【傑作集】弓月光の描いた傑作漫画7選!

1967年のデビューから、少女誌、少年誌、青年誌と媒体を移しつつ、49年にわたって明るく楽しいコメディを描き続けてきた弓月光先生。弓月作品の魅力は、何といってもあっけらかーんと明るく、ちょっとエッチな(注:エロという言葉は似合わない)作風です。弓月作品の傑作7選をまとめてみました

まもなくデビュー50年!弓月光先生の歴史

プロフィール

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作者名:弓月光(ユヅキヒカル)

性別:男性

生年月日:1949年12月05日

出身地:日本 / 高知県

職業:マンガ家

淳心学院高等学校卒。1968年に第1回りぼん新人漫画賞で準入選してデビュー。

『エリート狂走曲』、『ボクの婚約者』、『甘い生活』など数多くの作品を手がける。

「グランドジャンプ」誌上において「甘い生活 2nd season」および「瞬きのソーニャ」を連載中。

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一条ゆかり先生もりたじゅん先生とは、1967年の「第1回りぼん新人漫画賞」に入賞して、「りぼん」でデビューした同期生です。特に一条ゆかり先生とは、一条先生の家に1ヶ月ほど弓月先生が居候していたこともあるそうです。

新人時代には、お互いのアシスタントをされていたので、両先生の初期の作品のモブや背景にそれぞれの絵柄を見つけられます。

「りぼん」同期生の3人の漫画家が語る45年の漫画史

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「砂の城」「有閑倶楽部」「プライド」などのヒット作を生んだ一条ゆかり、レディースコミックという新境地を開拓し、夫人として、漫画家・本宮ひろ志を支え続けるもりたじゅん。そして、少女誌から少年誌、青年誌でコメディ作品を描き続ける弓月ら3人の「りぼん」同期生の、45年間の漫画家人生がおさめられた一冊です。

お三方の歴史だけでなく、少女漫画の草創期の様子が、1967年入社の元「りぼん」編集者の証言を交えて綴られています。興味のある方はぜひ!

弓月光先生の傑作漫画5選!

ボクの初体験(集英社「週刊マーガレット」1975年~1976年)

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脳移植から始まる、ちょっとエッチな入れ替わりラブコメディ。主人公・宮田英太郎はけっこうモテるのに、純情すぎる性格でフラれてばかり。初恋の人・冴木みちると過去にフラれた女子一同に20回目の失恋を笑い者にされて、ショックで自殺を図ります。

怪しい科学者・人浦狂児に助けられ、目覚めた時には彼の亡き幼妻・春奈の体に脳を移植されていました!美少女・春奈として生き返った英太郎は、自分をふった女の子達への復讐を誓い、自分が通っていた高校に、春奈として編入します。

“英太郎の春奈”をめぐって起きる騒動の数々、そして英太郎をいじめたみちるの真意とは・・・。英太郎とみちる、人浦博士はその後の作品「手術しちゃうから!」にも登場します。英太郎とみちるは結婚し、人浦博士は春奈を生き返らせる研究を続けています。

エリート狂走曲(集英社「週刊マーガレット」1977年~1978年)

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中学受験をめぐるドタバタコメディ。兵庫県から東京に引っ越してきた主人公の片桐哲矢は、中学受験に熱狂する同級生たちに驚愕します。兵庫にいた頃は中学受験など考えもしなかった哲也の母も、近所やPTA内での見栄から、哲也を受験させることに乗り気になります。

勉強嫌いで成績も良くなかった哲也は、転校早々できたガールフレンドの美波唯と一緒に、東大合格率No.1の名門私立・東方中を受験することに。志望校合格のご褒美の唯とのキスのため、哲也は超スパルタ指導の進学塾に通い、家庭教師をつけてがむしゃらに頑張ります。

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続編の読切り作品で哲也と唯が中学3年になったエピソード、哲也と唯の息子・達矢を主人公にした番外編も描かれています。お色気シーンと言っても過激なものはほとんどありませんが、今振り返ると、6年生にしては唯ちゃんが色っぽすぎ!ですね。

進学塾の奇抜なスパルタ指導が面白く、家庭教師の多田京四郎や東方中の志乃田先生など、個的なキャラたちが好きでした。

BSマンガ夜話「エリート狂走曲」 弓月光 (2003年)

https://www.youtube.com/watch?v=KPyU–aKDrA

ホールドアップ!(原作:武論尊)(集英社「週刊少女マーガレット」1981年~1982年)

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それぞれ競合デパートを経営する資産家の娘・三崎ないる鈴村詩織が、ハンサムな敏腕刑事・沖島康彦をめぐって、恋に事件に大騒動を巻き起こすドタバタコメディです。ルックスも性格も正反対のないると詩織は、本人たちだけでなく、親の代から対立しています。

両家の対面も加わって、2人の競争は過激化し、なぜか、沖島はどちらかと選んで結婚することに。2人のとっくみあいの喧嘩から始まり、大型拳銃、マシンガン、バズーカ砲などの武器の使用から、戦車、対空砲、F-15イーグル戦闘機へと発展するのですが、この辺りは当時の少女漫画としては異色の展開でした。

甘い生活(集英社「ビジネスジャンプ」1990年~2011年)、甘い生活 2nd season(集英社「グランドジャンプ」2011年~現在)

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「ビジネスジャンプ」で20年以上に渡って連載された、同誌では最長寿の作品でしたが、 「ビジネスジャンプ」休刊後は「グランドジャンプ」で「甘い生活 2nd season」として連載されています。

大手下着メーカーを舞台にしたラブコメ。ランジェリーについては天才的なセンスを持つ江戸伸介と会長秘書・若宮弓香のラブコメを軸に、下着の開発にかかわるエピソードや、それに関わる一癖も二癖もあるクライアントとの係わりが楽しいです。青年誌連載ですが、女性読者も多い作品です。

一気読みすると、20年を超える連載の中で、テレホンカードから自動車電話、折りたたみ式携帯、スマホやタブレットなどと、時代の流れにあわせてアイテムが変遷しているのをチェックするのも楽しいですね。

瞬きのソーニャ (集英社「グランドジャンプ」不定期連載 2012年~現在)

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旧ソビエト連邦の極秘施設内で造られた人間兵器ソーニャの逃亡と闘いの物語です。父・ザイツェフと逃亡する中、迫りくる大国アメリカ。大切な人を守るため、ソーニャは単身アメリカへ渡り、闘うことを選びます。弓月先生の長いキャリアの中でも、新境地といえる作品です。単身、大国と戦うソーニャの物語から目が離せません。

最後に

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弓月先生の作品を読んで思うのは、女の子たちの体がとっても柔らかそうなこと!思わず、触れてみたくなるようなプルプル感が、紙面から伝わってきます。明るく、嫌味の無いエッチさ(注;しつこいようですが、エロという言葉は似合いません)が、女性でも抵抗なく、読める作品です。

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