【矢沢あい】漫画NANAの魅力を徹底解説!

「NANA」はテレビアニメ、実写映画化された超人気作品ですが、2009年夏から作者急病のため休載が続いています。知らない世代も増えつつある(笑)漫画「NANA」の魅力を徹底解説します!

NANAの世界

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東京に住む彼氏と同居するため上京する小松奈々、ミュージシャンとして成功するため上京する大崎ナナ、出身地は異なるが同い年の2人のNANAは新幹線の中で出会った。その後、ひょんなことから奈々とナナは同居することとなる。さらに、ナナの所属するBLACK STONESとナナの恋人の本城蓮が所属するTRAPNEST、2つのバンドのメンバーたちを交え物語は進んでいく。

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ナナ(大崎ナナ)との出会いにより、ハチ(小松奈々)はブラックストーンズトラップネストのメンバーたちと知り合います。恋愛の苦しさを知り、誰かに幸せにしてもらうことばかりを考えていたハチは変わっていきます。

音楽ビジネスの世界で戦い続けるバンドの葛藤、もつれあう恋愛模様など、みどころ満載の作品です。

2人のナナ

大崎ナナ(ナナ)

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ブラックストーンズのヴァーカリスト。バンド仲間で恋人だった本城蓮(レン)がメジャーデビューのためにバンドを脱退したことに傷つき、自分もミュージシャンとして成功することを決意し、上京します。

ナナは幼い頃に両親と生き別れ、厳格な祖母の元で孤独な育ち方をしたため、精神的にもろく、不安定な面を抱えています。プライドを守るために、レンについていくことができない自分を責め続けます。

性格も生い立ちも正反対で、自分とは対照的な小松奈々を、かけがえのない友人として大切に思うようになります。

小松奈々(ハチ)

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平凡で暖かい家庭で育った奈々は、すぐに周りが見えなくなる一途すぎる性格面食いのため、ひとめ惚れをしては捨てられる恋を繰り返してきました。親友・淳子の元同級生の章司と出会い、初めて本当に気持ちが通じる恋を経験します。

章司の親友、京介と淳子も付き合い始め、2組のカップルとして楽しい時間を過ごしていましたが、奈々を除く3人が東京の美大に進学することになります。ひとり地元に取り残された奈々は、美大に合格した章司と暮らすために上京する途中、大崎ナナと知り合います。

どちらもかっこいい!2つのバンド

BLACK STONES(ブラックストーンズ)

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ヴォーカル:大崎ナナ(ナナ)
ドラムス:高木泰士(ヤス)
ギター:寺島伸夫(ノブ)
ベース:岡崎真一(シン)

ライブでのナナの第一声は「こんばんは。ブラストです!」で、「ブラスト(Blast:突風)」とかけているようです。ヤスとレンを中心に、レンの後輩ノブとノブを訪ねてきた同級生ナナを誘って結成したパンクバンド。彼らの故郷「海辺の町」で活動していましたが、レンの脱退とナナの上京により一旦は解散状態になります。

東京でベーシストとしてシンを加え、新生ブラストとして活動を再開します。ライブ活動で徐々に人気が高まりつつあった時に、ナナとレンの熱愛報道が注目を集め、メジャーレーベルの契約を獲得、デビューを果たします。

TRAPNEST(トラップネスト)

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ヴォーカル:芹澤レイラ(レイラ)
ギター:本城蓮(レン)
ベース:一ノ瀬巧(タクミ)
ドラムス:藤枝直樹(ナオキ)

「トラネス」と呼ばれています。。ブラストと同じ「海辺の町」で、タクミ がレイラの歌声を最大限に活かすために結成したロックバンド。メジャーデビューの直前にギタリストが脱退したため、レンを加入させます。デビュー後は大ブレイクし、人気バンドとなります。

バンドのプロデュースはリーダーでもあるタクミが担当しています。全員が小さな「海辺の町」の出身なので、シン以外のブラストのメンバーとは旧知の仲です。
https://www.youtube.com/watch?v=5kCbwVFwjM8
バンドがテーマの作品なので、アニメのオープニングもさすがのカッコ良さです。

交錯する恋愛模様!

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運命のいたずらとハチの協力で、復活したナナとレンの関係を軸に、2つのバンドの距離は接近していきます。さまざまな形で恋愛感情が交錯する中で、音楽業界の大人の事情が絡み、事態はどんどん複雑になっていきます。

そんな中で、相手を想う気持ちや優しさがあふれる ピュアな恋心、そして仲間とバンドを大切にする気持ちが、切ないほどに描かれています。

ナナ×レン

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まるで「シドとナンシー」のようなルックスの、超お似合いのカップルです。レンの脱退で一度は破局した2人ですが、お互いを想う気持ちを消すことはできず、ナナが、ハチに誘われてトラネスのライブに足を運んだことがきっかけとなり、関係が復活します。

写真週刊誌の熱愛報道をおさめるため、結婚という選択を選ばざるを得なくなります。レンにとっては「海辺の町」にいた頃から望んでいたことであり、ナナも本心では望んでいたはずです。

しかし、その生い立ちから結婚に希望が持てないこと、トラネスとブラストの格差でプライドが邪魔をするなどで素直に喜べず、婚約後の関係はギクシャクしていきます。

タクミ×ハチ×ノブ

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ナナとの間をとりもってくれたハチへのお礼のつもりで、レンがタクミを麻雀大会に連れてきたのが2人の出会いです。ハチは憧れだったタクミの誘いを「一夜限りの遊びでもかまわない」と覚悟して受けます。ハチの予想に反して、タクミとの関係は続きます。誰にも言えない関係の寂しさに耐えかねたとき、ハチはノブの優しさに傾いてしまいます。ノブとつき合うことを決意したハチは、タクミに電話で別れを告げます。そんな矢先、ハチは妊娠していることがわかります。別れ話に納得していなかったタクミに妊娠を知られたハチは、お腹の子をタクミの子として育てることを決意し、タクミのプロポーズを受け入れます。

おそらく最初は、軽い気持ちでハチをさそったであろうタクミが、ここまでハチに執着するのかと不思議なほどでした。ノブというライバルの出現も理由の一つだと思いますが、ハチには、タクミが抱えている寂しさを受け入れる母性や、バンドを背負っているタクミの尖った部分を安らがせる温かさがあるのだと思います。

ハチがノブを選んでいたら、誠実な男に守ってもらう構図から抜け出せないままだったと思います。お腹の子として父親にタクミを選んだ時から、社会的、経済的に成功していても、バンドを背負う苦しさや寂しさを抱えるタクミを、内面から支える妻へと変わっていきます。

NANA 恋の名言3選

わざとだよ?(幸子)

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幸子 は、ハチの彼氏(当時)だった章司のバイト仲間であり、ハチから章司を略奪することになります。 バイト終わりに終電ギリギリで章司 と2人で駅まで走ったとき、「なぜ、そんな靴を履いてくるのか」という章司の質問に対する返しです。

章司 と 一緒に終電を乗り逃がして、帰れなくなることを狙っていたという幸子。あっけらかんと手の内を明かしつつ、想いを伝える、スマートで小悪魔的な作戦です。個人的には、友達になりたくないタイプの女子ですが、こんなのに狙われたら、100%天然のハチなんて、まったく太刀打ちできません。

淳子を失うのが怖いから(京介)

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章司は、ハチと幸子の間で揺れる気持ちを親友の京助に相談します。京助は、高校時代にモテていたご様子で二股も経験済みのようですが、「浮気はしない」とスッパリと否定します。 超・男前です。二股になってしまった相談を持ちかけた相手に、コレを言われたら身もふたもない気もしますが。

章司が遊びや軽い気持ちではないことを理解している京助は、章司を責めることはしません。こんな風に言わせるのは女冥利ですね。淳子さんは確かにイイ女です。

出すだけ出して(百合)

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ブラストが所属した芸能事務所の先輩のひとりに、売れっ子AV女優の香坂百合がいました。同じ寮で暮らすうち、ノブに積極的なアプローチを始めた百合。2人は、レイラ、シンの誕生日と、ナナとレンの婚約を祝うパーティーの夜、ついに結ばれます。

抜け出したパーティーに戻ろうとするノブへのキツい一言です。カッコイイです、百合姐さん!「私と仕事のどっちが・・・」なんて言われるよりも、ずっと効く気がします。

Twitterの反応

出典:http://pbs.twimg.com

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最後に

出典:http://forums.soompi.com

今回は極力ネタバレを避ける形で、NANAの魅力をご紹介しました 。興味をお持ちになった方は、ぜひ読んでみてください。自信をもってお薦めします。

既読の方はご存じと思いますが、登場人物の全員にとって、とてつもない悲劇が待ち受けています。もう、本当に続きが読みたくてたまりません!