『ジョジョの奇妙な冒険』2部に登場したジョセフの兄弟子であるシーザー。彼の最後はたくさんの人に衝撃を与えました。そんな彼の魅力をまとめてみました。
シーザーとは?
プロフィール
出身地:イタリア・ジェノヴァ
身長:186cm
体重:90kg
髪・瞳の色:ブロンド・グリーン
宗教:カトリック
学歴:現在学生、前科なし
身体的特徴:両ホッペにヘンな形のアザがある、虫歯が一本
性格:キザでとっつきにくい男だが、一族や友人は大切に思い、そのことに誇りを持っている(内に秘める激情)
口癖:マンマミヤ~
好きな食べ物:ビーフストロガノフ
好きな色:オレンジ
好きな花:ひまわり
趣味:ライター集め
特技:ダーツゲーム
嫌いなもの:ダサいヤツ、いい加減なヤツ、リンゴの皮をむく音、虫
ガールフレンド:いっぱい。ひとり寂しそうな女の子を見ると、相手をしてあげなくては・・・と思ってしまう。そのためにつく嘘は「正しい事」と信じている。
将来の夢:明るい家庭を持つ事
第2部主人公・ジョセフの兄弟子にして、親友。出会った当初は互いに折り合いが悪く、盛大な喧嘩を繰り広げ、衝突が絶えない仲でした。しかし、柱の男が目覚めた直後のワムウとの戦闘で、ジョセフが自身を囮にスピードワゴンと自分を助けようとした事をきっかけにジョセフの見方を変えていきました。
そして波紋戦士としての修行を経て次第に無二の親友と呼び合える信頼関係を築いていくように。やがてワムウ達柱の一族との戦闘でもジョセフと協力体勢を取って戦うようにもなっていきました。
シーザーはジョセフとの初対面時に既に波紋を使いこなせるようになっており、手袋や衣装に仕込まれている特殊石鹸水に波紋を流し、シャボン玉を波紋入りの飛び道具として発射する独特の戦闘スタイルを持ちます。
シーザーを演じた佐藤拓也さん
性別\t男性
出生地\t日本・宮城県
生年月日\t1984年5月19日(31歳)
血液型\tA型
身長\t166 cm
職業\t声優
事務所\t賢プロダクション
配偶者\tあり
活動期間\t2007年 –
佐藤さんは根っからの特撮マニアで、もともとは俳優志望(志望動機は勿論特撮番組出演)でしたが、身長が低すぎて断念。その際に声優の仕事を知り、声優を志すようになったようです。
デビュー当初は洋画の吹き替えを主としていましたが、櫂トシキ役に抜擢された事が切欠でアニメでも注目されるように。 ちなみに今話題のPCゲーム『刀剣乱舞』の燭台切光忠と江雪左文字も演じられています。
シーザーの矛盾
作者の荒木さんが謝罪
『ジョジョ』のご愛読、ありがとうございます。
なぜ、突然、作者のぼくが、この4巻のあとがきを書くのか?
それは、現在、本誌(週刊少年ジャンプ)に連載中の『ジョジョ』に シーザーというツェペリさんの孫が出てくるのですが、そのシーザーの存在について、 大変重大なミスが、この第4巻に収録されている中に、あったためです。
そのことについての抗議の手紙や電話をたくさんいただきました。
「ふざけるんじゃねえ!」とか「いいかげんな話をかくな!」とか 「おとなはウソつきだ!」とかの、少年少女の絶望と怒りと悲しみの声でした。
(おっと…ミスに気付かなかった読者のみなさん!「へぇ~、そーなの、どこかな?」とかいって、わざわざ探したりしないでください)
そこで、その箇所を訂正して、ここでおわびするために、このあとがきを書いたのです。
『ジョジョ』は、壮大な構成と緻密な計算のもとにつくられている作品ですが、長くかきつづけると、そこにヒズミやキズができてくるということでしょうか…。
「おとなはウソつきだ」と思った少年少女のみなさん、どうもすみませんでした。 おとはなウソつきではないのです。まちがいをするだけなのです……。
それでは、これからも『ジョジョ』の応援、よろしくね。
第1版:1988年6月15日
ジョジョは長く続くシリーズであり、設定上矛盾がみられることも多々あります。実はシーザーの設定にも矛盾があったのです。というのもシーザーは第一部のツェペリの孫として登場しています。それなのにツェペリは一部で家族もおらず、独身を貫いていたと語っていました。
独身とかいって、子どもおるやんけ!!という読者のツッコミと苦情が作者に殺到したそうです。『ジョジョの奇妙な冒険』4巻にて荒木さんはその矛盾について謝罪のあとがきを載せています。そしてその後「結婚したが家族を捨てた」と訂正されました。
「おとなはうそつきだ!」といった苦情を受けた荒木さんは「おとはなウソつきではないのです。まちがいをするだけなのです……。」としています。
シーザーの最後
シーザーのあの涙なくしては語れない最後はジョジョの名場面の一つですよね。ジョセフの悲痛な「シーザー!!」という叫びは有名です。アニメでは20話。この話はとにかく神回です!カーズとワムウのアジトのホテルを目前にしてジョセフと意見が食い違い、危険を承知の上で単身ホテルへと乗り込むシーザー。
そこでステルス能力を駆使してメッシーナを再起不能にしたワムウと交戦し、翻弄されるもシャボン玉による遠距離攻撃でワムウに確実なダメージを与え続けるのです。しかし、後一歩の所で力及ばず敗北。
それでもなお立ち上がったシーザーは隙を突いてワムウから解毒剤入りのピアスを奪い取ることに成功し、最後の力を振り絞って自分の血で波紋を込めたシャボン玉を作ります。シーザーはその中にピアスをつけたバンダナを入れて飛ばし、力尽きて絶命。死後彼の遺体は崩れてきた瓦礫の下敷きになりました。https://youtu.be/FnEGx2E-ehg「シーザー!!!」と思わず叫んでしまいます。
シーザーのかっこいい画像
シーザーとジョセフのジョジョ立ち
このジョジョ立ちは有名ですよね。何度見てもかっこいいポーズ。友人であるマルクを殺され、怒り心頭なシーザー。ジョセフもシーザーの怒りを理解し、いがみ合っていた二人が初めて協力して戦うことを決意する場面。
イケメン過ぎる!!
シャボンの波紋を使うシーザーのイラスト。きりっとして男らしくてイケメンなシーザーですね。これは女性はスケコマされます。シャボン玉を使って戦うってやはりオシャレですよね。
シャボン玉
シャボン玉がとてもきれいに丁寧に描かれているイラスト。シャボン玉を生み出す手が丁寧に描かれており、男の人の手だなとわかりますね。
いかないで
シーザーの後ろ姿と手にした赤いシャボン玉がとても切ない気持ちになるイラストです。手を伸ばし「行かないで」といいたいですが、このままシーザーは消えてしまいそうですね。
ウインクするシーザー
自然にウインクするシーザー。こういったところが女性にもてる秘訣なのでしょうか。もしシーザーが生きていたら、きっとたくさんの女性を泣かせたんでしょうね。ジョセフはすでに二人の女性を泣かせていますが(笑)
シーザーの名言
「マルクは…ただの若者だった…普通の人びとと同じに…家族を愛し恋人を愛し国を愛し仕事にいっしょうけんめいのただの青年だった ただの若者だったッ!ジョジョオオオオ おまえはひっこんでろォーーーーーー! おれが片をつけるッ!片を付けなきゃあああーーーーッ 気がすまない!」
怒りに燃えるシーザー。シーザーが義理堅い、友人思いなんだなとわかるセリフですよね。しかし、マルクはどうしてあんなに死亡フラグを立てまくったのか…。たぶんほとんどの読者が「こいつ、死ぬな」と思ったのでは?
ただ普通に暮らしていた青年もそこにいただけで簡単に殺されてしまう。柱の男たちにとっては人間はそんなとるに足らない存在なんですよね。
「友人が殺されたのだッ!目のひとつぐらいでへこたれるかッ!!」
風圧カッターで顔を切り裂かれたシーザー。切れたのが瞼の上でよかった。見た目は痛々しいですが、目は見えます。しかし、ひるむことなく向かっていくシーザーはかっこいいですし、度胸があるなと思います。頭に血が上っているとも言えますが。
「おれが最期にみせるのは、 代代受け継いだ未来にたくすツェペリ魂だ! 人間の魂だ!」
シーザーの最後の叫び。ツェペリ家の男として、未来を信じ、人間の魂を見せつけて散ったシーザー。ツェペリの血筋は本当にかっこいい血筋です。
おわりに
根強い人気があり、現在では4部がアニメ放送されている『ジョジョ』のシーザーについてまとめてみましたがどうでしたか?少しでも魅力が伝わったなら幸いです。これを機に作品を読み返してみよう、読んでみようと思われた方はぜひ、シーザーに注目してみてくださいね。きっとシーザーが好きになりますよ。