声優でありながら人間国宝として知られる6代目一龍斎貞水の弟子である一龍斎貞友さん。『クレヨンしんちゃん』のマサオくん役などで有名ですよね。アニメではどんなキャラを演じているのでしょうか。紹介していきます。
一龍斎貞友さんって?
プロフィール
出生地\t日本・大阪府
生年月日\t1958年6月20日(57歳)
身長\t155cm
所属\tフリー
活動
活動期間\t1981年 –
デビュー作\tまる子(『まいっちんぐマチコ先生』)
一龍斎貞友さんは、『ちびまる子ちゃん』や『クレヨンしんちゃん』。さらには『忍たま乱太郎』と誰もが小さいころに見ていた長寿アニメで長年レギュラーをされている声優さん。名前を知らない方でも、あのキャラを演じているよといえば「ああ」と納得されるでしょう。
きっと今の一龍斎貞友ではピンと来ない方のが多いかもしれませんね。というもの今までは鈴木みえという芸名で活躍されていましたからね。現在の名前は襲名によるもの。
実は彼女は声優だけでなく、女性講談師でもあるすごいお方。声優も講談師も話のスペシャリストではあります。しかし。講談師はキャラを演じる声優とはまた違い、話芸がよほど達者でないとできないものです。なんと人間国宝の6代目一龍斎貞水の弟子というのですから、すごすぎる!実力派です。
https://youtu.be/DCwNyj_bgj4一龍斎貞友さんの語る怖い話。話し方のうまさがわかります。
声優としてアニメで演じられているキャラクター
マサオくん 『クレヨンしんちゃん』
一龍斎貞友さんの代表キャラの一人。別名「泣き虫おにぎり」。というのも基本的に内向的で気の弱い性格で、すぐに泣くため。しかし、映画版では違う別名も頂いています。それは「裏切りおにぎり」。あまりにも恐怖を覚えると二重人格のように人格がかわり、男らしく大胆な性格になるのです。
しんのすけのツッコミ役で友達。突拍子のないしんのすけの行動に迷惑をこうむったり、助けられたり、迷惑をこうむったり…。何気にしんのすけが恋のライバルで、愛ちゃんが大好き。あんなに内向的なはずなのに恋には積極的です。
ただ、その行動はことごとくスルーされていますが。ですが、マサオはスルーされてもいい。恋の奴隷として愛ちゃんに尽くす所存らしいです。お、男らしい…。実はマサオ君は男らしく、かっこいいのでしょう。カラを破ったら一番のイケメンに…なるのかもしれません。
福富しんべヱ 『忍たま乱太郎』
鼻水というなのなにかを使役する忍者。ちなみに髪は剛毛で、岩にすら刺さります。しんべヱの身体って不思議な点が多いんですよね。あの鼻水で犬なみに鼻が利くという。大食漢でとにかくよく食べることも関係しているのでしょうか。ダイエットすると尻がでかくなるという謎の現象を起こしますし。
おっとりのんびりの性格で、癒し系。実家は金持ち。まあ、あれだけ食費がかかるんですから、金持ちじゃないと養えないでしょうね。いったいどのくらい食費がかかっているのか、想像しただけで恐ろしいです。
さくらすみれ 『ちびまる子ちゃん』
しっかりしている、真面目な働き者のまる子のお母さん。だらしない父のヒロシやまる子を怒っておるシーンが多いため、怖い母親とも思われるかもしれませんが、根はやさしい母親。心配だからこそ口うるさくいってしまうのでしょう。
そもそものんびり、だらしないのが3人、しっかり者が3人のさくら家ですから、母がしっかりしていないと崩壊しかねないですね。いまでこそ面影はないですが、若いころは綺麗な女性でした。ヒロシもイケメンで美男美女カップルだったわけです。…月日というのは恐ろしいですね。
バット 『北斗の拳(第1作)』
リンと共に兄と慕うケンシロウの旅に同行する少年。元々はこそ泥でしたが、それは親代わりの年のわりに擦れた考えをもち、皮肉屋。最初はただの少年でしたが、どんどん強くなり最終章ではケンシロウよりも主役として取り扱われています。
読者が自己投影できるのはケンシロウではなく、心身ともに成長するバットの方ではないでしょうか。2章からはイケメンになり、リンとの恋物語も繰り広げられます。
堺一馬 『ミスター味っ子』
関西弁を話す味吉陽一のライバルの一人。自信家で自ら「味の貴公子」とか語っちゃう痛いところも。しかし、料理の実力はたしか。関西弁で豪快、自信家というなんとも関西弁ライバルのテンプレをなぞる人物。またこういうキャラかと思ったのですが、堺はただのかませ犬ではありません!
特にカレーに関しての腕はすごいものがあります。
阿南スガオ 『少年アシべ』
アシベの元クラスメートで、親友。無口で無表情、さらにするどい目つきから、初見は怖いと思われがちです。しかし、実際は泣き虫というギャップが。ずっとアシベとは仲良しでしたが、アシベが転校したため一人ぼっちになってしまいます。友達と離れるなんて悲しいですよね。
わかるわかるとスガオの気持ちに共感していたんですが、なんとアシベのいない悲しみを紛らわす為に母にアシベのぬいぐるみを作ってもらいずっと離さないという、ちょっと意味が分からない行動をとります。いくら仲良しでもその子のぬいぐるみなんて普通つくらないです…よね?
きっとこの時のスガオはアシベに会いたくて会いたくて震えていたんでしょう。仕方ないね。彼もアシベの転校の後に父の転勤が決まり喜ぶことになるのですが、転勤先はネパール。外国だと!?もともと無口なスガオですが、言葉も通じない国でスガオは「博愛固め」を使い、たくましく生き抜きます。
Twitterの反応
おわりに
一龍斎貞友さんの演じられたアニメキャラクターをまとめてみましたが、どうでしたか?
今までの声優名で覚えていた方は、どんな方なのかと思ったでしょうが、彼女はたくさんの長寿アニメで愛させている声優さんです。とても味のある声をしていますよね。少年役が多いですが、母親役などの大人の女性としても活躍しています。これからも彼女の声を聞く機会は多いでしょう。
もしこの機会で初めて知ったことがあれば聞き比べもしてみることをお勧めします。一龍斎貞友さんのすごさを改めて感じれますよ。