女「女性に興味は?」昭弘「特にない。筋トレにならあるぞ」【鉄血のオルフェンズSS】

鉄血のオルフェンズSSです。今回は女に疎い鉄華団メンバー(三日月・オルガ・昭弘)が合コンに行ったらどうなるのか書いてみました。昭弘のホモっぷりが炸裂?

出典:http://www.royal-art-hotel.co.jp

少し気取ったレストランの中はゆったりとした音楽と、品の良い会話が聞こえていた。

「なあ、俺たち場違いにもほどがあるぞ」

目の前に座る見知らぬ女性三人も気まずい空気を感じ取ったのか、お互いに目をあわせている。
名瀬がセッティングしてくれた合コンは早くも失敗になりそうな予感だが、名瀬の面子を潰さないためにも、そうさせるわけにはいかない。自己紹介は済んだのだから、あとは話を広げていくだけだ。

オルガ:「えっと……三人はお知り合いで?」

女1:「ええ、中学生からの付き合いです」

女2:「そっちはどうなんですか?」

オルガ:「俺とミカは小さいころからの知り合いで、昭弘は鉄華団に入る少し前からかな」

女3:「そうなんですね。あの、三日月さんは何を食べているんですか? 木の実?」

三日月:「うん。食べる?」

女3:「あ……いえ、結構です。本当にお気遣いなく」

女1:「皆さんは彼女とかいないんですか?」

オルガ:「ええ、何せ鉄華団には男しかいませんから。(あ、アトラとクーデリアがいるけどあいつら少し違うんだよな)」

女2:「ええーじゃあ私たちって超ラッキーなんだ!」

女3:「じゃあ好みとか聞かせてくださいよ。三日月さんから順番に!」

三日月:「え、俺? 考えたことないなあ。今まではオルガの言うとおりにしてきただけだから。どんなきついことも、オルガのためならできたし」

女123:「……」

女3:「昭弘さんはどんな女性が好みなんですか?(結構男前じゃん)」

昭弘:「俺も考えたことないな」

女3:「まったく考えないんですか? 他の船の女性見ても?」

昭弘:「ああ、別に気にならないな。ただ男はどんな奴がいるのか気になる(強い奴がいたら訓練できるしな)」

女1:「え……男を気にするんですね、そうなんですか」

女2:「じゃあ普段は何を考えて……その、男の人以外のことは?」

昭弘:「主に筋トレだな。どこでもできるからな。他の奴の体見ると俺も頑張らないとって思うんだ」

女1:「え、男同士ですよね? 体の見せあいとかするんですか?(まさかね……)」

昭弘:「ああ、特にユージンってやつの体は良い肉付きをしてるぞ。触るとガッシリとしていて、しなやかだ」

女123:「……」

女1:「じゃあ、オルガさんの好みは?」

オルガ:「ずっと男に囲まれてたんで、あんまり考えたことないですね。家族をまとめるのに精いっぱいで。こいつら、仲がいいやつとはどこでも一緒なんすよ。可愛いでしょ」

女123:「……(この人、男を可愛いって言った!)」

三日月:「あ、でもこの前は昭弘とユージの姿見てラフタが『仲良い』って言ってたよ。いつも2人で一緒に訓練してるから」

女3:「へえ……スーツみたいなの着るんですよね?」

昭弘:「いや、訓練の時は上裸だな(熱いしな)」

女123:「……!」

女1:「上裸でいつも一緒、しかも鉄華団のメンバーは男だけ……しかも女に興味なし……」

オルガ:「ははは。まあそうなります」

女123:「えーっと…すいません、トイレ行ってきます」

オルガ:「え、ああどうぞ」

数時間後

店員:「すいません、そろそろ閉店なんですが」

オルガ:「お前ら、帰るか」

三日月:「うん」

昭弘:「おう」

(完)