自害せよ!ランサーの生き様とは?女ランサーやアルトリアも!?

青い痩躯に真っ赤な武器の槍使い。絶対に外さない宝具や魔法も使えたりと優れた能力を持っているにも関わらず、自害させられたり「ランサーが死んだ!」とオチに使われたり、いつも運が無いとしか言いようのない酷い仕打ちを受けるランサー。しかし、不幸な運命に晒されながらもランサーにはブレない生き様があったのだ!

ランサーとは?

聖杯によって呼びだされた「槍兵」のクラス。 サーヴァントの中でも特に機動力、運動性能に秀でた英霊が配置され、こと1対1の白兵戦能力では右に並ぶもののない性能を有する。 「槍兵」と言われるものの、その適性は「長柄の武器を所持、およびそれにまつわる武勲を持っているか」であり、厳密な槍を所持していないサーヴァントも存在する。

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TYPE-MOON原作 「Fateシリーズ」で登場する「ランサー」。そもそもランサーとは上記の通り、サーヴァントのクラスの名称である。しかし、一般的に「ランサー」とはFate/stay night(第四次聖杯戦争)でのランサーのことだろう。

他のランサーと区別するときは「青ランサー」と呼ばれる。外見は体にピッタリフィットする青いボディスーツ…と言えばカッコいいが、実際はただの青タイツに肩パッドをくっつけただけにしか見えない。というか、もはやランサー自体の名前が「青タイツ」になりつつあるのだが…。

ランサーの能力

もともと、ランサーというクラスは優秀な魔力耐性を持つが、青ランサーは特に「生き残る能力」に秀でたサーヴァントである。スキルで言えば「対魔力」「戦闘続行」「仕切り直し」「矢よけの加護」と殺せる気がしない。

実際に、セイバーやアーチャー、ギルガメッシュなどと非常に長い持久戦を繰り広げた。また、「ルーン魔術」も習得していてキャスターのクラスの適性も持つ。

宝具は「刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルグ)」

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ランサーの宝具の名前は「刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルグ)」。一人を対象として、赤い槍を心臓に「必ず当てる」技で、この「必ず当たる」というところがこの宝具の肝である。

心臓に槍が命中した」という結果(果)が先にあり、その結果を追って「槍を放つ」(因)という因果逆転の呪いを用いるという原理らしい。聖杯戦争においては基本的に一対一の戦いが繰り広げられるため、セイバーの「エクスカリバー」などの対軍宝具よりも魔力を節約できる。

しかし、必中のはずが作中ではけっこう外す(というか外すほうが多いような…?)。その理由は単純で、ゲイボルグの因果逆転は魔力による呪いであるため、それを上回る魔力で迎え撃てば良いのである。

ところが、それでも全然OKなのである。前述のとおりこの宝具は非常に魔力効率が良く何度も使える。ランサーはやはり持久戦に特化したサーヴァントなのだ。

真命は「クー・フーリン」

ランサーの真命は「クー・フーリン」だ。「クー・フーリン」とは紀元前に西ヨーロッパで繁栄したケルト民族の伝承、「ケルト神話」に伝わる英雄である。

ゲームなどで題材にされるときは、大きく北欧神話にまとめられることが多い。馬・豊穣を司る神「エポナ」や太陽神「ルー」、『マビノギオン』という名前は聞いたことがあるかもしれない。

しかし、実は「クー・フーリン」というのは生まれつきの名前ではない。彼の元の名前はセタンタで、「クー・フーリン」のルーツは彼の少年期まで遡る。

真命のルーツは?

少年セタンタクーリン(クラン)という鍛冶屋の館に招かれるのだが、その時手違いで番犬が放たれセタンタに襲いかかってしまった。この番犬は十人の戦士でも敵わない猛犬と有名だったが、セタンタはこの猛犬を素手で殺してしまう。

なんとか助かったセタンタだが、飼い主のクーリンは愛犬が死んでしまったことを非常に悲しんでいた。それを見たセタンタは、「代わりの番犬を見つけ、それが立派に育つまで自分が番犬の役を務める」ことを約束した。これを期にセタンタはクー・フーリン(クーリンの猛犬)と呼ばれるようになったのである。

この逸話はFateにも取り入れられており、しばしばランサーは「」とか「わんわん」と言われる。裏にはこんなにいい話があるのに…。しかし実際、ランサーはマスターの命令に非常に忠実で、「忠犬」っぽさがどうしてもぬぐえないのだ…。わんわん!

ランサーを自害させたマスター、言峰綺礼

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ランサーにまつわる名言で一番有名なのが「自害せよ、ランサー」だ。(他にも「

狗といったなアーチャー…」とかもあったりするが…。)

これを命令したのが他でもないランサー自身のマスターである言峰綺麗だ。言峰は絶対に逆らえない令呪の命令でランサーを自害させたのだ。外道!!

この命令をした時点で、ギルガメッシュと手を組んでいる言峰には、もはやランサーの利用価値はなかった。それに加え、縛られた遠坂凛を殺すことをランサーが拒否したので自害させたのである。

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しかし、クー・フーリンがただやられて黙っているわけがない。

自分の心臓に槍を突き刺したにも関わらず彼はまだ生きていたのだ!そして油断している言峰を槍でぶっ刺して殺したわけである。

「…..生憎だったな言峰。この程度でくたばれるんならよ、俺は英雄なんぞなってねえ」
なんてカッコいいんだ!しかもランサーはこの後にも、凛を舐めまわした憎きワカメも槍で追い払い、自分ごと部屋を焼き払うために火のルーンを使ったのである。(しかし、この火のルーンは「」とか言われるてネタにされる)

戦闘続行スキルとかもはやそういうレベルではない、ゴキブリ以上の生命力である。彼なら火星の環境も余裕で耐えぬくのではないだろうか?むしろ増えるような…。

色々なランサー!女ランサーやアルトリアも

ディルムッド・オディナ

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Fateシリーズにはもちろん、青ランサー以外にもランサーが存在する。まず最初に挙げるとすれば、Fate/Zeroで出演するディルムッド・オディナだろう。

二刀流ならぬ二槍流のスタイルだったり、治らない傷を与える槍だったり、甘いマスクを持っていたりと非常にカッコいいサーヴァントなのだが最後はやっぱり自害させられた。時系列的には青ランサーの自害の先輩である。

スカサハ

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お次はスカサハだ。存在は『Fate/hollow ataraxia』でほのめかされていたが、はっきりと登場したのは『Fate/Grand Order』になる。『Fate/stay night』のイラストの塗りや『魔法使いの夜』の原画も担当したこやまひろかず氏によるイラストだ。

宝具は突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルグ・オルタナティブ)。そう、スカサハは他でもないクー・フーリンの師匠なのだ。槍術とルーン魔術の天才で、クー・フーリンに伝授もした。

一人称は「ワシ」だったり、語尾は「~のう」だったりいかにも師匠っぽい。誇り高い性格で、

数多の亡霊があふれる「影の国」の門を閉ざし、支配せしめる実力を持つ。

ランサーアルトリア

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こちらはランサーとして現界したセイバー、もといアルトリアである。アーサー王の武器といえば「エクスカリバー」が有名だが、物語の終盤に出てきた「ロンゴミニアド」という槍も実は非常に強力、モードレッドの胴体を貫いたこともある。

一般的には「槍トリア」と呼ばれる。顔と性格はセイバー・オルタに似ているが、属性は「秩序・善」で本来のアルトリアの性質も併せ持つ不思議なキャラだ。しかし、胸が大きくなっているのは何故なんだ…?

まとめ

出典:http://typemoon.wikia.com


ランサーの記事いかがだっただろうか。Fate最古参の青ランサーはスピンアウトマンガやExtra、FGOなど色々なところに登場していて、そして毎回カッコいい。

しかし、とことん不運なところはいつも変わらない。下の動画はランサーがひたすら不必要に殺される動画だ。「ランサーが死んだ!」「この人でなし!」はランサーの定番の掛け合いとなっている。まあどうせ死なんから楽しく見ていよう!