ララァは聖女か、娼婦か。アムロとシャアを迷わせた女子力とは?!【機動戦士ガンダム】

ララァ・スンの素性や生い立ちは一切不明です。ある時はあどけない少女、ある時は妖艶な大人の女の顔を見せながら、シャアとアムロを惑わせた、ララァの女子力について、まとめてみました。

ララァ・スンとは

出典:http://blogs.c.yimg.jp

宇宙世紀0079年の一年戦争中に、シャア・アズナブルによって見出され、フラナガン機関で育てられたニュータイプの少女。ジオン軍少尉。

彼女のニュータイプ能力は非常に高く、サイコミュシステムを搭載したモビルアーマー「エルメス」によるオールレンジ攻撃により、宇宙要塞ソロモン攻略戦の後に集結していた地球連邦軍の艦船やモビルスーツを次々と撃破し、ソロモンの亡霊と恐れられた。

インド系で肌は浅黒い。額にはヒンドゥー教の女性がしているビンディが見られる。

出典:https://ja.wikipedia.org

ララァを演じていた声優は、潘恵子さん

出典:http://seigura.com

愛称\t潘さん

性別\t女性

出生地\t日本の旗 日本・東京都港区

生年月日\t1953年4月5日(63歳)

血液型\tO型

身長\t152 cm

職業\t声優、女優、西洋占星術師

事務所\tジャストプロ

著名な家族\t娘:潘めぐみ

出典:https://ja.wikipedia.org

ララァの声を演じていたのは、潘恵子さんです。ララァのような神秘的なキャラクターから、清楚な少女や高貴な女性などを多数、演じていらっしゃいました。娘の潘めぐみさん「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」で、アルテイシア・ソム・ダイクン(セイラ・マス)を演じています。

Twiterの反応!「機動戦士ガンダムThe ORIGIN」 第4話のララァ役は誰になる?

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」第4話でついにララァが登場します。アムロ役の古谷徹さん、シャア役の池田秀一さんと同様に、ララァを藩恵子さんが担当されることを期待する声があがっています。

最期を共にした愛機、ララァ・スン専用モビルアーマーとは

ララァの愛機は、ニュータイプ専用モビルアーマー「エルメス」

出典:https://middle-edge.jp

形式番号:MAN-08

全長:85.4m(47.7m・28mなど諸説あり)

本体重量:163.7t

全備重量:291.8t

ジェネレーター出力:14,200kw

スラスター総推力:645,200kg

装甲材質:超高張力鋼

武装: 

メガ粒子砲 2門

ビット×10機

本体の武装は長距離射撃用メガ粒子砲が2門のみで、機体自体がビットの運用目的に特化したものとなっている。 ブラウ・ブロやジオングなど同時期のニュータイプ専用機のオールレンジ攻撃が有線誘導式だったのに対し、本機はミノフスキー粒子格子の振動波をサイコミュで制御するミノフスキー通信によりビットを無線誘導し、長距離からの攻撃もしくは攻撃対象に対して予期せぬ方向からの攻撃が可能である。全長8.4mのビットにはビーム砲が装備され、搭載された小型ジェネレーターによりエネルギー供給を行う。1基のメインバーニアと無数に配置された姿勢制御バーニアにより高い機動性を誇る。ビットにはモノアイが設けられ、捉えた敵機の映像をサイコミュを介してパイロットに伝達する。

出典:https://ja.wikipedia.org

出典:http://ameblo.jp

ララァが乗っていたのは、ニュータイプの能力を最大限に引き出すために開発された、ニュータイプ専用モビルアーマー「エルメス」です。試作として3機が製造され、そのうちの2号機がララァ専用に調整されました。

当初、敵艦の策敵能力を超えた遠距離からビットを操作して攻撃し、大きな戦果をあげていましたが、ララァの負担を軽減するための改良で長距離の遠隔操作ができなくなります。

出典:http://gundamlog.com

MS IN ACTION !! ララァ・スン専用モビルアーマー MAN-08
バンダイ (2003-12-20)
売り上げランキング: 87,329

アムロV.S.シャア、ララァをめぐる三角関係

出典:http://chomanga.com

ララァは、シャアを守ることに情熱をそそぎ、宇宙に散りました。そして、シャアの心に後々まで残る深い爪痕を残しました。しかし、アムロのニュータイプとしての覚醒を加速させたのもまた、ララァでした。

三者の関係は、シャアとアムロの間にイデオロギーを超えた根深い確執を残します。多くの考察や評論で書かれていますが、ララァはニュータイプとしてアムロと強く共鳴し、互いに惹きつけられましたが、生身の女としてはシャアを愛していたと思われます、

出典:http://stat.ameba.jp

ララァの死は、シャアにとっても、アムロにとってもとりかえしのつかない痛手となった、まさしく悲劇でした。反面、ララァの死こそが、三者の関係をもっとも平穏な形で終息させる結末だったとも考えられます。

なぜなら、ララァのシャアへの愛情はすでに引き返せないレベルになっており、ララァは理性と感性でアムロに、感情と本能ではシャアに強く惹かれていました。

出典:http://gundam1uruyo.blog.fc2.com

もし、ララァが生き永らえていたら、女として愛したシャアと、ニュータイプとして共感したアムロの間で、どちらにも抗えずに、ララァの心は二つに引き裂かれたでしょうから。

そして、ララァをめぐるシャアとアムロの確執や対立が過激化したであろうことも、容易に想像できます。

「ララァは賢いな」から垣間見えるシャアとの大人の関係

出典:http://ameblo.jp

リビングのソファにかけて、テレビを視ているララァとシャア。シャアが人前では決して見せない素顔になって、寛いでいます。その時点で単なる上官と部下の関係ではないことを感じさせます。

画面に映っていないガンダムの勝利を予見し、その能力ゆえに自分はシャアに拾われたと言うララァに、シャアは、この男らしくもない下から目線でララァを褒めあげます。

出典:http://blogs.yahoo.co.jp

シャアのララァに対する称賛の中には、自分の女の価値を再確認した満足感と感謝が垣間見えます。2人の会話からはシャアとララァが男女の関係にあり、少なくともララァが、シャアに女として所有されていることを肯定していることがわかります。

シャアが称賛したララァの賢さとは、ニュータイプとしての能力だけではありません。ララァは、シャアとの間に男女の関係があっても増長せず、自分を卑下することもなく、シャアが利用価値ありきで関係を維持していることをとがめることもしません。

シャアは、自分の男としての身勝手を許容し、“都合のいい女”に徹して甘やかしてくれる、ララァの大人の女としての賢さを称賛したのです。

「ララァは私の母になって」発言でわかる女子力!【ララァの名言付き】

「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ」

出典:http://gundamlog.com

シャアは、アムロとの最後の死闘の真っ最中にこの言葉を叫びました。言わずにはいられなかったと言うか、これ以外にアムロに言うべきことはなかったのでしょう。

全てを受け入れ、支えてくれるララァの無償の愛を“母”と表現したかったのだと推測します。また、ニュータイプとしての覚醒を導いてくれる存在という意味合いもあったのかもしれません。

ララァの女子力を裏付ける3つの名言

出典:http://blog.livedoor.jp

ララァの女子力を裏付ける名言をご紹介しましょう。

■「そのために大佐は私のような女を拾ってくださったんでしょう?」
ガンダムの勝利を予見したことを賞賛するシャアに対して

■「それはかまいません。大佐は男性でいらっしゃるから。ですから私は、女としての節を通させてもらうのです。これを迷惑とは思わないでください。」
「ララァの才能を愛しているだけだ」というシャアに対して

■「シャアを傷つけるいけない人 あなたを倒さねばシャアが死ぬ」
戦場で邂逅したアムロに対して

何も望まず、すべてを手に入れる究極の女子力

出典:http://blogs.yahoo.co.jp

ララァには、戦うための大義もイデオロギーも必要ありません。愛した男=シャアが望むから、シャアを守るため、何の見返りも求めず、自分のすべてを捧げてシャアを守り通しました。

ララァにとっては、シャアが自分を愛しているかということも大した問題ではないようです。自分が愛しているから、恩義を感じているから、ただそれだけですべてを捧げられるのがララァのすごさです。

その後、シャアは何人の恋人を持ってもララァを心に棲まわせ続け、生死の境目でなお、前述のセリフを吐くことになります。何も望まず、シャアの心を手に入れたララァ。これこそ究極の女子力ではないでしょうか。

最後に

出典:http://blogs.yahoo.co.jp

若くして逝ったララァですが、不幸だったとは思えません。短い間とは言え、シャアを独占した訳ですし。自分の意志を貫いたララァの生き方には潔さやすがすがしさを感じます。

その後のシャアは、ララァのような覚悟を持ちあわせない女に次々と手を出しては関係をこじらせることを繰り返します。 ニュータイプとしても、女性としてもララァの存在は大きかったんですね。

ララァの最期が描かれた「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」