【青の祓魔師】加藤和恵の漫画の魅力をまとめてみた!

アニメ化、映画化も果たした人気漫画、青の祓魔師。今までになかった斬新な作品で注目を集めました。そんな人気作の作者、加藤和恵先生の魅力について考えてみました!

青の祓魔師とは

和風エクソシスト

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舞台は日本、祓魔師(エクソシスト・ふつまし)という悪魔と悪魔を祓う仕事が存在する世界観です。エクソシストというと洋風のキリシタンなイメージがありますが、そこに和のエッセンスが加わり斬新な世界観になっています。

深山鶯邸事件が元になった漫画です

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ジャンプスクエアに掲載された短編、深山鶯邸事件(みやまうぐいすていじけん)という作品が、青の祓魔師(以下:青エク)の原案になっています。

こちらは青エクでの悪魔祓い、祓魔師という職務についている人がいます。主人公の夜(よる)という男性が青エクの主人公の奥村燐(おくむらりん)のモデルになっているんです。

また、ヒロイン的立ち位置の深山鶯最中(みやまうぐいすもなか)という少女が同じく青エクに登場する杜山しえみのモデルになっています。

悪魔と戦う主人公は、悪魔!?

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主人公の燐は双子の弟、雪男と共に藤本獅郎神父の修道院で育てられました。雪男は文武両道でとてもまじめな少年ですが、燐はあることが原因で学校になじめず不良ぎみでした。

そのあることとは、燐がもつ怪力のことです。人より強い力を上手くコントロールすることが出来ず親切をしようとしても上手くいかず、子供同士の喧嘩で大けがをさせてしまう。

何故燐が人よりも力が強いのか、人と違うのかというと、実は悪魔の中でも一番の地位を持つ魔神(サタン)の息子だからなんです。母親に関してはいまだ不明、人間と悪魔のハーフということで人よりも特別な力があるんです。

全てのキャラクターに葛藤や深いストーリーがある

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自分が世間から倒すべき、滅ぼすべきだと思われている悪魔であった燐、自身は人間だが唯一の肉親である兄が悪魔である雪男。

彼ら以外にも生まれた時から祓魔師になることを決められていた者や家族を人質に取られながら目標の為に翻弄する者など、登場人物には全て辛くて重い事情があります。

人気が高じて映画化も!


漫画の連載が始まった時も「凄い漫画が始まったぞ!」とネットで話題になりました。連載は話が進まないと世界観やストーリーの味噌が読み取れないことも多いので、始まった当初から話題になるのは凄い事です。

人気がさらに高まりアニメ化すると、高いクオリティやテーマ曲に人気バンドを起用した事もあり面白くて絵が綺麗でおしゃれなアニメとして男女問わず大好評となりました。

そしてついに映画化です。アニメが放映終了後に映画化するという流れが出来ていたこともありますが、それでも人気でないと映画にはなりません。

加藤和恵先生の作品の魅力

人の温かさを感じるヒューマンドラマ

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青の祓魔師では辛い人生を送ってきたキャラクターが沢山登場しますが、作風はあくまでも明るく、ギャグ描写も多いです。

それは加藤先生が描く、人の心の強さが理由です。人から忌み嫌われる悪魔であることを自覚した燐ですが、前向きに真っ直ぐ生きようとしています。

他の短編でも登場するキャラクターは厳しい状況にあっても、人が元来持っている心の底力で立ちあがろうとする、そんな話が多かったように思います。

高い画力

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ストーリーが素敵な事も勿論ですが、それを支えてさらに華々しく盛り立てるのが高い画力です。

背景の書き込みが細かいですし、アニメでよくあるような作画崩壊や漫画家によくあるスランプのようなことは全く見受けられません。

キャラクターの衣服や持ち物のセンスが凄いハイセンスなのも素敵です。しえみの和服もレースや新しめの柄と合わせていて今風でオシャレですよね。

キャラクターがチャーミング

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どの作品にも快活で明るい性格のキャラクターが登場しているように思います。青エクの燐のように前向きな、いわゆる主人公らしい主人公の性格です。

ですが全員がそうという訳ではなく、雪男のように冷静沈着で内に抱え込み易い性格のキャラもいますし、引っ込み思案なしえみ、シニカルツンデレの出雲、ひょうきんでつかみどころのないメフィストなど色んな性格のキャラクターがいます。

色んなタイプのキャラクターがいますが、たとえ脇役であっても皆魅力的なキャラクター作りがされている所が加藤先生の凄い所だと思います。

週刊マンガ日本史ではイケメン聖徳太子を描く

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加藤先生が朝日新聞出版が刊行する「週刊マンガ日本史」の2号で聖徳太子をテーマにした漫画を描きました。

歴史や偉人に関する漫画は学校の図書館にもおかれており色んな年代の人に読まれる漫画ですよね。

2号という大事な号で描かれた聖徳太子はかなりのイケメン、そしてドS。ギャグ要素もあって楽しく勉強が出来る良い漫画になっています。

加藤先生の歴代の作品

僕と兎

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僕と兎は2000年に赤マルジャンプに掲載された作品です。ストーリーは殺し屋である藤堂朱里と医者志望である弐村平の2人の学生の友情を描いた話。

第59回手塚賞準入選作品に選ばれました

赤い大地に生まれた戦士のはなし

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2003年に『季刊S』という雑誌に掲載された作品です。この時は加藤しげるという名義で発表していました。

季刊Sとはイラスト・漫画といったジャンルを取り扱う雑誌です。浅田弘幸先生や小畑健先生など、漫画家の中でも特に絵が上手いと言われている人たちが表紙を飾ります。

そんな雑誌に掲載されるだけあってオールカラーの作品なんです。漫画というよりはアート作品のように思えます。

ロボとうさ吉

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月刊少年シリウスで連載されていた作品です。スペースオペラ(騎士道物語的な宇宙活劇)テイストの王道少年漫画です。

コミックスは5巻まで出ていますが、第一部完となったあとは打ち切りになり、作品としては未完の状態です。

少年をターゲットにしているような、ポップでキャッチーな絵柄ですね。SFとだけあって和風な青エクとは一風違った雰囲気です。

深山鶯邸事件

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こちらは上でもご紹介した、青エクの原案になった作品です。深山鶯家の邸宅に籠り花を活け続ける生活を送る少女、深山鶯最中の元にという青年が訪れるところから始まるストーリー。

話の雰囲気はまさしく青エクのプロトタイプという感じですが、夜は燐よりも大人っぽい感じです。青エクが好きな方には是非見てもらいたいですね。

青の祓魔師

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いまや、少年漫画を読む人の中では知らない人がいないという程人気な作品です。短編や中編は何度も描いて来られましたが、やはりこの作品で一気に花を開いたという感じがあります。

現在もジャンプスクエアで連載しており、燐がしえみにうっかり告白してしまったり、雪男の身に異変が起きたりと盛り上がってきました

これからも青エクを応援し、加藤先生の魅力にとらわれ続けたいと思います!

読者の感想

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いかがでしたか?

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青の祓魔師から加藤和恵先生を知ったのですが、他の作品もとても魅力的です。ロボとうさ吉や他の作品をまとめた短編集などコミックス化されている作品も多いですので、気になった方は是非ご覧になってください。