゆきあつだった。

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今になってめんまの話をする仁太にこれまでずっと冷たい態度をとっていたゆきあつだったが、ゆきあつもめんまのことが大好きで大好きで忘れられず、あの日からぽっかり空いてしまった胸の穴を埋めるためにめんまの格好をして自分がめんまの一番の理解者になろうとしていたのだ。

自分と同じように心に傷を抱えたまま何かで埋めようと必死になっていたゆきあつを見て仁太は何も言えなかった。『めんまはもういないんだ。』と泣き崩れるゆきあつに『ここにいるよ。』と答えるめんまだがその声は仁太以外には届かず。。。そんなとき何かを思いついためんまが仁太に耳打ちをする。

『何のことかわかんねーんだけど、めんまが『パッチンありがと、ごめんね。』って。。。』

仁太から伝えられたこの言葉にゆきあつはハッとしてその場をゆっくり去って行った。幼いころ、自分がめんまに渡した髪留め。めんまに好きだと伝えたあの日の想い出。自分とめんましか知らないはずのあの日の事を仁太の口から伝えられ、ゆきあつは見えないめんまの存在を信じざるをえなくなっていた。

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ゆきあつの傷ついた姿を見てから、家に帰って仁太はめんまが自分の所にいる状況を今まで深く考えないようにしていたことに気づき、めんまもまた自分が仁太にしか見えない姿でここにいることに疑問を感じずにはいられなかった。 『めんまはどうしてここにいるんだろう。』

めんまが消えて深い傷を背負っていたのは自分1人ではなかったのだと、仁太は感じていた。そしてめんまも。食料を買ってきた仁太が帰ってからめんまは重い口を開く。『じんたん、めんまのお願い、叶えて欲しいの。』 改めて、言わずにはいられなかった。。。

その頃、あなるは最近疎遠になっていた学校の友達付き合いで合コンに参加していた。あまり乗り気ではなかったあなるだが、合コンの途中で男に抜けようと強引に連れられホテルに連れ込まれようとしていた。

本気で抵抗するも、無理やり連れていかれようとされ涙目になるあなるを助けたのはゆきあつだった。『男に絡まれる女を助ける、俺の人生の中で最もベタな出来事だな。』

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そして、同じようにめんまのことを考えていたぽっぽは仁太の家を訪れめんまを成仏させようと仁太に提案する。見えないが故にぽっぽの発言と行動はめんまを傷つけていた。『めんまだってみんなとお話したいよぅ。。。』

目の前で涙を流すめんまを見てぽっぽを怒鳴りつける仁太だったが、この状況が良くないことは理解出来てもどうすればいいのかが分からなかった。

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めんまから目を逸らさず、正面から考えようと思った仁太はついに自分から学校にいく決意を固める。このままめんまのお願いも皆の気持ちも分からないままでいることこそ良くないことだと考えての行動だった。

久しぶり過ぎる登校に周りの目を気にしまくっていた仁太だったが意外なことに注目の的は自分には無かった。あなるが援助交際をしたという噂で学校が持ち切りだったからだ。注目の的にならずに済んだのは良かったが、あなるの悪い噂を遠慮なく話すクラスメイトに仁太は苛立っていた。

しかし、周りに勝手な噂を流され傷ついているあなるを見て、あなるは援交なんかしていないと確信した仁太はあなるを助ける為に行動に出る。 『ぉぉぉお前らぁ!俺を見ろぉ!』一気に周りの目が仁太に集中する。その中で仁太はハッキリと叫んだ。

『コイツに限って、援交なんて絶対やらねぇ!』

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結局2人は学校を抜け出し、秘密基地に集合した仁太あなるはぽっぽの提案でめんまの家に行こうということになっていた。めんまのお願いのヒントを掴めそうだからという考えからの発言だったが仁太はあまり気乗りしていなかった。

めんまの仏壇を前に彼女の死を再確認させられたようで動揺していた。めんまは死んでいるのだ、分かっていても目を逸らしてしまっていた。めんまの母親からめんまの手帳を受け取り、今度しっかり考えようということになり、その日は解散となった。

家に帰り、めんまの家に行きお母さんに挨拶してきたと言う仁太にめんまは涙を流し、珍しく怒っていた。『そんなことしたらママがめんまのこと思い出しちゃうじゃない。。。』 

自分の母親にも自分の事を早く忘れて欲しいと泣くめんまを仁太は怒鳴りつけた。『忘れないでいてくれたら嬉しい、って言ってたじゃねぇか!』 自分が傷ついても周りを思って涙を流すめんまを仁太は許せなかった。

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その夜秘密基地でぽっぽとあなると仁太は3人でめんまの日記を読み返していた。そしてあの頃みんなで花火を打ち上げようとしていたことを思い出し、3人はこれこそがめんまのお願いだと確信した。病気の仁太のお母さんの為に神様に手紙を届ける為に。。。

そして翌日、花火のことをゆきあつとつるこにも話し花火作りが高校生には不可能であることを知り壁にぶつかっていた。そしてゆきあつとつるこの2人はめんまのお願いは仁太には内緒のお願いであることを思い出し、花火作りがめんまの本当のお願いなのかどうか疑問を抱いていた。

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後日、花火作りをすることになったはいいが、高校生が出すのには大きすぎる金額がかかることが分かった仁太はバイトをしていた。あなるがいるゲームショップでのバイトだったがめんまの為にと根詰めていた仁太には確実に疲労が溜まっていた。

そしてゲームショップでのバイトに工事現場でのバイトも重ね、それが全て自分の為だったと知っためんまは最初こそ内緒にしていた仁太に怒っていたが、自分の代わりに自分の事を考えていた仁太を見守ることに決めていた。

『ピカピカ光るじんたん、かっけーんすよ。』

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そして、花火作りに更なる壁が立ち塞がる。めんまのお父さんが祭りの役員をしていて、5人がめんまの為に花火を打ち上げることを知り、花火作りに反対したのだ。再びめんまの家に行き、そこでめんまの母親の苦しむ姿を見て、花火作りは中断しようということに。。。

それでも仁太は花火作りを諦めず、他のメンバーからの協力が望めなくなり更にバイトを増やしていた。バイト先で過労で倒れてまでもめんまの為に必死に頑張る姿を見て、あなるは仁太を止めようとするが仁太は止まらなかった。

ボロボロになってもめんまの為に。。。それだけだった。お願いを叶えるとめんまは消える、分かっていたのにそのことを考えるとつい涙を流してしまっていた。

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俺だけにめんまが見えるなら、俺にはめんまのお願いを叶える義務がある。

しかしその日秘密基地に集まった4人はめんまの存在を嫌という程に信じさせられることになる。他のメンバーにめんまの存在を信じてもらえず、孤立していく仁太に気付いためんまは4人の家に次々と電話をかけ始める。

めんまの声が聞こえない4人には無言電話にしか聞こえなかったが、不審に思ったメンバーは秘密基地に集まり仁太を問い詰める。。。どれだけ問い詰められてもめんまの存在を否定しない仁太に次々と怒りがぶつけられるが、そんな中机に置いてあっためんまの日記帳が床に落ちる。。。

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この日記帳から4人は見えないめんまが本当にいるのだと、初めて心から信じ始めていた。

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そして、仁太の家で更に4人は驚かされる。『コレめんまが作ったんだ。』あの日秘密基地で皆の前に出したときとは違う。仁太の家で実際に見えないめんまが蒸しパンを作り、目の前に持ってくるところまで見せられ、めんまの存在は5人の中で確かなものとなっていった。

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めんまの存在を確信したゆきあつは一度は中断した花火作りを再会することに。。。ただ、その胸の内では仁太がめんまを独り占めしている今の状況が許せないという自分勝手な思いが強くなっていた。そんな思いからだったがゆきあつは協力的になり、花火作りは再始動する。

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その夜、バイトに向かう為に秘密基地にめんまを置いて向かった仁太。帰宅しても家にいないめんまが心配になり探しに出る。秘密基地へと向かっていた仁太だったがめんまはその途中の橋の下にいた。水辺で自分の名前を呼ぶめんま、ふと“あの日”のことが蘇り。。。

仁太は駆け出していた。『嫌だ!めんまがいなくなるなんて絶対に嫌だ!』今までめんまを成仏させようとの思いで花火作りをしているつもりだったが、仁太の心の底には『めんまとずっと一緒にいたい。』その想いだけが募っていた。

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花火が完成し、いよいよ明日花火を打ち上げるという日にぽっぽの提案で秘密基地で決起集会をしようということになっていた。ゆきあつはその日あなるに頼んで仁太達には内緒であることを考えていた。

いよいよ決起集会が始まり、仁太はめんまとの日々が終わりに近づいていくような気がしていた。そんな中ゆきあつが声をあげる『余興とかないのか?』 みんなの注目を集めたままゆきあつは続ける。

『もっかい、ここで“あの日”やる、とかさ。』

ゆきあつの発言に場が一瞬で凍り付く。。。『じ、じんたんってさ、めんまのこと好きなんでしょ?』 あなるの一言から始まりぽっぽまであの日の再現を始め、仁太は皆の心の内が分からなくなり仁太は。。。

『好きだ。。。俺は、めんまが。。。』

振り向くとめんまは、声も出さずにただポロポロと泣いていた。

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“あの日”聞けなかった仁太の想いをやっときくことが出来ためんま。その帰り道、『成仏なんかしなくてもずっとここにいればいいじゃねぇか。』 仁太はずっと内に秘めていた自分のわがままをめんまにぶつけた。

それでも成仏をして生まれ変わりがしたいというめんまに仁太は複雑な思いで花火の打ち上げの日を迎えることになる。。。仁太だけではなく、他のみんなもそれぞれ自分の思いを抱えたまま花火の打ち上げを行おうとしていた。

『待っ…!』 仁太の声は届かず導火線に火が灯る。花火が上がってしまった。。。めんまとはこれでお別れなんだ。そう息をのむ仁太だったが、、、『うわぁぁ!お空にお花咲いたぁ!』 花火が終わってもめんまはそこにいた。

消えないで良かった。。。仁太の中にはその思いだけが残っていた。

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花火が終わってもめんまは消えなかった。そのことを考える為にめんまが寝静まってから5人は神社に集まっていた。そこで今まで秘めていた思いを、“あの日”からずっと抱え続けていたそれぞれの思いを次々に吐き出した。

めんまが消えなかったのは願いが違ったからではない、誰も本当にめんまのことを考えていなかったからだと。。。それぞれがそれぞれに勝手な思いを抱えていたからめんまは成仏出来なかったんだと。。。

私達6人で超平和バスターズなんだものね。

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自分の為にめんまを成仏させたかった、仁太にだけめんまが見える状況が許せなかった、めんまに許してもらいたくて、、、

自分の胸の内を明かす度に少しずつ、少しずつバラバラだった心が集まって『いつの間にかあだ名に戻ってる。。。』 5人はようやく“あの日”に帰ってくることが出来た。めんまを呼んでもう一度お願いを考え直そう。

『頼むぜ、リーダー。』

他のみんなを秘密基地に行くよう案内した後、めんまを呼んでもう一度考える為に仁太は家に駆けだした。

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しかし、家に帰った仁太が見たのはぐったりと力なく倒れているめんまだった。『めんまのお願い、もう叶っちゃってたみたい。。。』 めんまがこっちに戻ってきてまで叶えたかった“めんまの本当の願い”それは強がって泣かない仁太に涙を流させてあげることだった。

みんなのリーダーだから、病気のお母さんに弱い姿は見せられないから、子供ながらに涙を見せない仁太にたまには涙を流させてあげて欲しいという母の願い。。。お別れをしようとするめんまを引き止め、めんまを抱えて仁太は秘密基地へと走る。

『ずっとじんたんとこうしてたいって、想うくらい。。。』

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秘密基地へとついた仁太、しかし振り返るとそこにめんまは居なかった。“いる”のに仁太にまで見えなくなっていた。いよいよお別れが近づいて来ていると悟っためんまは涙をこらえ『かくれんぼだよ。』 そう、呟いた。

『かくれんぼってなんだよ…おい!』 めんまがいなくなってしまう、そう感じた仁太はめんまを探して、めんまを見つける為に、夢中で走った。ゆきあつ、あなる、つるこ、ぽっぽもみんな。めんまの名前を叫びながら必死に走った。

足がボロボロになっても探し回った仁太。それでもめんまは見つからなかった。そんな中あなるが何かを見つける。『何…?あれ。』 木の根元に並べて置いてあったそれは、5人にそれぞれ書かれためんまからの手紙だった。

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手紙を抱えて涙を流す5人だったが、仁太はめんまを見つけないとかくれんぼは終われない。そう言って仁太を始め他の4人も叫び始めていた。『もういいかい、もういいかい』 何度も何度も叫んでいた。

『もういーよー!』

めんまの声に仁太がハッとする。すると今まで仁太にしか聞こえなかっためんまの声が他のみんなにも聞こえており、声のしたほうに目を向けるとそこには“めんまがいた”みんなにもハッキリとめんまの姿が見えていた。

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口々にめんまの名前を呼ぶめんまだったが、『こういうときはお名前言うのと違うよ、ちゃんと言って。。。』 めんまの見つめる先にいる5人、不意にめんまの目には“あの頃”のみんなの姿が映っていた。

『せぇーのぉ!』『『めんま!見ーつけた!』』

見つかっちゃっ…た

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あの花の魅力を徹底考察!

何度見ても涙腺を刺激されるあの花の魅力とは、、、

出典:http://matome.naver.jp

ここで、超平和バスターズのメンバーのそれぞれのキャラクターと魅力について筆者の弁も踏まえて書いていきたいと思います。

まずあの花という作品において、どうしても避けては通れないめんまというキャラクター。幽霊?のような存在の彼女ですがロシア人のクォーターということもあり、綺麗な白い髪に蒼い瞳をしております。蒼と白という色が目を離すと消えてしまいそうな彼女をより一層儚げな存在にしております。

彼女は明るくお茶目でお転婆な女の子という印象が強いですが、作中仁太にも言われたようにバカっぽいことをしていながらもいつも周りを気にして、涙を流すのも自分ではなく人の為に流すような女の子です。

そんな彼女だからこそ、仁太が周りに理解されずにそれでも自分の為にと傷ついている姿は見ていて本当に辛かったと思います。母親にすら自分のことを早く忘れて欲しいと願う彼女、そんなめんまだからこそじんたんは放っておけないし、その為に一生懸命にもなれたのでしょう。

出典:https://twitter.com

次に我らがリーダーじんたんについて。作中めんまが仁太にしか見えないが故に仁太は周りから多くの誤解を受け、結構辛い立場でした。それでもめんまのことを考え続け、めんまと向き合い続けられたのはじんたんだったからこそです。

めんまの為にと頑張る姿が印象的な仁太ですが、肝心な仁太の心の内は中々自分からは明かしてくれませんでした。『めんまとずっと一緒にいたい。』『めんまが自分にだけ見えるのがどこか嬉しい。』

そんな想いを抱えながらも自分を押し殺して、周りからどれだけ非難を受けようとめんまの“お願い”を叶える為にと走り続けた仁太。そんなじんたんだったからこそめんまは好きになり、仁太の前に現れたのだと思います。

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超平和バスターズのメンバーの中で比較的早い段階で協力的だったぽっぽもめんまの存在を100%信じて協力していたわけではなく、秘密基地で日記帳の件があるまでは協力しながらもめんまの存在に関しては半信半疑だったようです。

それでもぽっぽが仁太に協力していたのは“じんたんだから”ただこの一言だと思います。チビでビビリでみそっかすだったあの頃の自分を仲間に入れてくれたじんたん。みんなのリーダーでいつも前を歩いていたじんたん。

だからぽっぽはめんまの存在を信じていたというよりも、じんたんを信じて行動していたように思います。コミカライズされた作品の方では『じんたんにはもっと大きなものが見えている。だから俺は信じているぜ、リーダー!』というようにぽっぽの心理描写が描かれている場面もあります。

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あなるはぽっぽ同様仁太と一緒にいる場面が多かった為に、あなるの心の移り変わる様子はすごく丁寧に表現されていたと思います。じんたんに好かれるめんまへの嫉妬、じんたんに寄せる想い、めんまという存在を介してどうしても重なってしまう2つの思いに悩む姿はとても女の子らしくて可愛いです。

めんまの存在を信じるようになってからも、めんまが大好きで、じんたんも大好きで、そんな思いを抱えながらやっぱり悩む彼女もまたじんたん同様にキツイ立場だっただろうなと思わざるを得ません。

自分が好きなのはめんまの為にと一生懸命に頑張って輝くじんたんが好きなんだと、彼女が気付くシーンは見ていて複雑な気持ちになります。どう転んでもハッピーエンドにはならなさそうですが彼女の想いが報われる日が来ることを祈るばかりです。

出典:http://d.hatena.ne.jp

ゆきあつは10話を待たずして心の傷をみんなの前で公開処刑されてしまった悲しいキャラクターです。めんまのことが大好きで、めんまの一番の理解者でいる為に自らがめんまになるという大変ぶっ飛んだ思考をしております。

めんまに好かれるじんたんへの嫉妬、そしてめんまに寄せる想い、こうして書いてみるとポジション的にはあなると非常に近いものを感じます。“似たもの同士のシンパシー”と作中ゆきあつも言っておりましたが納得です。

エリート校で成績優秀で高身長でイケメンで女装癖があって、そんなゆきあつがずっとじんたんに対してコンプレックスを持ち続けていた所からも彼の中のめんまの存在が如何に大きいものだったのか伺えます。

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つるこは作中一番隙の無いキャラクターだったように思います。つるこはゆきあつが崩れ落ちてしまわないよう支えている姿がどうしても印象的というか、そういうポジションのように作品を見ていると感じてしまいがちです。

しかし彼女には彼女の想いがあって、それが報われないものだと自分で一番分かっているからこそ最後まで胸の内を吐き出せなかったのだと思います。色んなキャラクターの色んな“好き”が交差しているのもこの作品の大きな魅力です。

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https://www.youtube.com/watch?v=mCZ3m-poLm4
あの花の最終話の感動シーンです!

最後に

出典:http://natalie.mu

いかがだったでしょうか。今回は超名作『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』という作品をストーリーも含めて記事にさせていただきました。劇場版も大ヒットし、多くの人の感動を呼んだこの作品は間違いなく後世に残る傑作と言えるでしょう。

筆者の個人的な見解としてはこの作品の根底にある大きなテーマとして『恋愛』があって、それは決して甘酸っぱい青春のようなものではなく、作中超平和バスターズのメンバーがそれぞれに抱えた複雑な“好き”という気持ち。再び仁太の前に現れためんまの存在を通してその思いが少しづつ明かされ、伝えられていく。。。

めんまがいなくなってからずっと閉じ込めていた気持ちを明かして超平和バスターズが成長していく、そんな作品だと思います。最終話、神社でみんながこれまで秘めていた想いを吐き出したシーン。あの後に仁太が言ったセリフに全てが詰まっていると思います。

『俺たち、やっと動き出せた気がするんだ。』 傷を抱えていたメンバーがその傷をさらけ出し、話し合う内にいつの間にかあの頃のあだ名でお互いに呼び合っていて、本当の意味で超平和バスターズが1つになれた瞬間のあのセリフ。。。

それはめんまのお父さんが残した『一緒にで寂しいと思おう。3人で一緒に。』 というこのセリフにも通じるものがあると思います。傷を抱えているのは1人じゃない。1人じゃないから1人で抱えてはいけない。それを教えてくれる名シーンです。

どこまで語っても語りつくせないこの作品。普段アニメを見ない人にもオススメしたいと思える本当に良い作品です。『超平和バスターズはずっとなかよし』 ずっとずっと、いつまでも続いていく彼らの青春から、今後も目が離せません!