たぎるメイドへの熱い愛!職人漫画家、森薫の描いた代表作をまとめてみた!

メイドさんへの愛が作中の中でひしひしと伝わってくるほどのメイド好きな森薫先生。作品へのこだわりも熱く、職人技のような美しく細かい絵柄でも人気を博しています。そんな森薫先生の描き出した代表作をまとめてみました!メイドさん好きもそうでない人も、ぜひ森薫ワールドにはまってください!

森薫先生とは?

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高校生の頃から漫画を描き始め[3]、県 文緒(あがた ふみお)名義で同人誌活動を行なっていた。その後同人即売会にて編集者に声をかけられ[4]、2001年発行の『コミックビーム』(エンターブレイン)2002年1月号に掲載された『エマ』第1話でデビューする。この『エマ』は2005年と2007年に『英國戀物語エマ』『英國戀物語エマ 第二幕』のタイトルでそれぞれテレビアニメ化され、2005年に第9回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞した。

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メイド愛とこだわりの漫画職人!



こちら、その6までありますが、本当にすごいんです!是非一度視聴してみてください。一見の価値ありです!そのメイド愛から、コミックビームの編集部内では「メイドの人」と呼ばれているそうです。森薫先生の作品を読んでていて本当に感じるのが「愛」と「こだわり」。描きこみ方が半端ないのです。

手が腱鞘炎にならないかと心配になる程の細かく美麗なイラストは、本当にうっとりとしてしまいます。また、森薫先生のすごいところは、自分が好きなので描きこんでいるということ!自分の好きなことを仕事にしている勝ち組の代表者だと勝手ながら思っています。

描き込みが本当にすごい!

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こちらの画像、なんと森薫先生の手描き!手描きですよ!気が遠くなりそうな程の緻密なデザイン・・・・!ナタリーストアさんとの乙嫁語のコラボグッズのデザインなのですが、ナタリーストアさんに「その凄まじい細密度に商品開発は難航を極めました」とまで言わしめた程の作品なのです!

その描き込みの凄まじさは定評があり、「描き込み=森薫」の認知度はかなり高いと思われます。ちなみに森薫先生は「メイドの人」とはまた別に「描き込み魔」の異名も持っているそうです。うん。やっぱりね!

森薫先生の頭の中はいったいどんな世界が広がっているのでしょうか・・・。一度覗いてみたいです。

ここから森薫先生の代表作をご紹介!

シャーリー

同人時代から続く名作

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1巻は森薫先生の同人時代の原稿が掲載されています。同人時代から今と変わりなくメイドさんへの愛が溢れかえっていますので必見です!シャーリー=デビュー作と思っていたのですが、商業誌デビューはエマのようですね。

そして「このマンガがすごい!」オトコ編8位にもランクインしています。表紙からしてメイドさんへの愛がビシビシと伝わってきますね。2003年に1巻が販売され、2014年に待望の2巻が販売されています。

「シャーリーの2巻を見るために生きてきたんだ!」という方々もいらっしゃるかと思いますが、再度3巻が出る日を夢見て、共に強く生き続けましょう。

森薫先生の趣味をとくと味わえる舞台設定!

物語はエドワード朝時代のイギリスが舞台になっています。この時点で森薫先生の趣味が丸分かりですね(笑)メイド募集広告にうっかり年齢制限を描き忘れた女主人ベネット・クランリーの屋敷に、若干13歳のシャーリー・メディスンが雇われたところからストーリーは始まります。はい、やっぱり森薫先生の(以下略)

シャーリーは魔女の宅急便からインスパイアされた!?

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シャーリー1巻のあとがきによると、魔女の宅急便をみた森薫先生に「13才メイド少女」という変なスイッチが入ってしまいシャーリーが生まれたとのことでした。なんて素敵な経緯なんでしょうか(笑)

13才魔女少女を素早く13才メイド少女に変換する程のメイド好き。見習いたいですね。

シャーリーとベネットの主従関係が萌える!

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楽天的でおおらかなベネットと、幼いながらも完璧主義で努力家のシャーリー。この二人が繰り広げる日常のストーリー、そして関係性がかなりの萌え要素でできているのです!

ベネットを喜ばせたいと頑張るものの失敗するシャーリーとか、こっそりベネットの靴を履いて踊るシャーリーとか。ベネット大好きなシャーリーが可愛すぎます!

メイドと主人というよりも、家族のような関係?

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そしてベネットももうシャーリーがいないと生活できないのではないかというくらいシャーリーに助けられています。そしてメイドさんへの態度というよりも娘や妹に対する態度に近いような扱いをシャーリーにしているように思います。(個人的にですが)

なのに、シャーリーに服を選んでもらったりなんやかんやと世話を焼いてもらっているベネット!このどことなくアンビバレンスな関係性がなんとも萌えるのです!

思いやり支えあう二人

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シャーリーのおかげでベネットもお店をきちんと運営することができていますし、身寄りのないシャーリーも姉のような、母のような存在と職を手に入れていますし、まさにWINWINな関係!しかもお互いがお互いを思いやっているという何とも優しい関係性なのです。

素敵な主従関係!

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私的に一番ツボだったのが、2巻の二人でレコードを聴きながら一晩中踊り明かす話です。二人で一晩中踊り明かす主従がどこにいますか!?ここにいました。天国ですかここは!?ってなくらい素敵な主従ワールドが広がっていますので、未見の方はぜひ!

エマ

デビュー作!

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アニメ化もされた森薫先生のデビュー作にして代表作!そして御多分に漏れずにメイドもの!しかも眼鏡をかけたお姉さんメイドです!森薫先生は私たちを萌え殺そうと企んでいるに違いない!そうに違いない!

物語の舞台はヴィクトリア朝時代のイギリス。階級社会の時代の中で、メイド・エマと裕福な貿易商の息子ウィリアムとの恋愛物語です。格差社会の明暗をしっとりと描き切った恋愛物語!なのに画面から伝わってくるのはメイドへの愛!愛!愛!森薫先生、最高です・・・。

アニメ化もしました!

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2005年に「英國戀物語エマ」とタイトルを付け、アニメ化もされましたね。全国のメイドファンは大歓喜したに違いない。ここまで本格派なメイドアニメは過去も未来もエマだけなのではないでしょうか?

文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞!

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なんと2005年には文化庁の賞まで受賞しているんです!これはやはり森薫先生のディティールへのこだわりやメイド愛が成せる技故でしょう!

余談ですが・・・。

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ちなみに私は、後半のウィリアムがどうしても好きになれず・・・・。好きになれず・・・・。エマとメイドへの愛で読み切りました!が最後まで読んで本当によかったです!

後半のウィリアムのせいでエマを最後まで読破していないというお方はぜひ、最後まで読んでみてください!騙されたと思って!ウィリアムの行動は賛否両論別れると思いますが、ほんと、難しいところですよね・・・。

乙嫁語

森薫先生の連載中作品!

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現在ハルタにて連載中の乙嫁語!看板作品でもある人気ぶりで好評連載中です!エマでは身分差の恋でしたが、乙嫁語では年の差ラブです!主人公のアミルは20歳、対してアミルの旦那さんのカルククは12歳というなんとも美味しい設定です。

森薫作品なのにメイドじゃない!

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舞台は19世紀後半の中央アジア。フリフリレースでも、メイドでもなく、中央アジアの遊牧民族のお話です。最初は「森薫先生なのにメイドじゃないの?」と思った方もいらっしゃるかと思いますが、森薫先生の中央アジアへの愛は学生時代の頃より続いていたようで、絨毯や刺繍などへの愛はそりゃあもう、本作を見れば一目瞭然なのでございます(笑)

2014年漫画大賞受賞!

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やはり誰しもが森薫先生の作品に魅了されているという証拠ですよね。本当に職人さんと呼ぶのにふさわしい漫画家さんです。乙嫁語も時代考証や時代背景、日常の様々な細かいディティールが本当に素晴らしいく、勉強にもなる上に眼福物の作品に仕上がっています。

様々なタイプの乙嫁が楽しめる!

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主にアミルとカルククの年の差カップルのお話が主軸ですが、巻によって様々な乙嫁がクローズアップされています。いろんなタイプの乙嫁が楽しめるのも、この作品の魅力の一つでもありますね。

第1の乙嫁 アミル

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1~2巻では主に主人公のアミルとカルククの物語を楽しめます。年の差夫婦ですが、しっかりもののカルククに、お嬢さんで天然美人なアミルはとても素敵なカップルで憧れてしまいます。アミルの天然キャラなのに、実は行動力ある勇姿に惚れる方も続出しているかも?

アミル達の話ではその当時の中央アジアの辛い情勢なども描かれることが多いので、ハラハラしながら見守っています。ちなみにアミルは森薫先生の願望がすべて詰め込まれたキャラクターなのだそうです(笑)なんだか色々と納得ですね!

第2の乙嫁 タラス

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3巻ではカラザに住む未亡人タラスと、アミルの家に客人として居候していたスミスとの恋物語が楽しめます。5人の夫に次々と先立たれた悲劇の乙嫁タラス。

その当時・地域の女性の立場の低さを思い知らされる、切ない物語に仕上がっています。タラスとスミスのその後の物語が本当に気になります!

第3の乙嫁 ライラとレイリ

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しっとりとした3巻のタラスとは打って変わって、超明るくハイテンションなノリの4巻~5巻は、ライラとレイリの双子の乙嫁の物語。海岸沿いに住んでおり、とてもエネルギッシュで騒々しく仲良しな乙嫁です。

姉妹でサマーンとファルサーミ兄弟の元へ嫁ぎますが、旦那さんたちが本当にいい人達で良かった(特に兄のサマーン)とにかくとても明るく元気な気分にさせてくれる第3の乙嫁たちでした。

第4の乙嫁 アニス

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7巻~8巻で楽しめるのは、森薫先生にしてはすっきりとしたお顔立ちの乙嫁アニス。森先生曰く絵柄を変えて「ペルシア名物レモンアイスのようなさっぱり味」にしたそうです。

今回は物語の中でも異色な「姉妹妻」いクローズアップしたお話となっており、百合好きさんにもおススメしたい巻になっています。

第5の乙嫁 パリヤ

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2巻からちょこちょこと顔を出していたアミルの友人パリヤ。最新刊(2016年3月現在)の8巻からは本格的に彼女の乙嫁ぶりが堪能できます。しっかり者で正義感が強いのですがぶきっちょなので誤解されやすい彼女ですが本当は誰よりも繊細で心優しい人物。

そんな彼女が乙嫁になるために奮闘する姿は本当に可愛らしく、心から応援してしまいたくなってしまいますよ!

終わりに

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いかがだったでしょうか?

森薫先生のメイド愛・職人魂・キャラの魅力。少しでも伝わりましたでしょうか?眺めているだけでも満足してしまう森薫先生の美麗なイラストに、ついつい引き込まれて夢中になってしまうストーリー展開。本当に素敵な漫画家さんです。

未読の方もぜひ、森薫ワールドに足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?