「僕だけがいない街」主人公の藤沼悟。そんな悟の名言・名シーンから、悟を演じている声優さんのプロフィール、注目されている雛月加代との関係などを徹底的に調べてみました!
目次
藤沼悟とは?
「僕だけがいない街」主人公の青年。リバイバルと呼ばれる能力を持ち、過去にタイムリープし、事故を防ぐことができる。
2006年5月時点では29歳で売れない漫画家をしており、ピザ屋でのアルバイトをしている。そんな時、母親が殺人に遭い死んでしまう。悟はリバイバルによって1988年の北海道、小学生時代に戻ってしまい、母親の死を防ぐために、元凶となった連続誘拐殺人事件の被害者を護りながら犯人を探してゆく。
藤沼悟の名言・名シーンまとめ
最初のリバイバル
悟がピザを配達するためにバイクを運転している、何気ない日常のシーン。しかし、そんな悟の身に突然リバイバルが訪れます。
何かの事件の前触れだと理解した悟は、風景から必死に違和感を探し、トラックの運転手に意識がないことを発見。悟は事故を防ぎきりますが、悟は轢かれてしまいます。これが作中最初のリバイバルとなりました。
「(俺にもこんな時間があったんだ…。これはチャンスなんだ。この時間を失ってたまるか。)」
小学生時代にリバイバルした悟が、母の手料理を食べた時のシーン。
人生に行き詰まっても、輝かしい思い出というのはいつでもひとを元気にしてくれますよね。悟は事件を阻止するため積極的に動くようになります。
「…その通りだと思うよ。俺は「演じてる」」
この後、悟は「人に好かれたい、友達が欲しい、人と接するのが苦手な自分に何が出来る?って考えたら、俺の方がみんなの事を好きになろうって思ったんだ」と続けます。
人がキャラを演じることは一概に悪いことではない、と教えてくれる名言ですね。
「うるせえ!貧乏だろうが、空腹だろうが、雛月が人のもん取るわけねえだろうが!」
教室内で給食費袋が紛失し、雛月に給食費を盗んだという疑惑をかけられた時の一言。クラスの嫌われ者になることを恐れず、はっきりと人を信じて否定できる悟に感動ですね!
悟みたいになりたいと思う人も多いシーンだったと思います。
「正義の味方…に、なりたい人」
何をしたいのか賢也に問われ、自分のことを「正義の味方になりたい人」と話す悟。
母親を殺されてしまった悟ですが、過去に戻って「正義の味方」になることを目指し、人を救うために奔走する悟はかっこいいですね。
「勇気…勇気の出し方教えようか。大切な人の笑顔を、思い浮かべるんだ。もちろん君も笑顔でね。」
大切な人を助けるためにリバイバルを繰り返し、勇気を出してたくさんの危険に立ち向かっていった悟の言葉だからこそ重みがありますね。
大切な人を助けるための勇気は、またその大切な人がいるからこそ湧いてくるものだったんですね。
文集
気になっていた人も多いであろう悟の文集の内容は、最終回で初めて明かされました。
1話から漫画のシーンで登場し、作品のひとつのテーマであった悟の「踏み込む勇気」について言及されています。
ぼくのヒーロー 藤沼悟
ぼくにはふみこむ勇気がない。
だからぼくには仲間がいない。
友だちと遊ぶのは楽しいけれど、
きっと「仲間」は「友だち」とはちがう。
昨日「戦え! ワンダーガイ」という
大好きなアニメの最終回を見た。
最初のころはワンダーガイは一人で戦っていた。
でも、あきらめずに勇気をだして戦い続けた。
「ふみこまなければ道はひらけない」
そう言って戦い続けた。
そうしたら、その勇気を感じた人たちが
少しずつ仲間になってくれた。
だから最後、敵に負けそうになった時も、
きっと仲間が助けに来てくれると、
信じ続けることが出来た。
でも、ぼくにはワンダーガイみたいな勇気はないし、
仲間もいない。
だからとてもうらやましいと思った。
ぼくも大きくなったら、
おたがいに信じあえる
本当の仲間が出来るといいなと思った。
藤沼悟の声優
悟役の声優さんは、29歳の悟と小学生時代の悟のおふたりいます。この作品はタイムリープものだったので、両方の声優さんの演じるキャラクター性が合致する瞬間が見事でしたよね〜。
因みに、悟の声優を務めるおふたりは、どちらもプロの声優さんではなく若手の俳優さんです。
藤沼悟 29歳役
29歳の悟の声優を務められているのは、俳優の満島真之介さんです。女優の満島ひかりさんの弟さんで、演技力や外見に加え、強烈なキャラクターが人気を呼んでいる若手俳優さんです。
そんな強烈な満島真之介さんの影を全く感じさせない、悟そのものの演技が作品ファンの中でも評価されていますね。
藤沼悟 11歳役
藤沼悟の小学生時代の声を演じられたのは女優の土屋太鳳さんです。こちらもヒット中の若手女優さんで、実写版「図書館戦争」や「花子とアン」「まれ」にも出演されています。
何故プロの声優さんではなく俳優さんらが演じられたのかというと、なるべくリアルさを感じさせるための演出だそうですが、大成功でしたよね〜。
藤沼悟と雛月加代
小学生時代の悟が一番気にかけ、クラスの中でも冷やかされる関係だったのが雛月加代です。虐待に遭っていたりとあまり幸せな環境にはいなかったヒロインですが、そんな加代のことを悟は連続誘拐殺人事件から助けるため奔走します。
そんなふたりだからこそ、結婚して幸せになって欲しいと思うファンは多かったと思いますが、2回目のループで悟が15年間植物状態となっている間に、加代は小学校の時の同級生の杉山と結婚してしまいます。ファンには残念な結果でしたが、やはり悟がいたからこそ幸せになれたのでしょうね。
Twitterの声
まとめ
http://youtu.be/SwB7YYF3H64いかがでしたでしょうか?「僕街」の中でも藤沼悟のことを紹介してきましたが、悟のかっこよさや魅力をわかっていただけましたでしょうか?
「僕だけがいない街」はアニメも原作も完結してしまいましたが、現在実写版映画が悟役の藤原竜也さん主演で上映されています。皆さん是非見に行ってみてくださいね!