【ネタバレ注意】日本の誇るダークファンタジー!ベルセルクの魅力を徹底解剖!!

ファンタジーを扱うマンガの中でも、その重厚な設定とそれに見合った画力で評価が高い「ベルセルク」。

ゲーム,TVアニメ,映画と様々なコンテツにも展開され、2016年に再びアニメ化される事が決定しました。

前回のアニメおよび映画では主人公・ガッツの若かりし頃が中心でした。

再アニメ化では「その後」の話、ベルセルク本来のどす黒く怨嗟渦巻くダークファンタジーになるようです。

今回は、「ベルセルク」を知っている人も知らない人もその魅力を本記事で確認してください。



あらすじ

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100年にも渡る「ミッドランド王国」「チューダー帝国」の戦争も一区切りし、戦後の混乱期から徐々に落ち着きを取り戻しつつある世界。

闇の中で人を惑わし、人を喰らう「使徒」達を狩る「黒い剣士」ガッツ。 だが、ガッツ自身は盟友グリフィスによって、生贄として肉体から魂さえも「使徒」達に差し出されていた。

グリフィスは彼を差し出した対価として、闇の世界を統べる天使「ゴッドハンド」フェムトとして使徒達の頂点に君臨する。

陥れたグリフィスへの復讐を果たすため、ガッツは闇の中をもがきながら大剣「ドラゴンころし」を奮い「使徒」と闘う。

主要キャスト

物語において重要なキャラクターをご紹介しておきましょう。

ガッツ

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「それは剣というにはあまりに大きすぎた。大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把すぎた。それはまさに鉄塊だった」

身の丈を上回る大剣「ドラゴンころし」を軽々と振り回す、片手・片目の剣士。元「鷹の団」切りこみ隊長。

当時は「百人切りのガッツ」と呼ばれた剣の達人。元々は戦災孤児だったのが、傭兵団に拾われて傭兵として育てられた。

不慮の出来事で慕っていた育ての親を殺し、自暴自棄に戦場を渡り歩いていたところを「鷹の団」グリフィスと対峙し、完全敗北して鷹の団へ入隊する。

高い志と自分には無い魅力を持つグリフィスに魅入られた彼は、グリフィスと同じ目線に立ちたいと望む様になる。

そして戦争末期に引き留めようとするグリフィスを打ち負かして鷹の団を強引に脱退する。しかし、それが彼とグリフィスの永遠の別れであり、因縁の始まりであった。

現在は自分を陥れ、代わりに超常の力を持ち、使徒達の王となったグリフィスを殺す為、使徒を倒す旅をしている。

パック

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のんきでポジティブな妖精。「ベルセルク」のギャグ担当であり、唯一の「良心」。捕まって見世物となりかかっていたところを、たまたまガッツに救われる。

その後は強い復讐心を持つガッツに興味が湧き、共に行動している。「魔力」に影響を受けた者にしか見えない存在らしく、最初敵対していた「ファルネーゼ」には姿が見えなかったが、後に仲間となった時にはその姿が見える様になっている。

とにかくポジティブ。しかし、松○修三のような熱血ではなく「そのうち何とかなるだろう」的なポジティブ。

グリフィス

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元「鷹の団」団長。 生まれは平民でしたが、その美貌と才覚で盗賊団まがいの「鷹の団」を、ミッドランド王国の一翼を担う大軍にまで押し上げた。

更には自身も百年戦争末期には、将軍職に任命される事が確実視されていたが、「とある些細な出来事」により暴走した末、謀反の疑いで失脚する。

築き上げた地位と拷問により身体の自由すら失う。 全てに絶望していた彼は、ガッツを含む鷹の団全員の命と引き換えに、闇の世界を統べる「ゴッドハンド」へと転生する。

神にも近い力を得たグリフィスは、再び「受肉」し再生すると自身の夢であった王国創設の為、使徒と人間によって混成した新生・鷹の団を結成する。

そうして全ての敵を打ち負かし、自身の王国の都たるファルコニアを造り出す。しかし、人命を得る事で闇の力を得る使徒と人間が相容れるのか?念願を叶えたグリフィスのさらなる野望とは何か?

ベルセルクのもう一人の主人公である彼の動向にも注目です。

キャスカ

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元「鷹の団」副団長。当時は盲信する程グリフィスを慕い、戦士として共に行動していた。ガッツが現れてグリフィスが彼と行動を共にする様になると、ガッツを妬み羨み反抗する。

しかし、戦場で共に戦う内に交流し、理解しあいガッツと相思相愛となる。そしてグリフィスと決別して鷹の団を抜けたガッツとの狭間で思い悩むようになってしまう。

グリフィスの転生により精神に異常を来し、現在は赤子の様に精神が退行してしまって、ガッツの事も解らない状態となっている。

魅力を一言で

主人公”ガッツ”の独自性

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本作の魅力は、主人公の性格や行動動機の特殊性。身の丈の大剣をダイナミックに振り回し、敵を屠る様はまさに「ベルセルク(狂戦士)」しかし、その主人公の性格にも最初は度肝を抜かれます。

物語の冒頭で、すでにガッツはグリフィスと浅からぬ怨恨を抱えており、その強く漆黒の衝動だけで生きています。その性格は、「復讐の鬼」そのもの。今どき見ない濃厚なキャラクターでしょう。

掲載が青年誌とはいえ、ガッツの剥き出しな怨恨の感情にはゾクゾクさせられます。 しかし、彼のどす黒い怨恨の原因が語られ、物語が進むにつれて彼自身にも変化が顕れてゆきます。

新しい仲間や周囲の変化によって徐々に変化してゆくガッツの心情や、周囲の変化も時間をかけて丹念に描かれ、自分もその場にいる様な感覚になります。

好敵手(?)達の魅力

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ベルセルクにはガッツと敵対するキャラクター達。強き武人も居れば、卑劣な敵役。そして人外な闇の勢力である「使徒」など、個性的なキャラクターが多数登場します。

超常の力を持つ使徒達は、生前の欲望や望みを具現化した怪物であり、それに見合ったデザインと性格を持っています。 人間達にも、それぞれが「ただそこに居るだけ」で無く、様々な思惑を持って行動しています。

一人ひとりが丹念に描かれており、それがベルセルクを長大な物語にしており、その長大さが自分に魅力的なキャラクターと出会える理由となっています。

ダークファンタジーとしての魅力

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キラキラとした昨今のファンタジーと違い、「指輪物語」からの系譜である、正統なファンタジーとしての魅力があります。

そして更に「生と死」が色濃く描き出されたダークファンタジーでもあります。強きものは生き、弱きものは死ぬ。

人間の愚かさ、儚さ、健気さ、が刻々と描き出されています。本作品のページを捲り始めたら、そのシビアな世界観に眼が離せなくなります。

重厚な中世的ファンタジー

架空の世界とは言え、小物にまで気を配った、中世ヨーロッパ風な世界設定。特にスクリントーンや効果に頼らず、時にはダイナミックに、時には緻密で細かいペンタッチが織りなす高い画力がその世界をリアルに読者へ伝えます。

特に大軍同士のぶつかり合いや、ガッツの超絶剣技な大立ち回りなど、最近のアニメ絵な漫画では描けないアクションシーンは、高い画力ならではの見どころです。

「死ぬまで終わって欲しいマンガ」の常連

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当初、ゲーム化された際の作者インタビューでは「5年以内に終わらせる。」と言っていたのが、いつの間にやら、連載開始から約20年以上。今やちゃんと完結するのか?と作者自らが不安になっています。

掲載雑誌でも不定期連載と化していますが、これから読み始めたい人は、手を出すと確実にハマって続きが読みたくなります。すると、作者が死ぬまで、または自分が死ぬまでに完結するのか思い悩むジレンマに陥るので注意が必要です。

Twitterの反応

出典:http://pbs.twimg.com

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まとめ

https://youtu.be/QIA9xg2oIew全然、「一言」じゃない!!…というか、やはり一言では収まらない魅力が満載なのが「ベルセルク」の世界。 やはり、その魅力は原作であるマンガが一番濃厚ですから、ぜひアニメが始まる前に一読しておきましょう。

古参のファンならば再確認する為に、知らないアナタは今のマンガには無い、眩暈を起こす程の感情と感性が迸るこのマンガを堪能して下さい。