【西園寺世界】「SchoolDays」の嫌われヒロインはなぜ嫌われるのか?

アダルトゲームからTVアニメ化した『SchoolDays』のヒロイン、西園寺世界。包丁姿が似合う元祖ヤンデレとも呼ばれる彼女がなぜ嫌われるのかを考察します。

西園寺世界とは

基本情報

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榊野学園1年3組で主人公の伊藤誠のクラスメート。母との2人暮らしです。ちなみに母はオーバーフローの過去作品に出ているヒロイン。こんなところで作品をつなげてくるとは流石です。

「黙っていれば可愛い」と原作で主人公が言っていますが、まさにその通り。明るく活発ですが精神的にすごくもろい一面を持っています。この辺りからヤンデレな感じがしますよね。

ちなみにアニメとPS2版では河原木志穂さん、PC版では柚木かなめさんが声優として起用されていました。

略奪愛

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「School Days」「Summer Days」に出演している彼女ですが、 どちらも基本的に略奪愛に走ってしまいます。可愛いのに勿体ない…。

「School Days」では誠と桂言葉が世界のバックアップによって交際することから物語がスタートしています。略奪の定番じゃないですか、間を取り持つ友人って…。

「Summer Days」では誠が清浦刹那と破局し、精神的に落ち込んでいるところにつけこんで自分のものにしようとします。 これまたありがちな略奪ですね。

登場人物の中で最も身勝手で自己中心的な一面がある西園寺世界。普通はルートによって改心したり成長したりするものですが、基本的に世界の性格は治りません

ずっと悪い所ばかり描かれていたため、アニメ放送前は主人公の誠以上に嫌われていました。

放送後の人気投票は3位、と同時に不人気投票で誠の次につけて2位。2人で全体の60%の票を集めていますからその嫌われようは察するに余りあるという感じですかね。

異常な嫌われ具合

各種SNS・掲示板でも叩かれまくっている西園寺世界。一部好感が持てるという人もいますが少数派にとどまっています。

これだけ嫌われていると逆に爽快ですよね。キャラクターとしてある意味成功している気もします。

ヤンデレ

殺人の多いヒロイン

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各媒体のバッドエンドを集めると殺人数が最も多いのが世界です。桂言葉も「School Days」のヤンデレとして有名ですがその比ではありません。

原作版とアニメ版で微妙に違いますが、伊藤誠殺害の流れは大体同じです。

世界は誠の子供を孕みますが、誠は言葉と付き合う事を選び、世界とは別れようとします。それに不満を持った世界は誠をめった刺しにします。ヤンデレの女の子って怖いですね。

『ひぐらしのなく頃に』に負けないグロさというかエグさというかそういうものを持ってますね…殺害シーンを見てると気分が悪くなりそうです。

ちなみにアニメ版では世界は妊娠していません。想像妊娠っていうやつですね。強く思いこむと妊娠に似た症状が現れ体に異変が起きるそうです。現実に症例があるとは信じがたいですが…。

そして言葉に学校の屋上に呼び出され、腹を切り裂かれてしまうというシーンも…有名な台詞「ほら、やっぱりなんにも入ってないじゃない」はここの台詞です。

轢殺

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簡潔に言うと、世界と澤永、誠と言葉がつきあいだして、しばらく経った頃に世界の妊娠が発覚。世界は誠に誠の子だといい、別れを迫る。誠は責任をとるために、言葉と別れる。

その後、世界と言葉が口論した際に世界が倒れ、産婦人科で妊娠2ヶ月であることが発覚。その時期は泰介と付き合い始めてすぐの頃であり、澤永と付き合い始める2週間前辺りから世界とセックスしていなかったことが誠の口から語られる。澤永の子供の可能性がほぼ確定してしまった誠は自分の子でない子供を愛せない、と言って言葉とよりを戻す。そして、「産婦人科にいっしょに行こう」、と電話でいう世界に、「ついて行けない」、という返事をして断ち切る。

世界は言葉が原因であり、殺害する意思を固め、誠と言葉がいる駅のホームで電車が来た瞬間に、言葉を突き飛ばす。言葉を助けようと誠が手をつかむが、一足遅く、誠の手に残されたのは言葉の腕だけであった。それを見て世界が嘲笑を浴びせ続けていた。

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「轢殺」は「School Days」のバッドエンドの一つで、世界のバッドエンドの中では1番と言っていいほど有名なものです。

タイトル通り、電車にひかれて死ぬバッドエンドです。ただしひかれるのは世界ではなく言葉ですが。あらすじは以下の通りです。

悲しみの向こうへ

https://youtu.be/baf046uFAB8「轢殺」の場面で流れる歌といえば「悲しみの向こうへ」です。トラウマソングとして有名な曲で、ゲームかアニメの話を知ったうえで聴くと鬱になれます。アニメ版のエンディングテーマにもなっていました。

歌っているのはいとうかなこさん。「ひぐらしのなく頃に」でも歌っていたので、鬱っぽい作品やバッドエンドが極端な作品でよく歌っている印象があります。

恐怖感を煽るのにちょうどいい声をしているという事なのかもしれません…実際ちょっと声の雰囲気が怖いですし。

妊娠と悲劇

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前述のように世界は想像妊娠したわけですが、その後の展開に関して正確に言うと、言葉が世界の腹部を鋸で裂いて子宮の中を覗き込む、というのが一連の流れです。グロい。グロすぎる。

さて、「やっぱり…、嘘だったんじゃないですか…、中に誰もいませんよ」という言葉の台詞はその後ネタとして有名になりました。

ネット上でSNSのアカウントなどに関して「中の人はいない」という趣旨で使われています。世界みたいに腹部を裂かれる結果にならなければいいですけどね…。

もう一つの悲劇

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世界の悲劇は腹を咲かれたことに留まりません。彼女に対する公式の扱いはどんどんひどくなっていきました。

School Daysではハッピーエンドが言葉より多かった世界。しかしSummer Daysではパッケージに乗りませんでした。さらにサブヒロインに降格

おまけにクロスデイズに至ってはヒロインだったことさえ公式ホームページに載っていない始末。個別EDがなかったりもして可哀想としか言いようがありません。

ユーザーからも公式からも嫌われたしまったようです…そういう売り方のキャラクターもいていいとは思うんですけどね。 

西園寺世界の名台詞

主にアニメ第12話から、西園寺世界の名言をいくつかピックアップしてお届けします。

「酷いよ!自分だけ!桂さんと幸せになろうなんて!」

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伊藤誠を包丁で刺しながら言う台詞です。好きの方向がおかしくなってしまって混乱している様子がうかがえます。この時点でバッドエンドの中の1回目のクライマックスです。

「あなたに紹介してもらった 病院なんか行かない!」

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桂言葉に刺される直前の台詞です。想像妊娠がばれたくなかったのか本気で信じていたのか…おそらく後者でしょう。

ちなみにこの後に、言葉の「嘘、だからですよね?」という台詞が入ります。女同士の醜い争い。怖いです。

この辺りでバッドエンドの中の2回目のクライマックスです。

最後に

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略奪愛のクズっぷりとヤンデレ要素のおかげで主人公に次ぐ嫌われ具合の西園寺世界。これは嫌われるわ…という要素が詰め込まれている感じがします。作者の意図でしょうけど。

でも運営の扱いを含めて色々と不遇なところを知ると、案外好きになれるかも…?