【グーグーだって猫である】大島弓子が描いた漫画をまとめてみた!

小泉今日子さん主演の映画、「グーグーだって猫である」をご覧になったことはありますか?天才漫画家とその愛猫との生活を描いた映画なんですが、実は大島弓子先生の実話なんです。素敵な作品を沢山生み出した大島弓子先生を沢山の人に知っていただきたいのでまとめてみました。

「グーグーだって猫である」は実話

漫画家大島弓子さんのエッセイ漫画が原作なんです


今では沢山ある動物、とくに猫ものの映画ですが、その中でもおすすめの映画がグーグーだって猫であるです。

小泉今日子さんが主演で、天才漫画家を演じました。上野樹里さん、加瀬亮さん、森三中や田中哲司など豪華出演者がたくさんいます。

ほんわかとしたストーリーですが、人間関係や生き物を飼う事のシビアさも描いているヒューマンドラマ作品です。

この映画の原作は、萩尾望都と並ぶ名漫画家、大島弓子先生の作品なんです。

大島弓子先生とは

花の24年組の一人に数えられる少女漫画家

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花の24年組とは、1970年代に少女漫画の革新を担った日本の女性漫画家の一群を指す。

1970年代初頭に、新しい感覚を持った女性漫画家たちが次々と現れ、SFやファンタジー的要素や、同性愛の概念を導入したり、画面構成の複雑化を図るなどの技法を用いるなど、当時の少女漫画界の常識を覆していった。

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萩尾望都先生、山岸凉子先生など名作家が名を連ねる「花の24年組」に数えられる一人です。

今主流の絵柄ではなく1970年代前後の古典的少女マンガ、といった絵柄ですがストーリーの巧みさからどの年代の読者でも引き込まれてしまいます。

昔の少女マンガが好き、という人にはまずこの人の作品を呼んでくれ、と勧めたくなる作家さんです。

大ファン!という読者がとても多いです

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当時の少女漫画界において革新的な試みを行った一人として少女漫画史に名前を残しています。

今ある少女マンガの心理描写には大島弓子先生の影響もあるとも言われています。そんな大先生で長く作家業をされているので、ファンも男女問わず沢山います。

「大島弓子先生のおすすめの漫画をおしえて」という質問SNSでは男性からの投稿もありました。

受賞した作品

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大島先生は漫画の有名な賞をいくつも受賞しています。映画にもなったグーグーだって猫であるはあの手塚治虫文化賞を受賞しました。

ミモザ館でつかまえては第2回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞

綿の国星は第3回講談社漫画賞少女部門を受賞

グーグーだって猫である は第12回手塚治虫文化賞短編賞を受賞されました。

映画になった作品

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映画の脚本などの作品を提供、または作品を映像化している作品も沢山あります。特に犬童一心監督の作品が多いようです。

赤すいか黄すいか[1982年] 実写映画です。監督は犬童一心さん、主演は山本裕子さんです。

綿の国星[1984年] この作品だけアニメーション映画です。監督は辻伸一さん

四月怪談[1988年]  実写映画作品。監督は小中和哉さん、主演は中嶋朋子さんに、あの柳葉敏郎さんです。

毎日が夏休み[1994年]  実写映画作品です。監督は金子修介さんで主演は佐伯日菜子さん。

金髪の草原[1999年] 実写映画作品です。監督は犬童一心さんで、出演者は伊勢谷友介さんなど若めの俳優、女優さんが多いようです。

グーグーだって猫である[2008年]監督はおなじみ犬童一心さん。映画の主演は小泉今日子さんです。

ドラマになった作品

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映画だけでなくドラマにもなっています。グーグーだって猫であるは映画とドラマ、ともに映像化しました。映画は小泉今日子さん、ドラマは宮沢りえさんが主演です。

世にも奇妙な物語『バカばっかりだ!』[1991年フジテレビ] 脚本は宮本敬子さんです。こちらは夏の夜の獏を原案とした作品のようです。

パスカルの群[1992年 関西テレビ] 監督は島田元さんです。

ちょっと待って、神様[2004年 NHK] 脚本は浅野妙子さん、泉ピン子さんなど有名な方が多く出演されています。

グーグーだって猫である[2014年 WOWOW] 監督は犬童一心さん、大島先生をモデルとした女性は宮沢りえさんが演じます。

大島弓子先生の作品

綿の国星

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綿の国星は子猫の須和野チビ猫と、周囲の猫達や人間達の様子を描いた作品です。登場する猫はみな擬人化されており、人間の言葉が理解できます。

須和野時夫という男性に拾われたチビ猫は栗毛の少女の姿で描かれており猫の耳が頭にあります。これがネコ耳の元祖、先駆けと言われています。

大島弓子先生の漫画ではこの作品が一番好き、という人がとても多いです。

バナナブレッドのプディング

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この作品の主人公は変人と呼ばれている少女、三浦衣良です。突飛な行動や時折見せる幼い思考、独特な理論を持っていることから周りの人間に変人と言われてしまいます。

感受性が強く、周りからの言葉に傷ついてはいますが、恋に奔放する様子はやはり変人。そんな彼女が繰り広げるストーリーは多感な思春期である読者に多大な支持を受けました。

作中に登場したバナナブレッドのプディングというスイーツは再現して作って食べる人がたくさんいます。

つるばらつるばら

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「つるばらつるばら」「山羊の羊の駱駝の」、「夏の夜の貘」の三編を収録した文庫版漫画です。当時の少女マンガには珍しく男の子が主役の話があります。

子供たちから見た大人の不条理さや理不尽さが描かれた「夏の夜の獏」は是非映画化してほしい!という声もあります。世にも奇妙な物語でドラマ化はされていますが、これは原案という感じで映像化という訳ではないみたいです。

ダリアの帯

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1983~85年に発表された「夢虫・未草(ゆめむし・ひつじぐさ)」「水枕羽枕」「快速帆船」「サマタイム」「ノン・レガード」「ダリアの帯」「乱切りにんじん」が収録されています。

刷新的な趣向で複雑な構成になっているそうで、一度読むだけでは正確に、深く理解することは出来ないと言われていました。

何回読んでも、読むごとに見方が変わる作品というのが「名作」だと思っていますので、この作品はまだ読んでいないんですが是非読もうと思います。

グーグーだって猫である

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映画化したことでも有名ですが、原作の漫画も第12回手塚治虫文化賞短編賞を受賞しました。大島弓子さんはとても猫好きのようで、この作品ではグーグーという猫とビーという猫が登場します。

グーグーはペットショップで出会い、ビーは捨て猫でした。猫との出会いと別れや自身の闘病について描かれていますが辛い感情を読者へたたき込むような描き方ではありませんでした。

夏目漱石風という紹介分がつくくらい文学的な表現で始終かかれています。

キャットニップ

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グーグーだって猫であるの続編となる、新たな猫エッセイ漫画です。グーグーはもうなくなっているそうですが他にも多くの猫を飼っており、登場します。

目が見えなかったり、亡きグーグーのマネをしたり、二重人格のようだったりととても個性的な猫たちを描いた作品です。

サバの秋の夜長

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サバとはグーグーと出会う前に飼っており、そして亡くなってしまった大島先生の愛猫のことです。グーグーとは違い人間の男性の姿で描かれるサバ。大島先生が多分こういっているんだろうなという事をセリフを話します。

とても美形なサバにうっとりしつつ、詩的な作風にだんだん自分が溶け込んでしまうような感覚になります。

実は私が一番初めに読んだ大島先生の作品がこの作品なんです。「サバの秋の夜長」のほかに「サバの夏が来た」という作品もあります。

読者は大島弓子先生をどうみている?

出典:http://pbs.twimg.com

出典:http://pbs.twimg.com

最後に

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いかがでしたか?大島弓子さんの作品は読み終わった後の余韻が、一人旅先の旅館で風景を見ながら黄昏ているような、清々しいけどどこか寂しい不思議な感じなんです。

何かに浸りたい時に読むのにおすすめな作家さんです。グーグーだって猫であるやサバシリーズは猫好きの人、猫を飼っている人にぜひ読んでほしいです!