今や日本で知らない人はいない?その容姿はなりたい顔ランキングでは常連、その演技力は映画では引っ張りだこ、そんな宮崎あおいさんが声優として出演した作品をまとめてみました!
宮崎あおいって?
ヒラタオフィスに所属する女優。
生年月日:1985年11月30日(30歳)
出生地:東京都
身長:163 cm
血液型:O型
活動期間 1989年 –
4歳で子役としてデビューしてから、現在まで、ドラマや映画、CM、広告などで活躍してきた宮崎あおいさん。もう日本では知らない人はいないのでは?というほどの知名度ですよね!
その高い演技力はもちろんのこと、「女性のなりたい顔」ランキングでは毎回と言っていいほど上位に出てくるほどの可憐な容姿は、人々の眼を惹きつけます。
ここ数年でいえば、『ツレがうつになりまして』の髙崎晴子や、『きいろいゾウ』の妻利愛子など、やはり、映画に出てくる印象が強い宮崎あおいさん。
そんな彼女ですが、ここ最近言われ続けているのが、「声優が上手い」ということ。そうなんです、彼女は声優としても大活躍をしています。
今回はそんな彼女の「声優」としての姿に迫ってみたいと思います!
出演歴
バケモノの子 九太
まずは、直近で。 『バケモノの子』に出てくる九太の幼少期に声を当てたのが宮崎あおいさん。
『バケモノの子』といえば、声優が発表されたときにそのメンツが非常に豪華だと話題になった作品ですよね。
9歳のときに天涯孤独となった九太。親戚に引き取られることも拒み、一人で生きようと決意し、渋谷をさまよう姿はとても子供とは思えません。
子供らしからぬ、それでも自身が無力だという現実に置かれる九太。そんな彼の在り方と、これからの成長に伴う変化を演じるのは非常に難しいでしょう。
そんな捉えるのが難しい少年役も見事に演じきった宮崎あおいさん。流石、幼い頃から芸能界に身を置いてきただけあっての演技力ですね。
銀色の髪のアギト トゥーラ
出典:http://pecayuya.blog53.fc2.com
初めて、日本の劇場アニメ作品として、中国で公開された作品とのこと。そのヒロインであるトゥーラを演じたのが宮崎あおいさんです。
300年後の未来を舞台に描かれた作品ですが、このトゥーラはある特殊環境下で300年間眠りつづけていた人間の女の子です。
人間の世界を、森を、復活させるために存在する彼女のヒロインならではの芯の強さを宮崎あおいさんの声でいかに表現されてきたかが見物でしょう。
少し冷めたような雰囲気も併せ持つ彼女には、宮崎あおいさんのはっきりとした透明感のある声がよく似合うことも間違いなしです!
カラフル 佐野唱子
2010年、森絵都さん原作の『カラフル』が劇場アニメとして公開されました。
宮崎あおいさんの演じる佐野唱子は、主人公に恋心を寄せる、おかっぱ頭に眼鏡が特徴的な女の子です。そして、少し人が苦手な、苛められっ子な女の子。
主人公の変化を見逃さずに、ひっそりと、そして確かに彼を想う彼女の健気さったら。
言葉を、感情を、自分の中でしっかりと選別し、そして絞り出すかのように言い置く彼女の姿を声で表します。
宮崎あおいさんの演技力がそんな彼女の魅力を最大限に発揮したと大評判!まさに適役だったと言えるのではないでしょうか。
魔法遣いに大切なこと 菊池ユメ
作中の主人公である菊池ユメに声を吹き込んだのも宮崎あおいさんです!
菊池ユメは魔法遣いになることを目指して、夏休みにはるばる岩手から東京へ。母親譲りの魔法力を活かして「魔法遣い」について学びに来た17歳の女の子です。
声優としての宮崎あおいさんに注目するなら、ずばり方言に聞き惚れるのはいかがでしょう。東北出身の主人公は、やはり方言の使い手です。
東京にきても抜けきらないその方言は、方言好きにはたまらないものではないでしょうか。
イントネーションが難しいこともあり、地元民からダメ出しを喰らいがちな方言も、しっかりとこなしてみせた宮崎あおいさん。抜かりない完璧な仕事っぷりにはもう、感服。
franny’s feet フラニー
カナダで製作された「franny’s feet」は日本でも、2005年から2011年に放映された人気の輸入アニメ作品です!
靴修理店を経営する祖父を持つフラニー。ある日、お店に持ち込まれた靴をはいてみると、なんとその靴は彼女を不思議な世界へと運んでくれました。
その靴は一つの形に留まりません。その靴は一つの場所に留まりません。毎回違った風景の見えてくる作品という点も注目でしょう。
ワクワクとドキドキの詰まった旅行を通して、多くの魅力的な人に出会いうフラ二ー。元気いっぱいで誰とでも仲良くなれるフラニーは出会う人々の悩みを解決していきます。
5歳児ならではの元気さ、無邪気さ、素直さを、十分に詰め込んだ声で演技を披露する宮崎あおいさん。こんな子どもの役もできちゃうんですね!
おおかみこどもの雨と雪 花
そして、『おおかみこどもの雨と雪』の主人公である花を演じた声優さんといえば! 宮崎あおいさんですよね!
個人的には、彼女の声と演技に一番ヒットしていたのがこの役だったと思っています。それほどまでに「声にも惹きつけられる、二度美味しい」作品でした。
大学で出会った「おおかみおとこ」に一目ぼれしてしまい、双子の赤子を授かった花。しかし、彼は事故がきっかけで死んでしまい、シングルマザーとなることに。
おおかみの血を引き継ぐ子供たちの正体がばれないように、慎重に、そして伸びやかに育てようとする花。田舎に引っ越し、自らの手で生きることを決意します。
そんな彼女の素直さが、懸命さが、とても愛おしく思います。宮崎あおいさんの曲りを知らない素直さを含んだ声質がさらにその演出を利かせていて。
出典:http://eigamove.blog.fc2.com
「しっかり生きて!!」 おおかみとして生きることを決めた雪と、その生き方を見守る母親の決意が。
この頼りきれないのに、それでもしっかりとした声が、一点に突き刺さるような声が、自身の子どもへの深い愛を含んだ声が、心に響いて仕方がありません。
宮崎あおいさんのこの一言は本当に忘れられなくて、この一言が聴きたいがために何度も再生をしてしまうほどです。是非ここだけでも聴いてほしいほどに。
「雪 雨 行くよ!」の声も何とも素敵です。
Twitterの反応
「声優」としての宮崎あおいさんに、ネットの中ではどんな声が上がっているのでしょうか。
おわりに
いかがでしたか?見た目の可憐さや美しさももちろんのこと、人々に夢を見させてくれるような演技や、聞きほれてしまうほど素敵な声を持つ宮崎あおいさん。
こんなに魅力的な女性がこの世に生きているだけでもう胸がいっぱいです。映画が忙しいでしょうが、声優としてももっともっと活躍してほしいですね!